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「そして、バトンは渡された」を読む [読書]

散歩に出ようとしたら、ザアーっとにわか雨が降った。少し待って、傘持参で8時近くに出発。一雨降ったせいか、風が涼しく感じられた。林試の森は、早朝より空いていて、静かでよかった。


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本日の林試の森

瀬尾まいこ著「そして、バトンは渡された」を読んだ。本屋大賞受賞作で映画化されたが、観ていない。

優子は3歳で母親を事故で亡くし、小学2年の時に父親が再婚。継母、梨花と3人で暮らすことになる。梨花になついて平和で幸せな日々を送っていたが、3年後に父親がブラジルに転勤になる。梨花はブラジルには行かないと言う。どちらと一緒に暮らすか選ぶように言われ、学校を変わりたくない一心で継母と暮らすことを選ぶ。結局父親と継母は離婚し、その後、実父は再婚、継母の梨花は優子を連れて二度再婚し、離婚。一方、高校生になった優子は梨花の再婚相手で、20歳しか年が違わない森宮と二人暮らしをしている。何度も苗字が変わり、何人もの血のつながらない親と暮らした優子が結婚するまでの話。

物語としては面白いが、現実離れしたファンタジーな作品。家族の形態はさまざまであるけれど、実際にはこんな人間関係はありえないだろうなと思う。小説だからと言われれば、それまでだが、いまいち心に響くものがなかった。


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もう終わりかと思えたノウゼンカズラが再び咲き誇っていた。

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モミジアオイ

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雑草のヘクソカズラ
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