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『だれもが愛しいチャンピオン』 [映画]

目黒駅から恵比寿ガーデンプレイスまで歩いたら、大晦日とは思えぬ暖かさで、コートを脱ぎたいくらいだった。道行く人も少なく、都会の喧騒が全く感じられない。映画館も空いていた。東京の人口が2割くらい減った感じ。今年の映画の見納め、51本目は『だれもが愛しいチャンピオン』。

スペインのプロ・バスケットボールのサブコーチ、マルコは短気を起こし、コーチに逆らって、解雇される。そのあげく、飲酒運転でパトカーに衝突し、逮捕されてしまう。罰として、社会奉仕活動をやらされることになるが、命じられたのは知的障がい者たちのバスケットボールチームを指導することだった。初めはメンバーの言動に戸惑うマルコだったが、彼らの純粋さや一生懸命な姿に触れていくうちに彼自身が変わっていく。そして、チームは快進撃を続け、遂に全国大会で決勝に進む。

実際に障がいを持つ600人からオーディションで選ばれた10名が演じているだけあって、真実味があった。ユーモアと人間味にあふれた心温まる作品。新しい年を迎えるにあたって、締めに見るのにふさわしい映画だった。

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例年のように、恵比寿ガーデンプレイスにはバカラのシャンデリアが輝いていた。

夕食時にはいつもCDをかけているが、今夜は久しぶりにレコードにした。ブルーノ・ワルター指揮の第九を聴く。年越しそばならぬ年越し餃子で。

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24個入りの皮を2袋分作って、半分は冷凍に。
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