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『星の旅人たち』を観て、13年前の旅を回想 [映画]

昨夜11時頃に起きだした連れ合い、まだ朝じゃないわよと言ったらいったん布団に入ったが、眠れないらしく、1時間後に本当に起きてしまった。じゃあ、TVerを観てればとパソコンを起動してあげて、観始めたのを確かめてから、私はまた寝た。いつものように画面に話しかけている声が聞こえて、なかなか寝つけなかったが、いつのまにか寝入ったみたい。目が覚めたのが4時半だった。まだパソコンの前にいた連れ合いに昨晩は4時間くらいしか寝ていないのだから、これから寝たらと言ったら、素直にパジャマに着替えて、布団に戻った。それから眠ったらしく、7時まで寝ていた。寒暖差や気圧の変化がある春は、自律神経が乱れるというから、そのせいかな。

普段より1時間半遅い8時に朝ご飯を食べ、9時開館の図書館に2人で行く。睡眠不足でも機嫌は良く、途中で会った自転車のお巡りさんに「ご苦労さんです」と声を掛け、「ありがとうございます」と応答される。洗車していた知らない人に「おはようございます」と挨拶。昼に行ったパン屋では、店主に「〇〇さん、大変ですね」と話しかけていた。なにやらハイの状態。

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昨日、「にしむら」の近くに咲いていたツバキ。

アマゾンプライムで、映画『星の旅人たち』を観た。実は12年前に映画館で観た作品で、スペインの巡礼路を歩いていた息子を事故で亡くした父親が息子のリュックを背負って、代わりに歩くという物語。2011年の東日本大震災の9日後、つまり13年前の今日20日に連れ合いはスペインに出発し、アメリカのディックと2人でフランス側からピレネー山脈を越えて、サンチャゴ・デ・コンポステーラまで歩き始めたのだった。

映画の感想記事:https://clifton.blog.ss-blog.jp/2012-06-03

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2011年3月20日早朝に出発。原発事故のせいで航空便数が大幅に減り、大阪経由となった。

私は4月16日に日本を発って、マドリードでディックの奥さんのジャンと待ち合わせて、バスでサリアという町に移動。サリアで夫たちと合流し、コンポステーラまでの114㎞を一緒に歩いた。映画を観て、あらためてその時の旅の思い出が蘇ってきた。連れ合いは7年前にも弟2人と兄弟3人で同じルートを歩き、800㎞の巡礼路を制覇している。

帰国報告記事:https://clifton.blog.ss-blog.jp/2011-05-01

私のスペイン旅行記:https://clifton.blog.ss-blog.jp/2011-05-02

村上春樹さんが「村上RADIO」で語っていたことを何かで読み、なるほどと思った。思い出をつくるのはすごく大事なこと。思い出は燃料になるわけ、人生の。年とってから、その燃料があるとないとでは、人生のクオリティーが違ってくる、という内容だった。思い出は旅に限らない。人生で出会った人たちとの交流も大切な思い出だ。

昨日の良かったこと
①林試の森に行き、いろんな春の花を愛でた。
②「にしむら」で蒲焼を買って、鰻丼で食べた。旨かった!
③2人で午後近所を散歩した。
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夏炉冬扇

人生のステージ。それぞれに。
お彼岸でお寺さんに。お寺さんも歳を取りました。「ダメ坊主」ですが、体が弱くなって、やっと少し「心」の話をするようになりました。
南無阿弥陀仏
by 夏炉冬扇 (2024-03-20 22:19) 

clifton

夏炉冬扇さま、コメントありがとうございます。
お墓参りにいらしたのですね。
私の郷里は新幹線で1時間半で行けますが、夫のことがあり、
ここ数年墓参りに行っておりません。母の葬式にも出席
できませんでした。
by clifton (2024-03-21 06:55) 

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