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『BLUE/ブルー』 [映画]

晴れているのに、風がひんやりと冷たく感じられた。品川で邦画『BLUE/ブルー』を観る。観客はたったの10人。ロビーも閑散としていて、寂しいくらいだ。

あるボクシングジムに所属する男たち3人の物語。ブルーとは挑戦者のコーナーのことらしい。瓜田はボクシングに情熱を燃やし、だれよりも努力しているが、負け続けている。才能とセンスに恵まれている小川は日本チャンピオン目前だが、ボクシングのせいで物忘れや頭痛など脳に障害が出ている。そして、単にもてたいがためにボクシングを始めた楢崎。三人三様のボクシング愛が詰まった作品。

監督自身が30年間もボクシングをやってきた人だと知って、試合や練習シーンのリアルさが納得できた。強い人が勝ち、弱い人が負ける世界。しかし、ボクシングに向き合った時間はそれぞれの男たちにとって、かけがえのないものだった。ボクサーを演じた松山ケンイチ、東出昌大、柄本時生が好演。ボクシングには全く興味がなかったが、見てよかった。

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