川柳に笑いをもらう

昼近くから雨が降り出したので、今日は家から一歩も出ずにもっぱら本読み。お昼のパンは連れ合いに買いに行ってもらった。その間わずか２０分だが、それでも一人になれる時間は貴重。

連れ合いの高校同級生の方から、川柳を送っていただいた。われわれシニアを揶揄した句ばかりで、思わずクスッと笑ってしまう。ギスギスしたご時世には笑いが潤滑油。

〇この動悸昔は恋で今病気
〇恋かなと思っていたら不整脈
〇年重ねくしゃみするのも命がけ
〇いびきより静かな方が気にかかる
〇カードなしスマホなし被害なし
〇医者と妻急に優しくなり不安
〇万歩計半分以上探し物
〇ＬＥＤ使い切るまで無い寿命
〇忘れ得ぬ人はいるけど名を忘れ
〇土地もある家もあるけど居場所無し
〇我が家にも政権交代夢に見る
〇「あーんして」昔ラブラブ今介護
〇なぜ消えるメガネと鍵のミステリー
〇腹八分残した二分で薬飲む
〇味のある字とほめられた手の震え
〇誕生日ローソク吹いて立ち眩み
〇お辞儀してともによろめくクラス会
〇まだ生きるつもりで並ぶ宝くじ


冷凍した実山椒がまだ残っているので、ちりめん山椒を作る。自分で作ると薄味にできるのがいい。