SSブログ

『キャッツ』 [映画]

風が強かったので、今日は映画へ。いつも行く品川の映画館は時間が合わず、久しぶりに渋谷で観たのは、かの有名なミュージカル「キャッツ」を映画化した作品。

若い白猫ヴィクトリアは、ある夜ロンドンのゴミ捨て場に捨てられる。臆病な彼女は、そこで「ジェリクルキャッツ」と呼ばれる猫たちと出会う。彼らは人間に飼いならされることを拒否し、自由気ままに生きている。満月の夜に年に一度の舞踏会が開かれ、生まれ変わることができる1匹が選ばれることになっていて、さまざまな猫たちが歌やダンスで自分を表現する。

出演者は全員猫に扮しており、私の好きなイギリスの名女優ジュディ・デンチも出ていたのにはびっくり。しかし、途中眠気に襲われるほど退屈だった。ジェニファー・ハドソンの「メモリー」を聴けたから、まあいいかという感じ。

30年前、クリーブランドにアメリカの友人を訪ねた帰りにニューヨークに寄り、ブロードウェイで「キャッツ」を観た。当時はエイズが大問題になっていた時期で、幕間に舞台で募金を呼びかけ、応じた人は舞台で出演者と握手できた。私も何ドルか寄付して、握手したのを思い出した。十数年位前には五反田のテント劇場で、劇団四季の「キャッツ」を観た。このミュージカルは、やはり舞台でこそ面白い。映画にする必要などなかったんじゃないの。

a.jpgc.jpgb.jpg
数年前、母が実家に暮らしていた頃にいた猫たち。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感