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北京の旅(その4:人々) [旅]

観光地や街で、いろいろな人を見かけたが、印象に残ったのは子どもとお年寄り。30年前に始まった一人っ子政策で、子ども1人という家族が普通だ。年収の10倍くらいの罰金を払えば、2人目をもつことができるが、よほどのお金持ちじゃないと無理。よって、子どもはとても大事にされている。現地ガイドのSさんは自分は教育ママで、小学生の娘さんに英語とピアノを習わせていると話していた。

Sさんはご主人の両親と同居していて、仕事で遅くなっても娘を見てもらえるから助かると言っていたが、最近は親と住まない人も増えてきて、孤独死が社会問題になってきているそうだ。どこの公園にもシニアがあふれていたが、現役でもおかしくない年齢の人もいた。Sさんに中国の定年年齢を尋ねたら、男性55歳、女性50歳。それじゃ、まだまだ元気なはずだ。

定年を延ばして養老保険の受給を遅らせるという案に対して、それでは仕事にあぶれている若者たちがますます職に就けなくなるという意見もあって、日本と同様、中国も少子高齢化の問題に直面しているらしい。

八達嶺長城見物に来ていた人たち。

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観光客が行き交う通路でお昼ご飯を食べている人もいた。

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明十三陵でトランプをしている人たち。どこに行ってもトランプしているグループを見かける。

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頤和園で、水をつけた筆を両手に持って書いている器用な人。

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1日目の夜、オプションで雑技団の公演を観た。料金は260元。会場は外国からの観光客でほぼ満員。すごい技の連続で、期待以上だった。ほかに京劇とカンフーミュージカルがあったが、朝早くから出かけて、一度もホテルに戻らずのスケジュールで疲れるので、2日目は何も観なかった。

故宮の3倍以上ある広大な天壇公園ではさまざまな趣味を楽しむ人々がいた。公園はスポーツクラブとカルチャーセンターを一緒にしたような所で、見ているだけでも参加しても面白い。

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ルンバのステップ練習中
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フォークダンス
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社交ダンス
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太極拳
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発声しながらの体叩き
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盆踊り風
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団扇風のラケットでボール遊び
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輪を持って体操
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両手にラケットを持ってバドミントン
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布を使っての体操
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孫のお守をする人もいる。
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カラオケ大会
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おじさんのトランプ
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おばさんのトランプ
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麻雀の変型?

朝、天安門に散歩に行ったら、既に8時半の開門を待つ人たちがいた。

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若い女性たちは元気溌剌。

フリーの日、景山公園に徒歩で向かう際、小さな公園で水を含ませた筆で書を楽しんでいる人たちが見えたので、入って行った。見事な書にしばし見とれていたが、やってみたくなり、頼んだら筆を貸してくれた。「一期一会」と書いてから、これは日本語だと気づき、次に「敬天愛人」と書いたら、おじさんがすごく喜んでくれて、同じ字を横に書いてくれた。その書があまりに素晴らしく、自分の書いた字が恥ずかしかったが、書でちょっとだけコミュニケーションがとれて嬉しかった。いろいろ話しかけてくれたが、全く分からず、「トンジン(東京)」と「シェシェ」しか言えなかったのが残念。

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石の上に書くので、紙要らず。
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私が何を書くのか、興味津々に見守る人たち。
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書の名人のお二人。

景山公園は牡丹の花が満開だった。種類も本数も多く、それはそれは見事だった。

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写生をする人たち。
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素人京劇を上演中。右側に立っている女性が歌っている。
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ご主人が奥さんの肩もみをしていた仲良し夫婦。
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可愛い子どもがたくさんいた。

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景山公園前の路上で営業中のマッサージのおじさん。「マッサージ」と英語で客引きされた。

前海や鼓楼付近では、結婚式の前撮りをしているカップルを見かけた。台湾式が大陸でも流行しているようだ。台湾では結婚式前にお金をかけて立派なアルバムを作り、その中の何枚かを大きく引き伸ばして、式場に飾るというのが一般的。

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中国では赤はおめでたい色のせいか、赤のドレスが多かった。
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こちらは国際結婚。食事をしていたレストランから撮影。

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鼓楼付近をペットを連れて散歩するお年寄り。一人暮らしなのかも。

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日本のマンガが好きと話していた、鐘楼の入場券チェックをしていた男性。

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鐘楼近くのバーで働く若者。

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昼食中。

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路上で麻雀中の女性たち。

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王府井の食品店のナッツ売り場の店員さん。今回はここでナッツ類を買っただけ。市場に行く時間がなかったのが本当に残念。次回は何を差し置いても市場へ行こう!

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最後の夜、王府井のオープンカフェで生ビールを飲んでいたら、隣のテーブルにベルギー人カップルとアメリカ人がいた。ちょっと話したら、一緒に飲もうということになり、テーブルをつなげて、5人で宴会。ベルギーの男性は料理人で、日本に行ったら、包丁を買いたい、特に刺身包丁が欲しいと言っていた。アメリカ人にどんなお土産を買ったのと聞いたら、娘にキティちゃんグッズを買ったというから、日本のキャラクターよと言ったら、中国だと思っていたと。どうせコピーだろうから、確かに中国製にちがいないが、本家は日本なのよ!
コメント(4) 
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コメント 4

ばろっく

中国は香港と上海しか行ったことがありませんが、
どちらの公園も人がたくさんいました。

踊る人、歌う人、奏でる人、書く人・・・、
そして花嫁衣装、他の国では見られない光景です。

北京の写真は上海の光景とまったく同じです。
なぜ、言葉も文化も違う北京と上海で、寸分違わぬ光景が繰り広げられているのか。

とっても不思議。



by ばろっく (2010-05-19 07:04) 

clifton

台北の公園でも同じようなものです。中華系共通の文化なのかも。

でも、最近の台北では若い人はスポーツクラブでマシーンを使って
運動していますよ。17-8年前の上海では今回の北京のような光景
は見られませんでしたから、やはり人々に生活を楽しむゆとりが出て
きたのではないでしょうか。

あと何年かすれば、上海や北京でも公園はお年寄りだけで、現役組は
有料のスポーツクラブで汗を流すということになるかもしれません。
by clifton (2010-05-19 07:58) 

kazu

おかえりなさーい。
ひさしぶりにお姿拝見! 地元の人みたいに馴染んでいらっしゃるような、、、。
よく食べ飲んで歩いた旅の記録、楽しかったです。
キアリのシェフが話していたお気に入りの公園は、
そう、たしか天壇公園でした。
シェフは、フォークダンスをいっしょに踊ったとか!?
見学だけでなく、筆を持ってみたり、参加することが楽しさを深めるのだなあと感じました。

ツアーの実情もよくわかり勉強になりました。
by kazu (2010-05-20 21:47) 

clifton

kazuさん、こんばんは。
今回のツアーはホントにお得でしたよ。フリーでこの料金なら、またすぐにでも行きたいくらいですが、北京フリー滞在という格安ツアーはないようです。安くしている分を土産物屋のバックマージンで儲けるのでしょう。

天壇公園では、私たちのツアーメンバーも太極拳やルンバなど、ちょっとだけ参加しましたよ。公園はとてつもなく広いし、さまざまな同好会が集まっているので、一日中いても飽きないと思います。

不便だったのは中国の漢字が簡体字であることです。元の字を類推できないと意味も分からないし。その点、台湾は楽ですよ。
by clifton (2010-05-20 22:23) 

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