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『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』 [映画]

午後に映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』を観に行った。いつものように目黒から徒歩で恵比寿ガーデンシネマへ。2017年公開の『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』を観ているので、岩合さんのネコの映画は今回で2回目。テレビがないため、このシリーズは映画でしか観られない。

今回の舞台は、北の大地、北海道の牧場とミャンマーのインレー湖で水上生活をする家族。乳牛がたくさんいる牧場では、親牛の牛舎に住むネコと仔牛の牛舎に住むネコの2グループがいる。双方合わせて20匹くらいいるが、面白いことに縄張りがあるらしく、グループが交わることはない。母ネコたちが共同で子ネコにお乳を飲ませたり、牛と仲良くなめ合ったり、ほのぼのとした情景もあれば、風邪で命を落とすネコもいる。そして、オスネコはいずれは群れから出ていかねばならない。なのにまた戻って来て、以前と同じように母ネコの傍から離れない息子ネコもいる。

インレー湖は10年前に行ったことがあるので、懐かしかった。高床式の1部屋だけの家に両親と小学生の息子、それにネコの夫婦と子ネコ2匹が住んでいる。お父さんが小さな舟で漁に行く時にもネコを乗せていく。そのネコたちが舟から飛び込んで泳いだりする映像には驚いた。家族同様に可愛がられていて、人もネコも幸せそうだった。

岩合さんのネコに対する愛情がよく伝わってくる作品。あの動き回るネコたちを一体どうやって撮ったんだろうと不思議。ネコの目線で撮られていて、とにかく映像が素晴らしかった。

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2015年撮影の田舎のネコたち。母が実家で暮らしていた頃は毎月家事手伝いに行っていたので、同じ敷地にある弟の家のネコたちとよく遊んだ。
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