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チェンマイ訪問記(その2:Aさん宅を訪問) [旅]

到着の翌日、Aさんがご自宅に招いてくれた。チェンマイの中心地から十数キロの郊外にあり、ゲートには常時ガードマンがいる。800戸以上の家が建っている広大なビレッジで、同じようなビレッジがあちこちにあるらしい。町のコンドミニアムに住むことを考えていたが、ペットは不可と知り、犬1匹と猫2匹を飼っているので、やむを得ず、一軒家を借りた。コンドミニアムは外国人でも買えるが、土地付き一軒家は買えない。

Aさんは商社を早期退職して、22年前にアテネに移住。アテネは奥さんの故郷であり、自分が駐在したことのある町でもある。まだバブルが弾ける前に横浜のマンションを売り、そのお金でアテネに3倍以上の広さの新築マンションを買うことができた。ユーロに切り替わる前のギリシャの物価は安く、円高もあって、年金で中流以上の暮らしが楽しめた。

ところが、ギリシャの経済危機と円安のダブルパンチで、今までのような生活を送るのが難しくなった。そこで、再移住を決断。友人やアテネのテニス仲間の情報から、行ったこともないチェンマイを移住先に選び、昨年8月末に移った。タイのリタイアメントビザは、年金を受け取っているという証明書、または80万バーツ(現在のレートで約300万円)をタイの銀行に預金することで取得できる。

それにしても80歳近い年齢で再移住するってすごいことだと思う。奥さんのFさんに娘さんやお孫さんと別れて暮らすことになるのによく決心されましたねと言ったら、私、人生における変化が好きだし、いまどきはアテネの娘や孫とスカイプで毎日話せるので、それほど寂しくないのよというお返事。

今の生活が変わらないことを願うのではなく、変化を積極的に受け入れて、楽しむようにしなくちゃと思ったAさん夫婦との再会だった。

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Aさんの住まいがあるビレッジ。間取りや部屋の数はさまざま。

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Aさん宅は3ベッドルームで家賃数万円。郊外のため車を購入。左ハンドルから右ハンドルに慣れるのが大変だったとか。

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タイは日本と同じく、玄関で靴を脱ぐ。

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居間。ソファは前の住人が置いていったものだそうだ。

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キッチン

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キッチンの中にプロパンガスのボンベが置いてある。

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愛犬シロちゃん

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愛猫のクロちゃん。もう1匹の白い猫は人見知りが激しく、客がいると出て来ない。

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料理上手のFさんがランチを用意していてくれた。移住の件でお世話になったという、同じビレッジに住むギリシャ人男性と5人で食事。

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バナナの葉に包まったタイの伝統的なお菓子。もち米の中にココナツが入っている。

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庭にあるパパイアの木に実がたくさんなっていた。いただいたら、今まで食べたことのない美味しさ。木で熟れたのはやっぱり味が違う。

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Aさん夫婦とシロちゃん。

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食後、シロちゃんを連れて散歩。

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夜はAさんが週2回一緒にプレーしている、40代のタイ人2人とテニス。このメンバーで2回ナイターテニスをした。

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14日は日本人ロングステイ組5人、シンガポール人夫婦、タイ人男性と11人でテニス。どなたかのコネで、チェンマイ大付属病院のコートを借りる。

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テニスのあと、日本人だけで昼食。大阪からのご夫婦は日本の夏と冬にそれぞれ3カ月間チェンマイで、ゴルフとテニスを楽しむ生活を8年続けている。ゴルフ場は1時間以内に10カ所以上。
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