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ブータンの旅(その4:お祭りで賑わうパロの街) [旅]

ティンプーで2泊したあと、パロに移動、同じホテルに4泊した。パロでは春にブータン最大の祭り「ツェチュ祭」が5日間にわたって催される。祭り目当ての海外からの観光客と田舎からはるばるやって来たブータンの人々で、街は活気にあふれていた。

ホテルはどこも満杯で、キャンセル待ちで参加した方と添乗員は別のホテルに宿泊。ティンプーからパロに通って「ツェチュ祭」を見学したツアーもあったようだ。

ティンプーでも同様だったが、ホテルはどの部屋も毎日何かしらのトラブルに見舞われた。お湯が出ない、トイレのふたが壊れている(水がでるだけマシだが)、タオルがない、ヒューズが飛んで電気が付かない、等々。

観光立国を目指すなら、もうちょっとメンテナンスをしっかりと言いたいが、何事においてものんびり屋のブータン人には無理なのかなあ。近年、1泊1000ドル以上の超高級リゾートホテルがいくつかオープンしたそうだが、そのようなホテルではサービスも完璧なんだろうか。

午前2時半起きで、大掛仏の開帳を見に行った朝、添乗員がホテルに帰り次第朝食をとるから準備しておいてと頼んでいた。ところが、6時に戻ってみるとレストランは真っ暗でだれもいない。あとで聞いたら、ホテルの人たちも開帳に行ってしまっていたらしい。お客より、年に一度の開帳を拝むほうが大事というのもわからないではないが・・・

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丘の上から見たパロの町。

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パロのメインストリート。

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裏通り。

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キラが干されている。

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ブータンの放送のほか、BBC、CNN、NHKワールド、インドのテレビも見られる。

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ローカルな雑貨屋さんのような店は中に入らないで買うことができる。

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朝早くに散歩に出たら、高校生2人組に会った。普段着なので聞いたら、ツェチュ祭の間、パロの学校はすべて休みだという。お祭りにはちゃんとキラを着ていくそうだ。

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早朝から、街中にあるマニ車を回している人がいた。

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街の床屋さん。インド系か。

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なんというゲームなのか、初めて見た。

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JICAが外で写真展を開いていた。ブータン、日本を中心に何か国かの写真が展示されている。なかなか良いアイデアだと感心した。

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写真展を見ていた高校生。

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メインストリートで会った高校生。

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パロを見下ろす丘に建つ国立博物館。2年前の地震で、一部の壁がはがれてしまった。

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博物館の近くに咲いていた桃の花。

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パロ・ゾンへの坂道。

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パロ・ゾン。

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リゾートホテルにある、ブータン伝統の焼き石のお風呂、ドツォ入浴体験。1グループ(2-4人)30分ずつ交代で入った。ストーンと叫ぶと、熱々に焼けた石がころげてくる。仕切ってあるので、石で火傷する心配はなかったが、ジュッという音がするので、一瞬おののく。でも、やっぱり日本人はお風呂が好き。湯船に浸かったら、疲れが吹き飛んだ。

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石を焼いているところを見せてもらった。木を燃やして、石を焼き、焼けた石を大きな鋏のようなもので挟んで、ころがしていた。

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お風呂の近くに咲いていたリンゴの花。梨の花もあちこちで咲いていたし、ブータンの春は日本より早い。

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祭りの期間中、町外れに何十軒もの露店が並ぶ。衣類から生活用品、食事処、バーまである。外国人観光客はほとんどいなかった。

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祭りを見たあと、露店に向かう家族。

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露店広場にいた美女。

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どこの男たちも博打好き。現金を出して、カード賭博をしていた。

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モモという蒸し餃子のようなものを食べる。1個10円。ブータン人は唐辛子のペーストをたっぷりつけて食べていた。

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ブータンの人気スポーツ、弓の体験。何度か挑戦しているうちに的に当てた女性も出て、皆さん、興奮状態。

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パロ郊外の民家を訪問した。昔は1階が家畜、2階が米などの貯蔵、3階が住まいというのが典型的な家だった。

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仏間はかなり立派。ここに泊まれるのはお坊さんのみ。交通が不便な時代は法要にお坊さんを呼ぶと泊りがけだったが、昨今はよほどの田舎以外は泊まることはないとか。

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布を掛けてあったが、薄型テレビとパソコンが鎮座していた。

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バター茶をご馳走になる。お茶請けは焼き米やトウモロコシを潰して干したようなもの。なんの味もついていないが、噛んでいたら米の甘みが感じられた。

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麦で作った焼酎のようなお酒も出た。

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赤米の貯蔵庫。籾殻つきで保存している。

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8歳と4歳のこの家の子供。お祭りから戻ったところ。

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まるで招き猫のように、私たち一行を出迎えてくれた飼い猫。全く人を怖がらない。
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