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池の景色はそのたびに違う [暮らし]

数日ぶりに朝の一人歩きに出かける。目的地は前回と同じ洗足池にした。そこに至るまでの道が閑静な住宅街で、めったに人に会わないため、マスクを外せる。林試の森への道はいくつかの商店街を通り抜けるので、ずっとマスクをつけていなければならない。少し涼しくなるまで、林試の森への散歩は諦めることにした。

洗足池を一周する時にはたくさんの人に会うから、当然マスク装着。でも、木々と水辺から風が吹き抜けて、気持ちがいい。毎回ほぼ同じ時間に池を眺めるが、一度として同じ景色でないのも魅力。陽射しの有無、雲の具合、風の強弱など、いろいろな条件で見える景色が変わってくる。

散歩から戻って、すぐに連れ合いを伴ってスーパーへ。昨日は引きこもりだったから、少しでも歩かせなくちゃと炭酸水など重い物を買うから手伝ってと誘い出した。レジがたまたまテニスクラブのMさんの娘さんで、連れ合いは「お父さん、元気?」と話しかけていた。

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遂に猛暑日! [暮らし]

予報通り、都心でも気温が36.8度まで上がり、今年初めての猛暑日となった。八王子の最高気温は39度だったとか。体温よりずっと高い。札幌は20度に届かなかったらしい。マラソンの時にこの気温だったら良かったのに。

9時半に予約が取れたので、暑くならないうちにと鍼灸院へ。小一時間の治療を終えて外に出たら、既に半端じゃない暑さ。帰りがけにスーパーに寄っただけで、あとは家でひっそりと過ごした。少しでも日光を遮断しようと、ブラインドを下ろし、遮熱カーテンを閉め、使っていない厚めのテーブルクロスをベランダの物干しに掛ける。そうしてから、エアコンをつけると涼しさが保てる。28度に設定し、30分ごとにONとOFFを繰り返すだけで、快適に過ごせた。やはり太陽光を遮るのが一番。


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夕飯は焼き餃子とたたきキュウリに350ml入りビールを2人で1缶。美味しい皮を近所で発見して以来、餃子の出番が多くなった。皮は26枚入りなので、13個ずつ食べると、それだけでお腹いっぱい。
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オリンピックで思い出す [つぶやき]

台風の余波か、強風と蒸し暑さで不快指数が高い一日だった。昨日は2人で家に引きこもっていたので、今日はまず連れ合いとパン屋へ。お昼を食べてから、1人で図書館とスーパーに行って来た。

オリンピックが閉幕した。自国で開催されたのに全くわくわく感がなかった。テレビがないので、ネットと新聞で記事は読んだが、メダルの数より、一体どのくらいの費用がかかったのかとそちらの方が気になる。

福島県須賀川出身のパン屋の店主と円谷幸吉さんの話になる。小・中学校の先輩にあたるそう。1964年の東京オリンピックのマラソンで銅メダルを取り、次のメキシコ大会の年に自ら命を絶った人だ。川端康成と三島由紀夫が激賞したという「父上様 母上様 三日とろろ美味しゅうございました」で始まる遺書はあまりにも有名。三日とろろと聞いて、正月の三日に実家に帰っていたのだなと福島県人ならわかる。三日はとろろご飯を食べる日なので。

身体の故障を抱えて、思うように走れず、それでも国民の期待に応えねばというプレッシャーに押し潰されてしまったのだろう。当時は選手のメンタルケアなんて考えられない時代だった。生きていたら、まだ80歳くらいのはず。聖火リレーに出られたかも。


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近所の朝顔。以前はテニスクラブのHさんから苗をいただいて、家で咲かせていた。
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イギリスのドラマにハマる [暮らし]

朝から3時頃まで雨が降り続いた。家から一歩も出ずに、2人で引きこもり。連れ合いはいつものごとくデスクの前に座りっぱなし。私は本読みに飽きると、同じくパソコンの前に座り、GYAOでドラマを観ていた。

最近、ハマっているのは「第一容疑者」というタイトルのイギリスの警察ドラマ。1990年代に作られたヘレン・ミレン主演の1時間半のテレビ映画シリーズ。女性警部のテニスンが圧倒的な男性社会である警察組織の中で、女性差別にさらされながら、難事件を解決していく。強烈な個性の持ち主、テニスンを演じるヘレン・ミレンの演技が見もの。それに、30年前のイギリスの社会問題や女性を取り巻く状況が興味深い。ほかにもイギリスのドラマを観ることが多いが、このシリーズがダントツ面白い。


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冷蔵庫にあるもので簡単料理を作る。
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「鏡の背面」を読む [読書]

天気がいいうちにと9時開店と同時にスーパーに入る。重い物を買いたかったので、連れ合いと一緒に行く。炭酸水4本とポン酢を持たせたが、今日は不平を言わなかった。口癖の「疲れた」も2-3回つぶやいただけ。

篠田節子著「鏡の背面」を読んだ。DVや薬物で心的外傷を負った女性たちが暮らすシェルターが落雷で火事になる。その際、薬物中毒の若い母親と子供を助けるために施設を運営する小野尚子と目の不自由なスタッフが焼死する。ところが、亡くなったのは小野尚子とは別人だったという衝撃的な事実が警察からもたらされる。

スタッフの中富優紀は以前に小野尚子を取材したことのあるライターの山崎知佳とともに、一体何があったのか調べ始める。老舗出版社令嬢で、かつて自分もアルコール依存症だった小野尚子は資産を投げうって、施設を運営し、まるで聖母のように慕われていた女性。いつ、だれが、どのようにして彼女と入れ替わったのか、信じがたい事実が徐々に明らかになる。

久しぶりに読み応えのある作品だった。面白くて、長編ながら中だるみせずに読了。

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近所にまだノウゼンカズラが咲いている。
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酷暑の日々 [暮らし]

最高気温が35℃近い酷暑の日々が続く。このところ湿度が低いため、木陰を歩いているとそれほど暑さは苦にならない。しかし、昼過ぎに南西向きの自宅のベランダに出て、洗濯物を取り込んだりしていると、焼けつくような陽射しにひるんでしまう。布団を干す時間は30分で十分だ。

朝、連れ合いに付き添って、銀行のATMへ。そのあと、一人で図書館とスーパーを回る。昼近くに連れ合いとパン屋へ。暑い時期はパンはあまり食べたくないのだが、お昼はアンパンとクリームパンと連れ合いの脳にインプットされているので、仕方なく1日おきにパンにしている。外に出すための作戦でもある。

午後は本読みの合い間にうたた寝。夏は昼寝なしではやっていけない。

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昨日の散歩で行った洗足池の鯉とカメ


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夏の定番料理、トマトと卵の炒め
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コートドールで暑気払い [食べる]

朝、洗足池まで一人散歩。歩くようになったら、腰の具合が良くなった。手軽にできるウオーキングが一番自分に合っているような気がする。一人の世界に浸れるし。

連れ合いと三田のコートドールでランチ。例年なら、この時期は避暑をかねて、山の中の温泉でのんびり過ごしているはず。でも、東京人はどこに行っても嫌われそうなので、今年は断念。その代わりにせいぜい美味しいものを食べて、暑気払いをすることにした。

3週間ぶりのコートドールは、感染者急増のあおりを受けて、さすがに空いていた。アルコールも提供できないし、飲食店は踏んだり蹴ったりだ。オリンピックをやっている場合じゃないと思うけど。

連れ合いは、いつものように大好きなシェフとハグして、ご機嫌で帰宅。

食べた料理(ランチコース+アラカルトのシソのスープをシェア)
〇飲み物:ノンアルビール
〇アミューズ:赤ピーマンのムース
〇前菜:シソのスープ
    野菜のエチュベ
〇主菜:黒ムツのポアレ(私)
    鴨のロースト(夫)
〇口直し:バニラアイスクリーム
〇デザート:ショコラマルキーズ
〇小菓子&コーヒー


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母はほぼ寝たきりに [つぶやき]

今日も朝から暑かった。朝ご飯のあと、あちこち拭き掃除をしたら、汗びっしょり。昼近くに連れ合いとコンビニとパン屋に出かける。コンビニで買った水を持たせたら、疲れたを連発。昨日は引きこもっていたので、十数分の歩きでもこたえたのかも。

2カ月ぶりに母へビデオ電話。1カ月くらい前、寝ている時間が多くなったため、パジャマをお願いしますと施設から連絡があり、3セット届けたと義妹から聞いていた。覚悟はできていたが、かなり衰えていた。前回までは車椅子だったけど、今日はベッドに寝たままで一度も目を開けない。食欲はあるとのことだが、足のむくみがひどいらしい。12月に102歳の誕生日を迎えるのは難しいかもしれないなあ。

施設としてはお盆過ぎに窓越しの面会を考えていたらしいが、福島県内のコロナ感染者急増でどうなるかわからないとのこと。面会禁止になって、ちょうど1年半。それまでは毎月会いに行っていたのに、母が生きているうちに会えなかったら、悲しい。

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スーパーでさわらを見つけた。みりんでのばした味噌を2-3時間塗りつけておいて、焼いた。
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「悪寒」を読む [読書]

朝、林試の森まで散歩。風が吹いていて、家に居るよりずっと涼しいなと思いながら歩く。出発時は晴れていたのに、途中から黒い雲が現れて、戻る時に降られた。夏の雨は濡れても気持ちがいい。子供の頃、夕立にあってびしょぬれになり、悲しいより気分が高揚したことを思い出した。

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散歩の途中に咲いていたデュランタ

伊岡瞬著「悪寒」を読んだ。会社の不祥事の罪をかぶって、山形の関連会社に飛ばされ、そこで上司のいじめにあっている藤井。東京の自宅には母・妻・娘が暮らしているが、赴任後8カ月を過ぎたある夜、妻の倫子から不可解なメールが届く。急ぎ上京した藤井に警察から、藤井倫子を傷害致死の容疑で逮捕したという連絡が入る。殺されたのは藤井がいた会社の常務だった。しかも妻は罪を認めているという。どうして妻がと気が動転している藤井に彼の知らない事実が次々と突きつけられる。

真実を語っているのはだれなのか、だれがだれをかばっているのか、真相は二転三転して、意外な結末を迎える。前半は読むのに少々根気が要ったけれど、急展開の後半は一気に読めた。この著者の作品は初めてだったが、他のも読んでみよう。

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お昼は昨日いただいたシソをのせた冷や麦。つけ汁に梅干しをペースト状にして入れた。我が家の冷たい麺を食べる時の定番。さっぱりして美味しい。

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夏野菜の煮物。ナス・パプリカ・万願寺唐辛子を油でサッと炒めてから、出汁で煮た。
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脳内が平和だったのか [テニス]

連れ合いのテニスレッスン日。曇りがちなのは幸いだったが、湿度が高かったようで蒸し暑かった。コーチが頻繁に水分補給タイムをとってくれた。今日は全般的にショットが安定していて、コーチからほめられる。

レッスンが終わる頃にSさんがベランダ菜園で採れたシソを持って来てくれた。帰りにクラブの前で、懐かしい人たち数人にお会いする。連れ合いはFさんを見つけて、うれしそうだった。駅から20分歩く間に今日は一度も疲れたという言葉を聞かなかった。めったにないことだ。帰宅して着替える際にようやくいつものつぶやきがでたが、テニスも調子がよかったし、脳内が平和だったのかも。いつもこういう状態なら、楽なのになあ。

来週は祝日で、再来週はコーチの夏休み。次回は18日になる。

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早速いただいたシソを使って、キュウリもみとトマトサラダを作る。キュウリは太かったので、皮をむき、塩・ほんの少しのゆずぽん酢でシソともんだ。トマトはへたをくり抜いて、6つ割りにし、ごま油・酢・醤油のドレッシングをかけ、千切りのシソを散らす。向田邦子さんのレシピ。
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朝の散歩は快適 [暮らし]

朝から晴天。7時半に家を出て、洗足池に向かう。住宅街の道路は片側が陽があたっていなかったので、そちらを歩く。週末の朝はめったに人に会わないため、マスクを外す。そよそよと風が吹いていて、行きは全く暑さを感じなかった。

8時に到着。走っている人、歩いている人のほかに子供連れの家族も何組かいて、にぎわっていた。子供たちは虫かごやネットを持参。虫かごいっぱいにセミの抜け殻を集めている子供もいた。セミの脱皮は夜から早朝だから、見るのは難しい。でも、抜け殻をあんなに集めてどうするんだろう。

帰宅してから掃除・洗濯をして、昼近くに連れ合いとパン屋へ。連れ合いは店主に須賀川出身でしょう、須賀川は郡山の手前だよね、転勤で郡山に住んだことがあると話す。横から私が40年以上前のことだから、〇〇さんがまだ生まれていない頃よとフォローする。郡山の工場の開所式に副社長と合弁会社のアメリカの副社長がヘリコプターでやって来た話をよくする。若かりし頃のエピソードは忘れないみたい。

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わずかな雲が水面に映っていた。

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イチョウの枝にギンナンがびっしりなっている。でも枝が池に垂れているので、収穫は難しそう。

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池のほとりにたたずむアオサギ

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人の声か足音を察知して、鯉が集まってくる。

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ヤブラン
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