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スペインの旅(その2:サリアで待つ) [旅]

17日に20km手前のトリアカステーラに泊まった連れ合いから、サリアには18日午後1-2時の間に到着する予定との携帯メールが入る。それまで、サリア市内を散策することにした。

サリアからサンティエゴまでの巡礼路は114km。時間や体力がない巡礼者はこの町から出発する人が多い。800km先から歩き始めて、途中列車やバスに乗ってもいいけど、この最後の100kmを歩かないと証明書は出ない。よって、サリアからの巡礼路はそれまでの道とは比べようがないほど賑わう。

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ホテルの部屋から眺めたサリアの町。

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巡礼者は朝早くに出発する。

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町の中を川が流れている。

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朝、散歩したら、かわいい野の花がたくさん咲いていた。

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町中の巡礼路の坂を上る自転車組と徒歩組。どちらにとっても坂道は大変。

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街角で会ったドイツ人女性。11時半頃だったが、今日初めての食事だと言っていた。1日に40km、毎日10-12時間歩くと聞いて、びっくり!4年前から毎年歩いているそうで、もう一種の病に罹ったようなものよ。1年目はグループで歩いたけど、2年目からは1人。1人が一番気楽でいいわ。

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2人ともイタリア人だが、たまたま一緒に歩いている時だった。赤シャツの彼はお母さんが日本人でナポリ在住。左の男性には6日後、サンティアゴの大聖堂の前で再会した。連れ合いも道中何度か彼に会ったとか。

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ちょっと覗いたアルベルゲ(巡礼宿)。2段ベッドで、1部屋数人から数十人までいろいろ。ベッドだけなので、寝袋が必要。トイレもシャワーも共同。その代わり、料金は1000円前後と安い。サンティアゴのホテルで会った自転車おじさんはアルベルゲに泊まると、いろいろな国の人に会えて面白いが、夜眠れないのが困ると言っていた。

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家の周囲に藤を張りめぐらしたお宅で花に見とれていたら、ご主人が出てきて、花を2輪くださった。

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果物屋でオレンジを2種類買う。どこで買ってもスペインのオレンジは美味しい。

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予定よりかなり遅れて、待ち人登場。途中の道を間違えて遠回りしてしまったらしい。妻たちが待っているとあって、緊張して道しるべを見逃したのか?

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まずは再会を祝って、乾杯!つまみはガルシア地方名物の一つ、エンパナーダ。豚肉やツナなどを包み込んで、焼いたパン。スペインのワインはレストランで飲んでも、1本12-15ユーロで十分美味しい。生ビールも1.5ユーロくらいなので、飲み代が安く上がるのが一番気に入った。。

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スペインの夕食は8時半頃からと遅い。大抵のレストランには日替わり定食があって、前菜・主菜・デザート(それぞれ2-3品から選ぶ)にハウスワイン1人1/2ボトル付きで、9ユーロ~10ユーロ。タコ料理もガリシア名物。

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同じレストランで、マドリードで空手を習っているという10歳の男の子に会った。お父さんはフランス人、お母さんはパナマ人。イースター休暇を利用しての家族巡礼で、去年も歩いたそうだ。ほかにも家族で歩いている人たちが結構いた。こういう家族旅行は思い出に残りそう。

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レストランの外のテーブルは巡礼の若者たちで盛り上がっていた。

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ライトアップされた教会。
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