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『望み』 [映画]

明日は大雨との予報なので、出かけるなら今日だと品川に映画に行く。本日公開の堤幸彦監督の『望み』を観た。相変わらず映画館は空いている。

建築家の父、家で校正の仕事をしている母、サッカーに情熱を燃やす高校生の息子、成績優秀な中学生の娘の4人家族。仲が良くて幸せだった家族がケガをしてサッカーができなくなった息子が反抗的になり、夜遊びするようになってから、ギクシャクし始める。夜に外出した息子が帰宅せず、行方が分からなくなった日に彼の友達が死体で発見される。警察から事件には3人の少年が関わっていると聞かされるが、息子が犯人なのか、それとも被害者なのかわからない。マスコミが押しかけ、世間からは誹謗中傷にさらされ、一家は追いつめられる。息子を信じる父、犯人だとしても生きていてほしいと願う母、自分の将来を心配する娘、三人三様の思いが交錯する。

原作本があるフィクションだが、リアリティがあって、実際に起こりそうなストーリーだった。一種のサスペンスで辛い内容だが、最後に救いが用意されている。思春期の子供を持つ親なら、共感できるところがたくさんありそう。父親役の堤真一と母親役の石田ゆり子の迫真の演技にうならされた。

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友人からの荷物に里芋とインゲンも入っていた。里芋は初物なので、昨夜は出汁で煮て、今夜は豚汁に入れた。白豆のインゲンは茹でて、練りごま・味噌・マヨネーズを合わせたソースで和えた。
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