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若者に励まされる [つぶやき]

今日は公園の混雑を避けて、近所の住宅街を30分ほど散歩しただけ。最後にちょっと八百屋に寄ったら、商店街にはやはり人がいた。田舎の道を歩いていると、車は通りすぎるが人にはめったに会わない。でも、東京は人口が多いので、散歩していても買い物に行っても人に会う。かと言って、狭い家にじっとしていたら、精神的に参ってしまう。1日に3回、外出を控えるようにと区の放送があるけど、1日に1回は外に出て、少しでも歩くようにしている。

オランダの若者、ルークからフェイスブックのメッセンジャーを通して、私たちのことを心配して、状況を尋ねてきた。彼は絵描きで、メキシコ、ブラジル、ギリシャ、イタリアなどさまざまな国に滞在して、絵を描いていた。5年前のロシア旅行の帰国便で席が隣だった縁で知り合った。2年前に再度日本を訪れた時には天ぷら屋でご馳走して、我が家にも招いた。今年の5月にも来日することになっていたが、当然来れない。ずっとオランダの故郷に留まっている。

コロナ騒ぎが起きるまでは、世界は狭い、その気になればどこにでも行けると人は思っていたのに今はほとんどの国が鎖国状態。3カ月前には予想もしなかった世界が広がっている。人間が長年にわたって構築してきた社会がウイルスという目に見えない極微小な敵によって、いとも簡単に破壊されるとは。無力感と先の見えない不安感でいっぱいだが、ルークからまた会えるのを楽しみにしていると言われ、希望を持たなきゃという気になった。

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近所のツツジが見頃。
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