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トルコの旅(その2:カッパドキア) [旅]

トルコといえば、カッパドキアというくらい奇岩が連なるこの地は有名。世界遺産にもなっていて、トルコを訪れる観光客にとっては外せない場所だ。数億年前の火山の噴火により、火山灰と溶岩が積み重なってできたもので、その後風雨に浸食され、現在の形になった。まるでキノコのような形の岩もあり、それらを目にしたとき、あらためて自然の力のすごさが実感できる。

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洞窟ホテルに2泊。もちろんエレベーターはないが、私たちは1階だったので、出入りが楽だった。バスタブはジャグジーになっていて、快適。朝4時半頃にモスクから大音響でコーランが流れ、目が覚めた。

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カッパドキアと一口に言っても広い。見所があちこちに点在しているので、車でないと効率よく回れない。4-5日滞在するなら、ハイキングがいいかも。

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カイマクルの地下都市。紀元前から岩窟住居として使われ、寝室、台所、貯蔵庫のほか、ワインを仕込む部屋もある。まるで迷路だが、千人くらいの人が暮らしていたというから驚く。

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地下都市の近くの絨毯屋さん。1日に1人くらい買う人がいるんだろうか。

アイスクリームや.JPG
アイスクリーム屋さん。トルコのアイスクリームはランの根からとった粉が入っているので、延びる。さっぱり味だった。

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洞窟住宅に住んでいる家族を訪問。チャイ(紅茶)をご馳走になる。

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ギョレメ屋外博物館で岩窟教会群を見学。ギョレメ谷には30以上の教会があるらしい。内部は鮮やかなフレスコ画で装飾されている。

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こじんまりしたレストランで昼食。シェフはこのスープをよそっている女性。仕込みのためとかで、前日に白インゲンの煮込み、鶏の野菜詰め、牛肉の煮込みの中から、各自メインを選ばされた。マンマの料理で美味しかった。

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ミネストローネ風スープ。

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サラダ。

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マントゥ。ミニ餃子のようなものにヨーグルトソースがかかっている。語源は中国の饅頭。シルクロードを経て伝わったものらしい。

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インゲン豆の煮込み。塩味もちょうどよく美味。

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デザートは干しイチジクを煮たもの。

昼食のあと、いくつかの奇岩のスポットに寄ってから、希望者は絨毯屋に連れて行ってもらえることになった。私は絨毯には興味がないし、少し部屋でのんびりしたかったので、1人だけホテルに戻る。皆さんが帰るまで、ジャグジー風呂にゆっくり浸かって、洗濯をし、ベッドでウトウトした。絨毯を買ったのはTさんだけだったらしい。Aさんは奥さんが乗り気で、Kさんは逆にご主人のほうがその気になったらしいが、夫婦の呼吸が合わず、結局断念したとか。逆の組み合わせだったら良かったのにねえとA夫人がおっしゃっていたが、周囲を見渡すと我が家も含めてほとんどの夫婦は性格が不一致のような気がする。それゆえに長持ちしているのかもしれないが。

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ローズバレーで夕日見物。ワインを飲みながら、太陽が山の彼方に沈むのを見届ける。日没は7時半過ぎ。

夕食はカッパドキア訪問中のポルトガル大統領が前日に昼食をとったというレストラン「Alaturca」で。これまでで最も洗練された雰囲気のレストランだった。

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メゼと呼ばれる前菜の盛り合わせ。これで3人前。

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パン用にオリーブオイルとバター、それにナッツを粉にしたようなものがついてきた。

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マッシュルームにチーズを乗せて焼いたような前菜。

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メインは牛肉のケバブ、ナスのペーストと牛肉、羊串焼きの中からのチョイス。ケバブとナスの料理をTさんと分けていただく。焼きナスをペースト状にして、その上に煮込んだ牛肉が乗っていたが、ナスの焼いた香りが残っていて美味しかった。ケバブのほうは、下にポテトフライが山盛りでちょっとヘビーだった。

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またしてもデザートはライスプディングだったが、ここのは食べた中では一番。

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カッパドキアでの人気は気球ツアー。早朝、風のない時間に限っての1時間くらいの飛行で、上空から雄大な景色が眺められる。オプションで料金が250ドルくらいだが、私たちのグループからは4人が空中散歩を楽しんだ。私は高所恐怖症なのでパス。乗ったHちゃんの話だと、チュンチュンという鳥の鳴き声が聞こえるくらいで、静かで、眺めはいいし、最高だったとのこと。気象条件が良ければ、毎朝数十個の気球が上がるらしい。
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