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『ジョジョ・ラビット』 [映画]

昨夜から強い北風が吹きまくり、急に冬らしくなった。今日一日は風が止まないとの予報に、これ幸いと映画に行く。トロント映画祭で最高賞を受賞したアメリカ映画『ジョジョ・ラビット』を品川で観た。いつも中国語が飛び交っている品川駅周辺が閑散としていて、びっくり。ホテルはキャンセル続出で大変だろうな。

第二次大戦下のドイツが舞台。10歳のジョジョは、立派な兵士に憧れ、ナチスの青少年集団ヒトラーユーゲントで訓練の日々を送っている。訓練中にウサギを絞め殺すよう命令されるができずに逃してしまう。それで、「ジョジョ・ラビット」というあだ名をつけられ、馬鹿にされる。ある時、自宅の壁裏に潜んでいたユダヤ人の少女エルサを見つける。母親が匿っていたのだ。ヒトラーを盲目的に崇拝しているジョジョだが、エルサや母親といろいろなことを話すうちに少しずつ自我が芽生え、自分の頭で考えるようになる。

戦争、差別や偏見、洗脳の怖さなどがコミカルに描かれている。笑えるシーンばかりではなく、ショッキングなシーンも出て来る。戦争映画でもあるし、少年の成長物語でもある。なかなか斬新な切り口の戦争映画で面白かった。

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林試の森公園の椿
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