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「翼をください」と「総理の夫」を読む [読書]

連れ合いは朝テニスレッスンへ。私は本の返却と予約していた本を取りに図書館へ。このところ、ハマっている原田マハさんの本をまた借りてきた。読み終えて返したのは、「翼をください」と「総理の夫」の2冊。

「翼をください」は、日本の新聞社が計画し、1939年に世界で初めて成し遂げた純国産機ニッポン号による世界一周飛行にまつわる物語。史実に基づいたフィクションだが、実在したアメリカの著名な女性パイロットも登場させ、冒険・恋・友情がたっぷりと描かれた読み応えのある作品になっている。

「総理の夫」は、政変で妻が突如総理になってしまい、ファースト・レディならぬファースト・ジェントルマンとして妻を支える羽目に陥った鳥類学者の夫が日記という形でその顛末を語っていく。女性初の、そして史上最年少の総理大臣のキャラクターが実にカッコいいし、とにかく痛快で面白い。コメディータッチの爽快感あふれる作品。

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弟が送ってくれた田舎の懐かしいぶどう、ナイアガラとキャンベル。今は生産者は1軒しかないみたい。今年は高温のため柔らかいですというメモが入っていた。確かにすぐに枝から実が離れてしまうし、例年より味が落ちるような気がする。子供の頃、隣にぶどう畑があり、運動会・彼岸・中秋の名月には必ず買いに行ったのを思い出す。
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