パリ滞在記(その1:アパルトマン暮らしを体験) [旅]
昨夜、2週間の旅を終え、パリから帰国。パリ-バンコク12時間、バンコク-成田7時間、乗り換え時間を入れると実に21時間の旅!十数時間余計に時間がかかった分、運賃が十数万円安かったのだから、時間給1万円の仕事をしたと思えばいいかと同行のS子さんと笑ったが、さすがに疲れた。シルバーウイークとかで、行きも帰りも成田空港は大混雑。帰国便はパリ便もバンコク便も満席だった。
滞在中は連日晴れの天気で暖かかった。ジャケットが必要だったのは1日だけ。半袖シャツをバッグに入れなかったのが悔やまれたほど。今回も晴れオンナの威力は健在で、持参の傘を使う機会が全くなかった。現地の人の話では、9月は例年なら雨が多く気温も低いそうだから、今年は異常らしい。
さて、17日朝、シャルル・ド・ゴール空港第一ターミナルに着いたS子さんと私はジャンとの待ち合わせ場所、第二ターミナルのコンチネンタル航空のチェックインカウンターへ向かった。この空港はやたらと広い。シャトルバスで第二ターミナルに移動し、ようやくコンチネンタルのカウンターを見つけたら、ちょうどジャンも反対側からやって来たところだった。無事に会えてほっとする。
入国の窓口は長い列だし、聞いてもちゃんと教えてくれないしと、ジャンは会った途端にこれがフランスだと不満を述べる。RER(高速郊外鉄道)1本でアパートのある駅まで行けるというので、安いRERに乗った。シャトレ・レ・アル駅で下車して、徒歩数分の所を迷いながら、十数分かかって目的のアパートにたどり着く。そして、女3人での4日間のアパート暮らしが始まった。
RERの切符販売機。コインかクレジットカードで買う。赤いユニホームの男性が買い方がよく分からない外国人に助言してくれる。
RERの車内。テニス仲間から、彼女の知り合いがこの列車内でパスポートなどが入ったバッグを取られたことがあると聞かされたので、居眠りしないようにしていた。
築200年以上ののアパート。入り口の大きくて頑丈なドアは4桁の暗証番号で、中に入ってからのドアは6桁の暗証番号で開ける。3階の部屋は鍵で開けるが、家の中から錠を差し込んでおくと絶対に開かないようになっている。
長い歴史が刻まれた螺旋状の階段。2人しか乗れない小さなエレベーターが付いていたが、3階なので階段を利用した。
居間とダイニングルーム。骨董的な家具ばかり。
バスルームは2ヵ所にあった。ひとつはバスタブ、シャワー室、洗面台2つ、トイレ付き、もうひとつはシャワー室、洗面台、トイレ付き。洗濯機も乾燥機も装備されている。
キッチンは10人分の食器から皿洗い機、電子レンジ、コーヒーメーカー、調味料まで、すべて揃っていて、食材さえあればすぐに料理できる。有料だが、前もって注文しておけば希望の食材もそろえておいてくれる。
クイーンサイズのベッドルームが2つ。ここにS子さんと二人で寝たが、広くて足がぶつかることもなかった。居間にも収納されているベッドがある。
私たちの到着を待っていた担当の女性から、部屋の使い方などの説明を受けたのち、徒歩10分のモントレグイユ街に買出しに出かける。このあたりは昔、レ・アールという中央市場があった付近で、食料品店が軒を並べ、見て歩くだけでも楽しい。
モントレグイユ通り。
肉屋さんで。マダムたちは今夜の料理に使う肉を肉屋さんに相談しながら買っているみたいだった。
ウサギもきれいに処理されて並んでいる。
鶏はランド産とかブレス産とか産地名が付いて、丸のまま売られている。牛肉も豚肉もスライスは見かけない。
魚屋さんの店頭を見る限り、日本ほど種類は多くないが、レストランのメニューにはどこも魚料理が載っている。
舌平目
オマールエビ
エビ
ホタテ。これを9個買う。13ユーロ、日本円で1700円。ユーロが強いということもあるが、パリではなんでも高いと感じた。
八百屋さんのディスプレイが面白い。
リーキ(ポロネギ)
名前知らず野菜
ラディッシュ
トマト
ナス、キュウリ、パプリカ
今が旬の天然のキノコ、ジロール茸。セップ茸がなかったので、ジロールを買う。
パン屋さんは徒歩圏内に何軒もあり、朝早くから開いている。パンだけはどこで食べても美味しかった。
チーズ屋さんも多い。あまりの種類の多さに選ぶのに一苦労。店の人のお勧めのを2種類買ったが美味しかった。
チョコレート屋さん。こちらも専門店がたくさんある。100g7ユーロ(950円)前後。
花屋さん。食事に招かれたときはチョコレートか花を持っていくことが多いとパリ在住の日本人から聞いた。
買物を終えて、近くのビストロでランチ。前菜+主菜+デザート、前菜+主菜、主菜+デザートという組み合わせのメニューのところが多い。量が結構多いし、必ずパンが付くので、デザートまで食べたのは1回だけ。
前菜はナスの上にヤギのチーズが乗ったもの。
主菜はリゾット。
S子さんが選んだ主菜はタルタルステーキ。日本では久しくお目にかからないが、フランスでは人気のメニューなのか、いくつものレストランで見た。
18日の朝食。持参の醤油をちょっと入れて、ジロール茸でキノコ汁を作る。キノコの香りが広がって美味!
S子さんの知り合いで、パリ在住23年という画家のM子さんが訪ねてみえたので、夕飯を一緒にする。
S子さん持参のあきたこまちにジロール茸を入れたキノコご飯。
ホタテのソテー。
キュウリのごま酢和え。
滞在中は連日晴れの天気で暖かかった。ジャケットが必要だったのは1日だけ。半袖シャツをバッグに入れなかったのが悔やまれたほど。今回も晴れオンナの威力は健在で、持参の傘を使う機会が全くなかった。現地の人の話では、9月は例年なら雨が多く気温も低いそうだから、今年は異常らしい。
さて、17日朝、シャルル・ド・ゴール空港第一ターミナルに着いたS子さんと私はジャンとの待ち合わせ場所、第二ターミナルのコンチネンタル航空のチェックインカウンターへ向かった。この空港はやたらと広い。シャトルバスで第二ターミナルに移動し、ようやくコンチネンタルのカウンターを見つけたら、ちょうどジャンも反対側からやって来たところだった。無事に会えてほっとする。
入国の窓口は長い列だし、聞いてもちゃんと教えてくれないしと、ジャンは会った途端にこれがフランスだと不満を述べる。RER(高速郊外鉄道)1本でアパートのある駅まで行けるというので、安いRERに乗った。シャトレ・レ・アル駅で下車して、徒歩数分の所を迷いながら、十数分かかって目的のアパートにたどり着く。そして、女3人での4日間のアパート暮らしが始まった。
RERの切符販売機。コインかクレジットカードで買う。赤いユニホームの男性が買い方がよく分からない外国人に助言してくれる。
RERの車内。テニス仲間から、彼女の知り合いがこの列車内でパスポートなどが入ったバッグを取られたことがあると聞かされたので、居眠りしないようにしていた。
築200年以上ののアパート。入り口の大きくて頑丈なドアは4桁の暗証番号で、中に入ってからのドアは6桁の暗証番号で開ける。3階の部屋は鍵で開けるが、家の中から錠を差し込んでおくと絶対に開かないようになっている。
長い歴史が刻まれた螺旋状の階段。2人しか乗れない小さなエレベーターが付いていたが、3階なので階段を利用した。
居間とダイニングルーム。骨董的な家具ばかり。
バスルームは2ヵ所にあった。ひとつはバスタブ、シャワー室、洗面台2つ、トイレ付き、もうひとつはシャワー室、洗面台、トイレ付き。洗濯機も乾燥機も装備されている。
キッチンは10人分の食器から皿洗い機、電子レンジ、コーヒーメーカー、調味料まで、すべて揃っていて、食材さえあればすぐに料理できる。有料だが、前もって注文しておけば希望の食材もそろえておいてくれる。
クイーンサイズのベッドルームが2つ。ここにS子さんと二人で寝たが、広くて足がぶつかることもなかった。居間にも収納されているベッドがある。
私たちの到着を待っていた担当の女性から、部屋の使い方などの説明を受けたのち、徒歩10分のモントレグイユ街に買出しに出かける。このあたりは昔、レ・アールという中央市場があった付近で、食料品店が軒を並べ、見て歩くだけでも楽しい。
モントレグイユ通り。
肉屋さんで。マダムたちは今夜の料理に使う肉を肉屋さんに相談しながら買っているみたいだった。
ウサギもきれいに処理されて並んでいる。
鶏はランド産とかブレス産とか産地名が付いて、丸のまま売られている。牛肉も豚肉もスライスは見かけない。
魚屋さんの店頭を見る限り、日本ほど種類は多くないが、レストランのメニューにはどこも魚料理が載っている。
舌平目
オマールエビ
エビ
ホタテ。これを9個買う。13ユーロ、日本円で1700円。ユーロが強いということもあるが、パリではなんでも高いと感じた。
八百屋さんのディスプレイが面白い。
リーキ(ポロネギ)
名前知らず野菜
ラディッシュ
トマト
ナス、キュウリ、パプリカ
今が旬の天然のキノコ、ジロール茸。セップ茸がなかったので、ジロールを買う。
パン屋さんは徒歩圏内に何軒もあり、朝早くから開いている。パンだけはどこで食べても美味しかった。
チーズ屋さんも多い。あまりの種類の多さに選ぶのに一苦労。店の人のお勧めのを2種類買ったが美味しかった。
チョコレート屋さん。こちらも専門店がたくさんある。100g7ユーロ(950円)前後。
花屋さん。食事に招かれたときはチョコレートか花を持っていくことが多いとパリ在住の日本人から聞いた。
買物を終えて、近くのビストロでランチ。前菜+主菜+デザート、前菜+主菜、主菜+デザートという組み合わせのメニューのところが多い。量が結構多いし、必ずパンが付くので、デザートまで食べたのは1回だけ。
前菜はナスの上にヤギのチーズが乗ったもの。
主菜はリゾット。
S子さんが選んだ主菜はタルタルステーキ。日本では久しくお目にかからないが、フランスでは人気のメニューなのか、いくつものレストランで見た。
18日の朝食。持参の醤油をちょっと入れて、ジロール茸でキノコ汁を作る。キノコの香りが広がって美味!
S子さんの知り合いで、パリ在住23年という画家のM子さんが訪ねてみえたので、夕飯を一緒にする。
S子さん持参のあきたこまちにジロール茸を入れたキノコご飯。
ホタテのソテー。
キュウリのごま酢和え。
お帰りなさい!
まず元気に帰国されでホッとしてます。
休む間もなく早速の報告・・・K子さんは本当に
タフですね。
写真を見ているだけでも楽しくなります。
トマトはずいぶんたくさんつながって生っているのですね。
タルタルステーキのピンク色は何ですか?
どんな味がするのでしょう?
ジロール茸・・・どんな味?エリンギのような食感かな?
次はどんな報告か楽しみにしてます!
by pecotyan (2009-09-30 18:57)
お帰りなさいませ ^^
暖かくて何よりでしたね。
あぁ、フランスなら私も一緒に行きたかった…
旅行記の続編、楽しみにしています。
by りえりんまる (2009-09-30 19:33)
pecotyan さん、早速の訪問ありがとう。
一晩ぐっすり寝たら、すっかり疲れがとれました。
トマトは形も大きさもいろいろです。大きいのは1個1個売られて
いますが、野菜はすべて重さで値段が決まります。レジに計りが
ある所がほとんどですが、スーパーでは自分で計る所もありますよ。
タルタルステーキは生の牛肉にタマネギやニンニク、レモンやオリーブ
オイル、塩・胡椒などの調味料を入れたものなので、ピンクは牛肉の
色です。
どちらかというとセップ茸のほうがエリンギのような食感かしら。
ジロール茸は名前が思い浮かびませんが、田舎の山に出るような
キノコです。日本料理にぴったりでした。
by clifton (2009-09-30 20:35)
りえちゃんと一緒だったら、エンゲル係数がすごく高かったかも。
でも、もっと美味しいものにありつけて、ワインもいろいろ飲めた
はずだなあと思っています。
パリ市内では一度も星付きのレストランに行かなかったのが残念。
数年以内に学生時代の仲間とパリに行くことになっているけど、65歳
になってから食べるのと、感激の度合いが違いますものねえー。
by clifton (2009-09-30 20:44)
お帰りなさい。
台所付長期滞在型ホテルいいですね。
栗布団さんの大活躍が楽しみです。
by ばろっく (2009-09-30 20:48)
ばろっくさん、海外では台所付き宿泊所が一番と私も思いました。
ホテルに移ったら、湯沸しポットは付いていないし、日本みたいに
コンビ二はないしで、喉が渇いたらペットボトルの水を飲むしか
ありませんでした。
by clifton (2009-09-30 21:08)