イランから出した絵葉書はいずこに？

今日から11月。今年もあと2カ月しか残されていないと思うと、暇人も焦る。年賀状が発売になったので、連れ合いにそろそろ版画の図案を考えてはいかが？と促したけれど、全くその気なし。中旬に10日ほどタイのパタヤビーチでのテニス大会に行くため、気分はまだ年賀状どころではないようだ。

イランから17通の絵葉書を出したが、まだだれにも届いていない。ガイドは2週間で着きますと言っていたが、10月9日に出したので既に3週間以上経っている。イランではホテルでは一切郵便を扱っておらず、郵便局で出すしかない。世界遺産のペルセポリスには郵便局があると言われたので、見学の時まで書き終えて持参した。

郵便局と言っても女性一人いるだけの小さな出張所のようなオフィスだった。絵葉書17枚を出して、切手代（約2千円）を支払ったら、もう書いてあるのならこちらで出しておくと言われたので、絵葉書を預けて見学に行った。自分で切手を貼らなかったため、なんとなく不安になったが、イランはエジプトやアルゼンチンとは違うから大丈夫と自分に言い聞かせた。

エジプトでは切手を貼って、4つ星のホテルのフロントに預けたのに届かなかった。ちなみに5つ星のホテルからの葉書は届いた。ブエノスアイレスでは、郵便局の窓口で20通近い葉書を出したが、この時も現金で切手代を支払い、切手をくださいと言ったら、こちらで処理するからと言われた。結局、切手代をネコババされたみたいで、一通も届かなかった。

田舎に行っている間に、デンマークとポーランドから絵葉書が届いていた。どちらも数日から1週間で到着している。イランからでも、3週間以上はかかるはずがないから、もう諦めるべきかもしれないなあ。悔しいけれど。


羽鳥湖レジーナの森の駐車場付近で咲いていたホトトギス。