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『いのちの停車場』 [映画]

昨日から映画館が営業再開となったので、1カ月半ぶりに映画館へ。品川で、『いのちの停車場』を観た。席は一つ空けて販売されている。観客は二十数人ほどで、閉館になる前より少し増えた感じかな。再オープンを待ち望んでいた人たちだろう。

舞台は金沢。東京の医大病院で救命救急医として働いてきた白石咲和子は故郷金沢に戻り、まほろぼ診療所に勤める。そこは在宅医療を行う診療所で、咲和子が今までやって来た医療とは全く異なる世界だった。初めは戸惑っていた咲和子だが、院長や看護師と共に在宅医療に取り組むうちに命のあり方について考えるようになる。

在宅医療を受けている患者のエピソードを通して、尊厳死・安楽死などの問題も提起され、現在の医療制度について考えさせられる。こんな在宅医療のチームがあるなら、終末期は病院ではなく、自宅で過ごしたいと思った。金沢の四季折々の風景が美しい。犀川の花筏、兼六園の雪吊り、茶屋街など、金沢の街が魅力的に撮られている。咲和子(吉永小百合)の父役の田中泯さんの鬼気迫る演技が印象に残った。吉永さんが「徹子の部屋」に出演した際、田中さんとは同い年とおっしゃっていた。親子役で全く違和感がなかったのは、さすがだ。

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近所のクレマチス
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『BLUE/ブルー』 [映画]

晴れているのに、風がひんやりと冷たく感じられた。品川で邦画『BLUE/ブルー』を観る。観客はたったの10人。ロビーも閑散としていて、寂しいくらいだ。

あるボクシングジムに所属する男たち3人の物語。ブルーとは挑戦者のコーナーのことらしい。瓜田はボクシングに情熱を燃やし、だれよりも努力しているが、負け続けている。才能とセンスに恵まれている小川は日本チャンピオン目前だが、ボクシングのせいで物忘れや頭痛など脳に障害が出ている。そして、単にもてたいがためにボクシングを始めた楢崎。三人三様のボクシング愛が詰まった作品。

監督自身が30年間もボクシングをやってきた人だと知って、試合や練習シーンのリアルさが納得できた。強い人が勝ち、弱い人が負ける世界。しかし、ボクシングに向き合った時間はそれぞれの男たちにとって、かけがえのないものだった。ボクサーを演じた松山ケンイチ、東出昌大、柄本時生が好演。ボクシングには全く興味がなかったが、見てよかった。

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近所のコデマリ
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『ブータン 山の教室』 [映画]

神保町の岩波ホールで『ブータン 山の教室』を観た。コロナ騒ぎになってから、映画は近場で観ていたので、岩波ホールまで出かけたのは昨年2月以来。10人前後の観客しかいない状況での映画鑑賞が続いていたが、今日は100人近くの観客がいてびっくり。東京で1館のみの上映で、しかも話題作だからか。

『ブータン 山の教室』は1983年生まれの若きブータン人監督の作品。教師のウゲンは、いつかオーストラリアに渡り、歌手になる夢を抱いている。ある日、上司からルナナの学校に赴任するよう告げられる。そこは、車で行ける町から徒歩で1週間もかかる、標高4,800mの地にあるブータンで最も僻地の村だった。首都ティンプーで、現代的な生活を送っていたウゲンは、電気もない、携帯も通じない所に着いた途端、帰りたくなる。しかし、自然を崇め、感謝しながら暮らす村の人々や純粋な子どもたちに接するうちに、彼の中で何かが変わってゆく。

圧倒的な大自然の映像、瞳がキラキラ輝いている子どもたち(現地の子どもたちが演じている)、ヤク飼いが歌う「ヤクに捧げる歌」など、すべてが心に沁みる映画だった。お勧め!

ブータンでテレビとインターネットが解禁になったのが1999年。それまでは鎖国状態で、独自の伝統や文化を頑なに守ってきたが、外の世界へのドアが開いてからは急激に社会が変わった。9年前にツアーでブータンに行ったことがある。その時も若い人たちが田舎から首都のティンプーにどんどん出てきていると聞いた。いっときは幸福の国ともてはやされたが、外からの情報によって価値観や幸福感も変わってきているかもしれない。

ブータン旅行記:https://clifton.blog.ss-blog.jp/2012-04-08

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岩波ホールに行った時、たまに寄る「六法すし」でお昼を食べた。
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『ノマドランド』 [映画]

品川で、アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ノマドランド』を観た。駅前のマクドナルドは大賑わいだったが、映画館は相変わらず空いている。

原作は、「ノマド:漂流する高齢労働者たち」というノンフィクション。ノマドとは遊牧民のこと。ネバダ州に住んでいたファーンは会社の倒産で家と仕事を失い、夫も病気で亡くした60代の女性。車上生活者となり、あちこち旅をしながら、生活のために季節労働者として働く。Amazonの配送センター、農園、国立公園などさまざまな場所で仕事をしているうちに多くのノマドに出会う。がんで余命を告げられた女性は病院で死を待つだけはイヤと思い出の地を目指している。息子を自殺で失った男性は、行き場のない悲しみを抱えながら、ノマドとして生きている。ファーンの姉や旅で知り合った男性に一緒に住まないかと誘われても、彼女は自由に生きることを選ぶ。

主演以外は実際のノマドの人たちが出演していて、淡々としたドキュメンタリー的な作品。ファーンが代用教員をしていた時の教え子から、ホームレスになったの?と聞かれて、ハウスレスよと答えるシーンがある。ホームは自分の心の中にあるものだという意味なんだろうか。孤独であっても、時に過酷な生活を余儀なくされても、だれにも気兼ねせず、ノマドとして生きようとするファーンに声援を送りたくなる。余韻が残り、いろいろと考えさせられる映画だった。広大なアメリカの自然の映像が素晴らしい。

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ホウレン草に塩昆布とごま油を加えて、ナムル風にした。
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『騙し絵の牙』 [映画]

本日公開の映画『騙し絵の牙』を品川で観る。原作は読んでいないが、作者は俳優、大泉洋をイメージして主人公に当て書きしたらしい。

舞台は斜陽産業の出版業界。老舗の出版社の社長が急死し、社内では次期社長の座を巡る権力争いが勃発。速水が編集長を務めるカルチャー誌も廃刊の危機に陥る。そこで、速水は雑誌を存続させるべく、新人編集者の高野を巻き込んで、さまざまな奇策に打って出る。

出版業界が置かれている現状を浮き彫りにしたエピソードが盛りだくさんで、物語がスピーディーに展開。騙し、裏切り、バトルが次々と出て来るので、ついていくのが大変だったが、面白かった。速水役の大泉洋も高野役の松岡茉優もはまり役。ほかに佐藤浩市、木村佳乃、國村隼、小林聡美など、演技に定評のある俳優陣が出演している。気分転換にはちょうどよいエンタメ作品。

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年末に義妹が送ってくれた白菜漬けを少しだけ残し、重しをして冷蔵庫で保存。酸味が出た白菜漬けを油で炒めた。子供の頃を思い出しながら、ご飯にのせたり、納豆に入れて食べている。
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『ネクスト・ドリーム』&『ブックスマート』 [映画]

今日は何するの?と聞かれて、何も予定がないわよと言ったら、家でじっとしているのと返された。昨日も連れ合いは引きこもっていたから、外に連れ出すかと映画に行くことにする。このところ邦画ばかりだったので、洋画が、それも気楽な作品が観たいなあと検索して選んだのが、目黒シネマで上映中のアメリカ映画の2本立て。

『ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢』は、ハリウッドの伝説的歌手、グレースのアシスタントをしているマギーが主人公。音楽プロデューサーになるという夢を抱いているが、現実は厳しく、グレースの雑用に追い回される日々。ある時、偶然出会ったデヴィッドの歌声に惹かれ、彼をプロデュースしようと奮闘する。しかし、事は簡単ではなく、あえなく夢は潰えそうになる。

グレース役の女優の歌が上手いなあと思ったら、ダイアナ・ロスの娘だそう。全編を通じて流れる音楽がどれも素晴らしく、心に響いた。音楽を聴くだけでも観る価値ありの作品。久しぶりにハッピーエンドの映画に出会えて満足。

2本目は、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』。高校の卒業式を翌日に控えたモリ―とエイミーは、勉強一筋の高校生活を送った。ところが、遊んでばかりいたと思っていたクラスメートの何人かが有名大学へ入学すると知って、自分たちがやり残したことに気付く。そして、高校最後の夜に仲間たちのパーティーに参加して、羽目を外す。仲良し2人組のドタバタ青春コメディで、思い切り笑えた。

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近所のレンギョウが満開

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キャベツ2個目に突入。今夜は豚肉と味噌炒め。豆板醬も入れた。
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『天空の結婚式』 [映画]

朝ご飯の後片付けをして、7時半に1人でウオーキングに出かける。日曜日に連れ合いと行った林試の森の河津桜をゆっくり1人で愛でたいと思ったので。風が冷たかったが、速足で歩いているうちに身体がポカポカになり、そのうちに汗が吹き出した。1人歩きは快適!桜はまだ散っていなくて、見事だった。

昼近くに2人で恵比寿へ。イタリア映画『天空の結婚式』を観る。ニューヨークのオフ・ブロードウェイでロングラン上演された舞台の映画化。ベルリンに暮らすイタリア人のアントニオとパオロは役者仲間で、ゲイカップル。結婚を決意して、アントニオの両親に報告に行く。突然のカミングアウトに母はさして驚かないが、村長をしている父は受け入れられない。母は有名なウエディング・プランナーを雇って、最高の結婚式を挙げようと計画。村の人を巻き込んでの大騒動となる。

いかにもイタリア的コメディで、面白かった。舞台は、崖の上にそびえるイタリア屈指の絶景集落「チヴィタ・ディ・バニョレージョ」。映像で見ただけでもすごい所で、まさに「天空の村」だった。

恵比寿ガーデンシネマは今月末で休館となる。三越の撤退に伴う建物の改装が終わってから、再オープンの予定。

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蜜を食べるために桜の花を食いちぎっているインコ。インドやスリランカ原産のワカケホンセイインコで、ペットとして輸入されたものが逃げて、野生化しているそうだ。今日は2羽来ていた。東京には野生化したインコがたくさんいるらしい。
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『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』 [映画]

午後に映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』を観に行った。いつものように目黒から徒歩で恵比寿ガーデンシネマへ。2017年公開の『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』を観ているので、岩合さんのネコの映画は今回で2回目。テレビがないため、このシリーズは映画でしか観られない。

今回の舞台は、北の大地、北海道の牧場とミャンマーのインレー湖で水上生活をする家族。乳牛がたくさんいる牧場では、親牛の牛舎に住むネコと仔牛の牛舎に住むネコの2グループがいる。双方合わせて20匹くらいいるが、面白いことに縄張りがあるらしく、グループが交わることはない。母ネコたちが共同で子ネコにお乳を飲ませたり、牛と仲良くなめ合ったり、ほのぼのとした情景もあれば、風邪で命を落とすネコもいる。そして、オスネコはいずれは群れから出ていかねばならない。なのにまた戻って来て、以前と同じように母ネコの傍から離れない息子ネコもいる。

インレー湖は10年前に行ったことがあるので、懐かしかった。高床式の1部屋だけの家に両親と小学生の息子、それにネコの夫婦と子ネコ2匹が住んでいる。お父さんが小さな舟で漁に行く時にもネコを乗せていく。そのネコたちが舟から飛び込んで泳いだりする映像には驚いた。家族同様に可愛がられていて、人もネコも幸せそうだった。

岩合さんのネコに対する愛情がよく伝わってくる作品。あの動き回るネコたちを一体どうやって撮ったんだろうと不思議。ネコの目線で撮られていて、とにかく映像が素晴らしかった。

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2015年撮影の田舎のネコたち。母が実家で暮らしていた頃は毎月家事手伝いに行っていたので、同じ敷地にある弟の家のネコたちとよく遊んだ。
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『すばらしき世界』 [映画]

本日公開の『すばらしき世界』を品川で観る。週末や休日に映画に行くのは避けているが、連れ合いのテニスレッスンが明日になったため、朝9時半からの1回目の上映なら混まないだろうと出かけた。アニメやほかの話題作の上映もあって、久しぶりに映画館のロビーがにぎわっていた。

西川美和監督・脚本の作品で、原案は佐木隆三の小説「身分帳」。西川監督の作品は、『ゆれる』、『ディア・ドクター』、『夢売るふたり』、『永い言い訳』を観ているが、すべてオリジナル脚本だった。原作ありきの作品を撮ったのは今回が初めてらしい。

三上が殺人で13年間収監されていた旭川刑務所を出所するところから物語は始まる。東京に出て、弁護士で身元引受人の庄司夫妻の世話で、生活保護を受けながら自立を目指すが、純粋で一本気、直情径行的な性格が災いして、あちこちでトラブルを起こす。そんな時に、生き別れで行方知れずの母を探す三上にテレビディレクターとプロデューサーが近づいてきて、社会にうまく適応できずにもがく前科者を興味本位で撮って、番組で放送しようと画策する。14歳で少年院に入ってから、人生の大半を塀の中で暮らした三上が堅気として世間で生きていくのは並大抵のことではなかった。しかし、周囲には彼を助けてくれる人も現れる。その人たちのお陰で、ようやく三上は介護施設での職を得る。

この不寛容な社会ではだれもが生きづらいし、自分を抑えて生きている。それでも手を差し伸べてくれる人はいる。“すばらしき世界”というタイトルはアイロニーかと思っていたけど、見終わったら、この世は生きるに値すると言いたかったのかなと考えが変わった。出所者の社会復帰・生活保護・メディアなどの問題も提示され、いろいろと考えさせられる映画だった。三上役の役所広司の演技に痺れた。ほかの共演者も言うことなしの演技。

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友達のフェイスブックに出ていたキャベツ料理を白菜でやってみた。オリーブオイルで炒めてから油揚げを加えて蒸し煮にする。白菜から水分が出るので、水は入れない。友達は醤油をかけて食べたと書いてあったが、私はポン酢にした。さっぱりしていて、いくらでも食べられる。
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『ヤクザと家族 The family』 [映画]

品川で映画『ヤクザと家族 The family』を観た。『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀作品賞はじめ各賞を総なめにした藤井道人監督・脚本の作品。

1999年、チンピラの山本賢治は覚醒剤が原因で父親を亡くす。行きつけの焼き肉屋で、ほかの組から狙われた柴咲組の組長を救ったことがきっかけとなり、柴咲組に入る。2005年のある日、ヤクザとして名を上げていた山本が組長と同乗していた車が狙撃され、運転手が死亡。山本は報復のために敵対する組のヤクザを殺そうとするが、兄貴分の若頭に一歩先んじられてしまい、自分が身代わりになり、服役する。2019年、14年後に出所した山本が目にしたのは、落ちぶれた柴咲組と暴力団対策法により様変わりしたヤクザの世界だった。

山本は親と慕ってきた組長と家族である組のために、そしてかつて愛した女性と娘のために生きようとする。しかし、14年もの間塀の中にいた山本にとって、社会はあまりにも変貌していて、義理・人情など全く通じない世の中になっていた。組の中でしか居場所がなかった山本が自分の家族を持とうとした矢先に悲劇が訪れる。

一人のヤクザの生きざまを通して、日本社会のひずみや不寛容を描き、従来のヤクザ映画とは一味異なる作品になっている。暴力シーンもあり、悲哀感漂う切ない映画だったが、見ごたえ十分。山本役の綾野剛はじめ俳優陣の演技力に脱帽した。

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林試の森に咲いていた椿
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『KCIA 南山の部長たち』 [映画]

今年初めての映画を観に品川へ。月に2-3本観ていたのに、このご時世なのでちょっと控えていた。1カ月ぶりに観たのは、韓国映画『KCIA 南山の部長たち』。1979年に実際に起きた朴正煕大統領暗殺事件を扱った作品。

1979年10月26日、韓国の諜報機関、中央情報部(KCIA)の部長であるキム・ギュヒョンが宴会の席で朴大統領を射殺する。KCIAの部長は大統領の側近で、政権No.2の地位にあり、絶大な権力を持っていた。物語は事件の40日前に遡って、キム部長が大統領を暗殺するまでを描いている。

アメリカに亡命した元KCIA部長がアメリカ議会で、独裁者、朴大統領の腐敗ぶりを告発。大統領が激怒し、キム部長はアメリカの揺さぶりと大統領との間で、事態の収拾に苦悩。そして、国内ではデモが頻発。軍が鎮圧すればよいという強硬派の意見にキム部長は反対するが、大統領は賛成する。やがて大統領が自分を排除するつもりだと知ったキム部長は最後の手段に出る。

終始ヒリヒリするような緊張感が漂い、結果がわかっているのにドキドキし通し。最後に裁判所で本物のキム部長の意見陳述のシーンがでてきて、現実に起きた事件なのだと納得。見ごたえのある極上のサスペンスで、さすが韓国映画はレベルが高いと感心する。キム部長役のイ・ビョンホンの演技が秀逸。今までと全くイメージの異なる役を見事にこなしていた。

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映画館のすぐ近くに秋田県のアンテナショップがあり、いつもここで野菜を買う。今日は菜花があったので、炒めた。
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『レディ・トゥ・レディ』 [映画]

昨日、連れ合いから明日は何するの?と聞かれ、別に予定はないわよと答えたら、映画に行けばいいんじゃないと言われる。とにかく毎日なにかしらやることが決まっていないと不安みたい。かと言って自分では決められない。明日も予定がないし、じゃあ映画の見納めに行くかと渋谷に出た。

観たのは、邦画『レディ・トゥ・レディ』。社交ダンスがテーマのいわば女性版『Shall we ダンス?』。

スーパーでパートとして働く主婦、真子は同窓会で売れない女優、一華と再会する。2人は高校時代に社交ダンスでペアを組んでいた。成り行きから同窓会の会場で踊る羽目になり、一華は2人で組んで競技ダンスに出ようと真子を誘う。真子は家族に内緒で仕事をやりくりしながら、一華は女優生命をかけて、懸命に練習に励む。そして、大会本番で彼女たちの踊りは脚光を浴びるが、女性同士のペアというのが問題になる。

生活に追われ、人生の喜びを失っていた2人が社交ダンスを通じて、再び輝きを取り戻していくというストーリー。目新しい展開はないが、楽しく爽快な気分になれる。今年最後の作品としては満足。

昨年は45本観たのに今年は39本と6本少なかった。4-5月に映画館が閉まっていたのが響いた。

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近所に咲く山茶花
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『ニューヨーク 親切なロシア料理店』 [映画]

恵比寿に映画を観に行く。いつものように目黒から歩いたが、風もなく全く寒さを感じなかった。観たのはデンマーク人女性監督の『ニューヨーク 親切なロシア料理店』。ニューヨークの老舗ロシア料理店を舞台にそこに集まる訳ありの人々を描いている。

子どもにまで暴力を振るう夫から逃れて、2人の息子を連れてニューヨークにやって来たクララ、刑務所から出所したあと経営再建のためにロシア料理店にマネージャーとして雇われたマーク、店の常連客で看護師をしながらボランティア活動をしているアリス。3人が出会い、行き場を失ったクララを助ける。ホームレス、女性のためのシェルター、食事の無料提供所など、華やかなニューヨークとは全く異なる世界が映し出される。しかし、社会の底辺でもがき苦しんでいる人たちへ援助の手を差し伸べる人々もいる。主婦だったクララはその助けを借りて、自立に向けて歩み始める。

温かい気持ちになれる後味のいい作品だった。クリスマスの時期にぴったりかもしれない。

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頂き物のスモークサーモンを、これまた頂き物の千枚漬けで包み、ユズのしぼり汁をかけたら、素晴らしい一品になった。
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『サイレント・トーキョー』 [映画]

品川に『サイレント・トーキョー』を観に行く。同じ映画館で何度も予告編を観せられて、期待していた作品だったが、見事に裏切られた。

クリスマスイブに恵比寿に爆弾を仕掛けたという電話がテレビ局にかかってくる。まさか本当ではないだろうと疑いながら現場に向かったカメラマンは犯人の罠にはまり、実行犯に仕立てあげられる。そして、次の犯行は渋谷のハチ公前広場という予告が動画にアップされる。犯人が示した爆発を回避する条件は首相との面会。しかし、首相はテロには決して屈しないと拒否する。

まず、犯行に及ぶ動機に説得力がないし、サスペンス的な要素もそれほどない。登場人物を深く掘り下げていないことが致命的で、内容の薄っぺらい作品だった。せっかくの豪華俳優陣がもったいない。予告編にだまされた感じ。

明日から2泊で福島の温泉に行くため、10~11日はブログを休みます。

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昨日歩いた自然教育園で見たマンリョウ、センリョウ、ヤツデ。
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『家なき子 希望の歌声』 [映画]

邦画が続いたので、たまには外国映画がいいなあと、恵比寿にフランス映画『家なき子 希望の歌声』を観に行く。児童文学の名作だが、子供の頃にダイジェスト版を読み、主人公の男の子がすごくかわいそうと思ったことだけ覚えている。

フランスの田舎に暮らすレミは11歳の少年。彼はパリに出稼ぎに出ていた父が拾った捨て子だったが、貧しくとも優しい母に見守られながら幸せに暮らしていた。ところが、父がケガを負ったことで、お金のためにレミは旅芸人の親方に売り飛ばされてしまう。昔は有名なバイオリニストだった親方はレミに歌の才能を見いだしていた。親方の犬、猿とともに2人と2匹の旅が始まり、彼らと強い絆で結ばれていく。様々な困難に遭いながらも、最後にレミは本当のお母さんと巡り会う。

物語が原作通りなのかどうかはわからないが、子供向け(吹き替え版ありい)というより大人が感動できる内容だった。南フランスの風景が美しく、映像が素晴らしい。フランス映画だけあって、衣装も素敵。期待せずに観た作品だったが、観てよかった。

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恵比寿ガーデンプレイスには今年もバカラのシャンデリアが登場していた。
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『水上のフライト』 [映画]

品川で映画『水上のフライト』を観る。渋谷や日比谷で上映中の映画が観たかったのだが、あまり人が多い所には行かないことにした。いつもの品川の映画館は相変わらず空いていて、今日は私たちを入れて、観客はたったの6人。

走り高跳びの選手として活躍し、オリンピックを目指していた大学生の遥は交通事故に遭う。命は助かったが、下半身麻痺で将来の夢を絶たれる。車椅子の生活になり、心を閉ざしてしまう。そんな娘に心を痛め、少しでも前を向いてほしいとお母さんは遥が小学生の頃にやっていたカヌーのコーチに相談。コーチや周りの人たちに支えられて、カヌーでパラリンピックを目指すことになる。

実在のパラカヌーオリンピック選手に着想を得た作品で、絶望の淵から立ち上がり、再びスポーツの面白さに目覚め、目標に向かって奮闘するアスリートの成長物語。ある程度ストーリーが読める展開だが、カヌーのシーンの映像も素晴らしく、後味のよい作品で楽しめた。以前、東レパンパシフィックのテニス大会で、女子の車椅子テニスの試合を観たことがある。車椅子を駆ってボールに追いつき、打ち返すのを観て、すごいなあと感嘆したのを思い出した。

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弟からの野菜の中に大根が2本入っていた。一昨日の雨の日、牛のすね肉とでも煮込むかなと思っていたが、寒くて買い物に出る気が失せ、缶詰類の貯蔵箱から見つけたのが鮭缶。出汁と鮭缶で薄味に煮たら、旨かった!
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『461個のおべんとう』 [映画]

観たい映画はたくさんあるけど、たまには連れ合いに合わせて、あまりシリアスでない作品をと選んだのが、『461個のおべんとう』。実話に基づいた父と息子の物語。

一人息子が15歳の時に両親が離婚。息子はミュージシャンの父親と暮らすことになる。高校受験に失敗し、1年後に高校生になった息子に父親がおべんとうを毎日作るから、休まずに学校に行くことと約束する。そして、息子は父手作りのおべんとう持参で高校生活を送り、無事卒業する。

大きな出来事があるわけではなく、淡々とした内容だが、温かい気持ちになれる。とにかく登場するおべんとうが見るからに美味しそう。仕事をしていた頃はおべんとう持参だったが、映画に出てきたような彩りのよい、数種類ものおかずが入ったおべんとうなど、作ったことがなかった。それを息子が卒業するまで461個も作り続けたなんて、すごい!

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お気に入りのカブとツナのサラダ。カブを塩でしんなりさせてから、ツナ・オリーブオイル・粒マスタードを入れて混ぜるだけ。ほんの少しポン酢を加える。
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『罪の声』 [映画]

品川に映画に行く。一度全席使用可に戻っていたのに、再び席を一つ空けての販売になっていた。コロナの感染状況によって方針が変わるらしい。まあ平日の映画館は元々空いているので、影響はないだろうが、なにかと大変だなあと同情してしまった。

観たのは、邦画『罪の声』。グリコ・森永事件をモチーフにした作品で原作があるが、読んでいない。新聞記者の阿久津は、平成が終わるにあたって既に時効になっている昭和最大の未解決事件の真相を追う仕事を言いつけられる。一方、京都で紳士服の仕立屋をしている曽根は父の遺品の中からカセットテープを見つける。テープには自分の子どもの頃の声が録音されていたが、それは世間を騒がせた事件で使われた脅迫テープと同じものだった。阿久津と曽根はそれぞれに手掛かりを求めて調査をしていくうちに出会い、協力して事件の真相にたどり着く。

世間を揺るがした事件のことはすっかり忘れていた。脅迫に使われた子どもの声から事件の核心に迫っていくというストーリーの展開が見事で、2時間半近い上映時間が全く長いと感じられなかった。久しぶりに面白い社会派ミステリーだった。原作も読んでみたい。

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近所の空き地に咲く雑草
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『アイヌモシリ』 [映画]

渋谷に映画を観に行く。久しぶりのユーロスペースで、『アイヌモシリ』を観た。阿寒湖畔のアイヌコタンに住む14歳のカントが主人公。1年前に父が亡くなり、民芸品店を営む母と暮らすカントは、友達とバンドを組み、高校進学を機にコタンを出て行きたいと思っている。

ある時、父の友人でコタンの中心的人物、デボがカントをキャンプに連れ出す。デボは自然との共生から生み出されたアイヌの精神をカントに教えようとする。少しずつ興味を示すようになったカントにデボは山の中の檻で飼っている子熊の餌やりをまかせる。しかし、その子熊は久しく絶えていたアイヌの儀式、イオマンテを復活させるためのものだった。子熊に愛着がわいていたカントは、そのことを知って動揺する。

出演者のほとんどが実際に阿寒のコタンに住んでいる人たちで、まるでドキュメンタリーのような作品。父を亡くして以来、アイヌ文化から距離を置こうとするカントが周囲の人たちによって、徐々に自分のアイデンティティを見つけていく過程が淡々と描かれている。自然の美しい映像とともにアイヌの人たちの精神文化が垣間見られて、印象的な映画だった。

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柿と紫大根のサラダ。生ハムを加えることもある。
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『博士と狂人』 [映画]

久しぶりに渋谷に出て、映画を観る。新しい高層ビルができたと思っていたら、東急デパートは解体中だった。ちょっと行かぬ間に渋谷がどんどん変わっていく。

観たのは、イギリス映画『博士と狂人』。原作は1998年に発行され、ベストセラーになった、世界最大の辞書「オックスフォード英語大辞典」の誕生秘話を記したノンフィクション。日本でも翻訳本が出ていると知って、早速図書館に予約したら、3人待ち。やはり映画の影響か。

19世紀のイギリス。貧しい家庭の出身ながら独学で言語学者になったマレーはオックスフォードで英語辞典編纂のリーダーに任命される。シェイクスピアの時代の言葉まで収録するという壮大なプロジェクトは困難を極め、一般の人々にも資料の送付を呼びかける。やがて、マレーの元に大量の資料を送ってくる協力者が現れる。その協力者とは殺人を犯して精神病院に収監されている元軍医でアメリカ人のマイナーだった。

辞書をつくるという大事業を進める中で、マレーとマイナーの友情、マイナーに夫を殺された未亡人とマイナーの交流が描かれる。マレー役のメル・ギブソンの安定した演技も罪の意識に苛まれるマイナー役のショーン・ペンの狂人ぶりも見事。それにしても、辞書の完成が着手してから70年後だったというから驚く。

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昨日、遂にプルメリアの最後の一輪が落ちてしまった。一輪だけになってから10日間も咲き続けていた。真夏は開花後2-3日で落花していたのに、よくぞ頑張った。6月中旬に咲き始めて、4カ月余り楽しませてくれた。来月中旬頃には部屋に入れて、休ませてあげなきゃ。
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