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『KCIA 南山の部長たち』 [映画]

今年初めての映画を観に品川へ。月に2-3本観ていたのに、このご時世なのでちょっと控えていた。1カ月ぶりに観たのは、韓国映画『KCIA 南山の部長たち』。1979年に実際に起きた朴正煕大統領暗殺事件を扱った作品。

1979年10月26日、韓国の諜報機関、中央情報部(KCIA)の部長であるキム・ギュヒョンが宴会の席で朴大統領を射殺する。KCIAの部長は大統領の側近で、政権No.2の地位にあり、絶大な権力を持っていた。物語は事件の40日前に遡って、キム部長が大統領を暗殺するまでを描いている。

アメリカに亡命した元KCIA部長がアメリカ議会で、独裁者、朴大統領の腐敗ぶりを告発。大統領が激怒し、キム部長はアメリカの揺さぶりと大統領との間で、事態の収拾に苦悩。そして、国内ではデモが頻発。軍が鎮圧すればよいという強硬派の意見にキム部長は反対するが、大統領は賛成する。やがて大統領が自分を排除するつもりだと知ったキム部長は最後の手段に出る。

終始ヒリヒリするような緊張感が漂い、結果がわかっているのにドキドキし通し。最後に裁判所で本物のキム部長の意見陳述のシーンがでてきて、現実に起きた事件なのだと納得。見ごたえのある極上のサスペンスで、さすが韓国映画はレベルが高いと感心する。キム部長役のイ・ビョンホンの演技が秀逸。今までと全くイメージの異なる役を見事にこなしていた。

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映画館のすぐ近くに秋田県のアンテナショップがあり、いつもここで野菜を買う。今日は菜花があったので、炒めた。
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