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北京の旅(その3:街の光景) [旅]

ここ数年の間に行ったチベットや新疆を除くと、中国の大きな町に滞在したのは十数年ぶり。北京は以前行った上海、四川省の成都、雲南省の昆明などから抱いていたイメージと全く違って、整然としてゴミひとつ落ちていないきれいな街だった。これもオリンピック効果か。

掃除人があちこちにいて、常にゴミを片付けているし、ゴミ箱も200mおきくらいに設置されている。恐怖のトイレも鍵が壊れているのはあるが、昔ほど汚くない。これだけきれいだと、ゴミも捨てにくくなるのではなかろうか。

1日フリーだった3日目は、ホテルから王府井大街を通り、景山公園まで約3kmの道を歩き、そこからさらに徒歩で2km先の鼓楼、鐘楼に向かった。周辺の胡同を歩き回り、帰りは2km先の地下鉄の駅まで歩いたので、1日で10kmくらいは歩いたと思う。疲れたけど、いろいろな人に出会えて面白かった。

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オリンピックで有名になったスタジアム「鳥の巣」。

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オリンピック選手村はマンションとして売り出しているが、まだ三分の一しか入居していないとか。広いところは高いので売れないらしい。

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どこを見ても新しいビルが多い。

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北京の道路は広い。最高は16車線。それでも、車の激増で8時過ぎると渋滞する。オートバイが走っていないのが不思議だったが、乗り入れが禁止されているそうだ。

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レクサスのスポーツ車に乗る若い男女。親が共産党幹部か、企業経営者か、それとも本人が起業家なのか。

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トローリーバスも2階建てバスも走っている。運賃は1元(14円)。

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地下鉄の駅。路線は5つある。

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切符の自動販売機。運賃は一律2元(28円)。バスの2倍の料金のせいか、60代以上の乗客はほとんどいなかった。昼間でも車内はかなり混んでいる。

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改札の前に、荷物のセキュリティチェックを受けなければならない。

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切符はカードでタッチして入り、降りるときには差し込む。

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北京の銀座、王府井(ワンフーチン)の通り。一日中歩行者天国になっている。

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夜になると観光客がいっせいに集まってくる。

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王府井大街から東安門大街に入ったところにある夜市。90軒近い屋台が並ぶ、北京市公認の屋台街だ。

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王府井書店。6階まであり、階ごとにジャンル別になっている。小説のコーナーでは立ち読みどころか座り込んで読んでいる人もいた。

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いずこも健康志向のようで、健康関連本がたくさん並んでいた。

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王府井通りにあるショッピングモール。

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王府井の路上で化粧品のキャンペーン中。

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ホテルから天安門への道路沿いには花が植えられている。

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朝の王府井で道路清掃中の車。

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早朝、天安門近くで掃除中の女性。

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やはり早朝、水やりをしている人。

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ゴミ箱はリサイクル用と二つに分かれている。

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公衆トイレがあちこちにある。

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景山公園入り口。一番上の万春亭に登ると、北京の街が一望できる。

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鼓楼。明・清代に太鼓で時刻を知らせていた。

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鼓楼に登る階段。ここはさすがに登っている人が少ない。

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階段を登ったところにある太鼓。複製品。

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鐘楼。ここも鼓楼と同じく急な階段を登る。

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水時計で時間を計り、鐘をついて時間を知らせていた。鐘は高さ3.5m、重さ4トンの巨大なもの。

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鼓楼から眺めた胡同の街並み。胡同は元の時代からの四合院造りの伝統的家屋が連なる路地のこと。

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以前見た中国映画「胡同のひまわり」や「胡同の理髪師」を思い出しながら、路地を歩いた。

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オリンピック以後も取り壊されている胡同が多い。そのうちに観光用だけになってしまうかも。

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北海公園の北にある「前海」という池。

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前海付近には古い家を改装して店にした通りがあり、観光客で賑わっている。
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