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『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』 [映画]

東日本大震災から明日で丸9年。あっという間だったような、長かったような、一口では語れない歳月だ。福島の原発事故は一体いつになったら、収束するのか。いまだ汚染水が増え続け、その処理に困っている現状を考えると、気の遠くなるような年月がかかりそうだ。

品川で、『Fukushima 50』を観てきた。原作はノンフィクションだそうだが、読んでいない。福島原発が大地震による津波に襲われ、浸水。全電源喪失で原子炉の冷却装置が停止、メルトダウンの危機に直面する。作業員たちは容器内の圧力を下げるために、ベントという危険な作業に取り掛かる。

3.11以後の数日間を時系列に描いていて、緊迫感が伝わってきて見ごたえがあった。メルトダウンを阻止するべく立ち向かった作業員の方々の決死の行動には敬服するけど、国を守るための特攻隊みたいに描かれていたのがちょっとやり過ぎ。それに在日米軍のエピソードやラストの桜のシーンなどは余計だった。もっとドキュメンタリータッチに徹したほうがよかったのに。

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札幌の「きたキッチン」で見つけたニセコの奥土農場の田舎パン。小麦もライ麦も農場で栽培。レンガを手積みして造った石窯で薪をたいて焼く。もっちりとしていて、甘味と酸味があり、旨い。昨秋、「情熱大陸」をGYAOで見て、この農場のことを知った。すっかり忘れていたが、「きたキッチン」で、朝食用のパンを探していて農場名に目が行った。お店の人に、これ情熱大陸に出ていた人のパンですか?と聞いたら、そうですよ、週に2回だけ入るんですと言われ、即お買い上げ。
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