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微温湯温泉 旅館二階堂に3連泊 [温泉巡り]

2日、二岐温泉の送迎バスで新白河駅まで送ってもらい、東北本線で福島へ。昔と違って、東北本線はずっと同じ車両が走っているわけではなく、郡山で乗り換えとなった。それでも我々が高校生だった数十年前と比べるとかなりスピードアップされている。

福島駅近くのコラッセ福島(福島県観光物産館)に寄り、旅館での昼食用に桃や川俣の豆腐などを購入。西口から土船行きのバスに乗り、約20分後水保で下車。そこに旅館の車が待っていた。乗ったのは私たちだけで、細いくねくねした山道を登ること30分、ようやく微温湯(ぬるゆ)温泉に到着。この山の中の一軒宿に3連泊したが、宿泊客も立ち寄り客も少ないし、まるで時間が止まったような所だった。

部屋にテレビがあるのが意外だった。自宅にないので、朝晩に結構見ていた。素泊まり湯治客のための調理場があったので、来夏は暇つぶしに自炊もいいかなと思った。ガスレンジ、電子レンジ、トースター、電気釜、フライパン、パスタ茹で用鍋、食器となんでもそろっている。

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一応道路は舗装されている。雪が降ると通れないため、温泉の営業は4月末~11月中旬まで。

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江戸時代創業の旅館二階堂。三棟連なっている。大正初期に建てられた棟の2階に宿泊。洗面所・トイレはいずれの部屋も共用。

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奥の茅葺きの棟は明治初期築、手前の棟は明治30年築。いずれも客室として使われている。

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二間続きの部屋。引き戸で鍵は無し。1泊2食付き10,000円。

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昔縁側だった所に椅子が置いてある。読書するのに便利だった。

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ガラスがはめ込まれた障子が美しい。

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男女別の内湯が一つずつあるだけ。32度しかないため、首まで浸かって入っている分には寒くないが、上がる時には沸かし湯で温まっていた。1日3回1時間ずつ入浴。昔から眼病に効く温泉で有名。

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上がり湯。温泉を沸かすと真っ赤になってしまうので、真水を沸かしている。

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家族だけでやっている旅館で、飼い猫が4匹いる。人懐っこくて、戸を開けておくと部屋に入ってくるなり、膝の上に乗ってしまう。どの部屋も自分の家だと思っているよう。

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夕食。毎日少しずつ変えてくれたが、一の膳だけで十分だった。8,000円だと二の膳は付かず、部屋は一間。

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朝食。昼食も頼めるが、食べ過ぎになるので、ナッツや桃、豆腐だけにした。

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敷地内に咲いていた山百合、夏椿、シモツケ。庭にシャクナゲの木がたくさん植えられていて、6月末に見頃になるそうだ。
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