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『ニューヨーク 親切なロシア料理店』 [映画]

恵比寿に映画を観に行く。いつものように目黒から歩いたが、風もなく全く寒さを感じなかった。観たのはデンマーク人女性監督の『ニューヨーク 親切なロシア料理店』。ニューヨークの老舗ロシア料理店を舞台にそこに集まる訳ありの人々を描いている。

子どもにまで暴力を振るう夫から逃れて、2人の息子を連れてニューヨークにやって来たクララ、刑務所から出所したあと経営再建のためにロシア料理店にマネージャーとして雇われたマーク、店の常連客で看護師をしながらボランティア活動をしているアリス。3人が出会い、行き場を失ったクララを助ける。ホームレス、女性のためのシェルター、食事の無料提供所など、華やかなニューヨークとは全く異なる世界が映し出される。しかし、社会の底辺でもがき苦しんでいる人たちへ援助の手を差し伸べる人々もいる。主婦だったクララはその助けを借りて、自立に向けて歩み始める。

温かい気持ちになれる後味のいい作品だった。クリスマスの時期にぴったりかもしれない。

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頂き物のスモークサーモンを、これまた頂き物の千枚漬けで包み、ユズのしぼり汁をかけたら、素晴らしい一品になった。
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