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アメリカ入国恐怖症 [つぶやき]

クリントン米国務長官来日の記事を読んでいて、先月のヒューストン空港での入国審査時の不愉快な体験が蘇った。アメリカは乗り継ぎでも入国審査を受けなければならない。入国カードとパスポートを提出するほか、指紋採取(全部の指)と顔写真撮影がある。

指紋がよく採れないらしく、指紋採取で引っかかった。係員が来るから待てと言われる。日本の主婦は毎日手で皿洗いをやっているから指紋が消えかかっているのだと言っても、当然聞いてはくれない。そして、迎えに来た人に別室に連れて行かれた。もちろん夫であっても同行は許されない。

連れて行かれた部屋に入ったら、ほとんどがアラブ系の顔をした男性たち。私にもテロリストの疑いがかかっているわけ?、指紋を採取する機器の性能がよくないんじゃないのとアメリカのヒステリックなやり方に俄然怒りがこみ上げてきた。しかし、ここはおとなしく待つしかないと覚悟を決め、待つこと30分、ようやく無罪放免となる。長い時間待たされているアラブ系の人たちを気の毒に思いながら、退室した。

帰りの飛行機で、隣の席だった60代の女性は、以前ツアーでアメリカに行ったとき、やはり別室に連れて行かれ、放免されるまで1時間以上かかったそうだ。添乗員の方がずっと待っていてくれ、ほかのツアーメンバーは先にホテルに向かったとか。その方は世界中あちこち行っているらしく、中東にも何度か行ったから、余計まずかったのかもとおっしゃっていた。アメリカに行くなら、パスポートが新しいうちに行ったほうがいいわよと言われたが、関係あるかなあ。

今回は乗り継ぎに数時間あったからよかったものの、2時間くらいしかなかったら、かなり焦ったはず。年とともに薄くなった指紋は元に戻せないんだろうし、またこんな目に会うなら、アメリカには近づきたくないと思ってしまった。

DSC07917.JPG
ヒューストン空港で。空いている椅子はたくさんあるのに、床に寝て、パソコンをお腹に乗せて、くつろいでいるカップル。

明日から3日間12,000円の切符で、本を担いで岩手の温泉へ。雪見風呂に浸かって、少しのんびりしてくるつもり。
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五十路

大人の休日倶楽部ですね。
今回は、私は見合わせ。
ゆっくりしてきてください。
南米旅行に、疲れ?癒してきてください。
by 五十路 (2009-02-16 21:35) 

clifton

そうです、JR東日本の大人の休日倶楽部のパスです。
シーズンオフに限る年4回の設定ですが、なかなか4回すべては
利用できませんね。今期は函館、弘前、今度の花巻で3回です。
本当にお得なので、せいぜい利用したいと思っています。
by clifton (2009-02-16 23:17) 

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