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『83歳のやさしいスパイ』を観る [映画]

朝一番に図書館へ。DVDの返却期限が過ぎた連れ合いも一緒に行く予定だったが、前回同様お願いされてしまった。徒歩12-3分の距離なのにどうも遠いイメージがあるらしく、気が進まない様子。帰りにスーパーに寄るつもりだったので、かえって気が楽になったけれど、ますます歩かなくなっているのが心配。

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図書館からの帰りに見た変わったベコニア。ピンクの方はシュウカイドウに似ている。

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近所に咲くゴーヤとカボチャの花

アマゾンプライムで、チリのドキュメンタリー映画『83歳のやさしいスパイ』を観た。第93回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた作品。チリの老人ホームが舞台で、そこに入所している女性の家族から探偵社に潜入捜査の依頼がくる。虐待や盗難を疑っているらしい。そこで、探偵社が80-90歳の男性を募集したところ、たくさんの応募があり、4カ月前に妻を亡くした83歳のセルヒオが選ばれる。スマホの使い方の指導を受け、ホームに入居したセルヒオは女性40人、男性4人のホームで3カ月暮らし、入居者たちのさまざまな人生に触れていくことになる。

老人ホームの許可を得て、スパイであることは明かさずに撮影したそうだが、セルヒオも入居者もカメラを意識せず、至極自然体だった。結局ホームでの虐待問題はなく、セルヒオはむしろ家族が面会に来ないのが問題なのだと探偵社に報告する。孤独であることが老人たちの心を閉ざしていたのだ。

4人の子どもを育てて幸せだったけれど、今は子どもがめったに会いに来てくれないし、寂しい。でも、子どもたちも自分の家族があるし、仕事もあるから仕方がないことなのと話す女性、子どもがえりして、お母さんが会いに来てくれないと嘆く女性、優しくて親切なセルヒオに恋をする女性、それぞれの想いが心に響いた。

昨日の良かったこと
①同じマンションの方から出張みやげに懐かしい「ままどおる」をいただいた。
②義妹が送ってくれた墓参りの写真を見て、母の命日に気付いた。
③友達から葉書が届いた。
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