「アッコちゃんシリーズ」が面白い [読書]
朝方の雨が止んだと思ったら、霧雨のような細かい雨が時折落ちてきて、暗い一日だった。午前中に1人で図書館→郵便局→スーパーを回り、あとは読書三昧。連れ合いがコーヒーの豆を買いに行くというので、昼用のパンを頼む。女性一人で焼いているパン屋さんが近所にあり、いつもここで買う。連れ合いはあんパンとクリームパンがお気に入り。私はクロワッサンとチーズ入りパン。お店の人も連れ合いが行くと、何を買うかわかっているみたい。
このところ、柚木麻子の小説にはまっている。「BUTTER」、「ナイルパーチの女子会」、「本屋さんのダイアナ」と続けて読んだ。女性の心理をよくとらえていて、しかも描き方が上手くて面白い。アッコちゃんシリーズは、「ランチのアッコちゃん」から始まって、「3時のアッコちゃん」、「幹事のアッコちゃん」と続く連作短編集。
彼氏にふられて元気をなくしている派遣社員の三智子は、ある日上司の黒川敦子部長から変わったことを依頼される。三智子が作って来る弁当と部長(通称:アッコさん)のランチを1週間取り替えっこしようというのだ。仕方なく従う三智子だったが、アッコさんがランチをするお店を巡る中で、さまざまなこと遭遇し、徐々に自分が変わっていくのを実感する。
アッコさんの人物像がとても魅力的で、やることなすことがすべて痛快。出て来る食べ物にも気をそそられる。3作品ともさくっと読めて、面白くて楽しいし、気分転換にはもってこいの作品。
長いもの出汁煮。長いもは煮るとほっくりして美味しい。
このところ、柚木麻子の小説にはまっている。「BUTTER」、「ナイルパーチの女子会」、「本屋さんのダイアナ」と続けて読んだ。女性の心理をよくとらえていて、しかも描き方が上手くて面白い。アッコちゃんシリーズは、「ランチのアッコちゃん」から始まって、「3時のアッコちゃん」、「幹事のアッコちゃん」と続く連作短編集。
彼氏にふられて元気をなくしている派遣社員の三智子は、ある日上司の黒川敦子部長から変わったことを依頼される。三智子が作って来る弁当と部長(通称:アッコさん)のランチを1週間取り替えっこしようというのだ。仕方なく従う三智子だったが、アッコさんがランチをするお店を巡る中で、さまざまなこと遭遇し、徐々に自分が変わっていくのを実感する。
アッコさんの人物像がとても魅力的で、やることなすことがすべて痛快。出て来る食べ物にも気をそそられる。3作品ともさくっと読めて、面白くて楽しいし、気分転換にはもってこいの作品。
長いもの出汁煮。長いもは煮るとほっくりして美味しい。
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