秘湯巡りの旅(その2:白布温泉東屋) [温泉巡り]
高湯温泉で2泊したあとは姥湯温泉に泊まる予定だったが、大雨による土砂崩れで当日キャンセルせざるをえなくなり、急遽白布温泉の東屋を予約。昔、天元台にスキーに行ったことはあるものの、白布温泉に泊まるのは初めてだった。
東屋旅館。茅葺だったが、15年前、隣の旅館の火事が燃え移って焼失。その後に建てられた木造旅館。
ロビー
客室の廊下
室内ばかりでなく、建物のあちこちに花が飾られている。
10畳の部屋。窓際にテーブルと椅子2つ付いている。1泊14,730円(税込)。
開湯700年の白布温泉は米沢藩主、上杉家の湯治場だった。石造りの内湯は上杉候が入浴するために造られたもの。浴槽にあふれ出るほどドバドバと源泉が注ぎ込まれている。透明なお湯だが、湯の花がたくさん底に沈んでいた。打たせ湯の水圧がすごくて、マッサージ効果抜群。
女性用の露天風呂が2つある。
石風呂。上杉家の保養御殿時代からの庭石を昭和26年から2年かけて、一枚石をくり貫いて造った。貸し切りだが、予約は不要。
貸し切り家族風呂。バリアフリーになっている。
食事処。昨今は畳に椅子という旅館が多い。
地元米沢のお酒を飲む。
1日目夕食。久しぶりに鯉の洗いを食す。米沢牛はすき焼きかしゃぶしゃぶを選ぶことができる。連れ合いはすき焼き、私はしゃぶしゃぶにした。
2日目朝食。笹の葉の中は納豆。
2日目夕食。山形風芋煮は牛肉入りの醤油味。福島は豚肉で、味噌も入れる。牛肉は2人共しゃぶしゃぶにした。お昼はビールとつまみだけにしたのに、お腹いっぱいでご飯は食べられなかった。
3日目朝食
東屋旅館。茅葺だったが、15年前、隣の旅館の火事が燃え移って焼失。その後に建てられた木造旅館。
ロビー
客室の廊下
室内ばかりでなく、建物のあちこちに花が飾られている。
10畳の部屋。窓際にテーブルと椅子2つ付いている。1泊14,730円(税込)。
開湯700年の白布温泉は米沢藩主、上杉家の湯治場だった。石造りの内湯は上杉候が入浴するために造られたもの。浴槽にあふれ出るほどドバドバと源泉が注ぎ込まれている。透明なお湯だが、湯の花がたくさん底に沈んでいた。打たせ湯の水圧がすごくて、マッサージ効果抜群。
女性用の露天風呂が2つある。
石風呂。上杉家の保養御殿時代からの庭石を昭和26年から2年かけて、一枚石をくり貫いて造った。貸し切りだが、予約は不要。
貸し切り家族風呂。バリアフリーになっている。
食事処。昨今は畳に椅子という旅館が多い。
地元米沢のお酒を飲む。
1日目夕食。久しぶりに鯉の洗いを食す。米沢牛はすき焼きかしゃぶしゃぶを選ぶことができる。連れ合いはすき焼き、私はしゃぶしゃぶにした。
2日目朝食。笹の葉の中は納豆。
2日目夕食。山形風芋煮は牛肉入りの醤油味。福島は豚肉で、味噌も入れる。牛肉は2人共しゃぶしゃぶにした。お昼はビールとつまみだけにしたのに、お腹いっぱいでご飯は食べられなかった。
3日目朝食
秘湯巡りの旅(その1:高湯温泉吾妻屋) [温泉巡り]
「日本秘湯を守る会」の会員宿に10泊すると、泊まった宿の中から1軒選んで、1泊無料で宿泊できる。大分前に5冊目のスタンプ帳がいっぱいになっていたので、期限切れにならないうちにと福島の高湯温泉吾妻屋に行き、2泊することにした。
今回で6冊目のスタンプ帳が終了。秘湯の会以外の宿にも泊まっているので、退職後に始めた温泉巡りは90泊くらいになる。行先は、いい温泉があり、料金が安い東北がほとんど。それにどうせなら、東北にお金を落として応援したいし。
吾妻屋に泊まるのは2年ぶり4度目。部屋数10室にお風呂が8つあり、日帰り客を取らないため、貸し切り状態で湯浴みが楽しめるのが気に入っている。お風呂はすべて源泉掛け流し。
8畳の部屋。1泊14,040円(税込)
外に出て、林の中を歩いて行くと男女別の露天風呂がある。
日の出から日没まで入浴できる。一番好きなお風呂。
露天風呂の周りは既に秋の気配。
外に出てすぐの所に、この大きさの露天風呂が男・女・家族用と3つある。家族用は空いていれば、予約なしで入れる。
内湯入り口。内湯棟が新しくなり、内装もお風呂も以前とは全く様変わりしていた。
脱衣所
女性用内湯。1人で宿泊している女性2人にお会いした。1人客を泊めてくれる宿はまだそんなに多くないという話をされていた。吾妻屋はリピーターが多いらしく、3カ月ごとに2泊していますという関東からのご夫婦もいらした。
貸切風呂。要予約だが無料。
取り替えたい客が自由に使える浴衣とバスタオルが置いてある。私は風呂用のタオルは持参し、ここ数年は宿にあるタオルには手を付けないことにしている。最初は雑巾にでもと思い、使用したタオルを持ち帰ったが、結局たまっていくだけ。連泊することが多いが、シーツや浴衣の交換は不要と伝える。
ロビーにコーヒーとお菓子が置いてあり、朝8時から夜7時まで自由に飲める。
会津の酒、開当男山と国権のてふを飲む。
1日目夕食。私にはちょっとしょっぱく感じる味付け。しゃぶしゃぶは海鮮。
朝食はシンプルで程よい量。食べ過ぎになるので、お昼はビールとナッツ・せんべいだけにする。
2日目夕食。招待ということで豪勢なお刺身の盛り合わせが出たが、量が多すぎた。しゃぶしゃぶは福島牛で、やっと肉にありつけたと喜ぶ。
2日目朝食。
今回で6冊目のスタンプ帳が終了。秘湯の会以外の宿にも泊まっているので、退職後に始めた温泉巡りは90泊くらいになる。行先は、いい温泉があり、料金が安い東北がほとんど。それにどうせなら、東北にお金を落として応援したいし。
吾妻屋に泊まるのは2年ぶり4度目。部屋数10室にお風呂が8つあり、日帰り客を取らないため、貸し切り状態で湯浴みが楽しめるのが気に入っている。お風呂はすべて源泉掛け流し。
8畳の部屋。1泊14,040円(税込)
外に出て、林の中を歩いて行くと男女別の露天風呂がある。
日の出から日没まで入浴できる。一番好きなお風呂。
露天風呂の周りは既に秋の気配。
外に出てすぐの所に、この大きさの露天風呂が男・女・家族用と3つある。家族用は空いていれば、予約なしで入れる。
内湯入り口。内湯棟が新しくなり、内装もお風呂も以前とは全く様変わりしていた。
脱衣所
女性用内湯。1人で宿泊している女性2人にお会いした。1人客を泊めてくれる宿はまだそんなに多くないという話をされていた。吾妻屋はリピーターが多いらしく、3カ月ごとに2泊していますという関東からのご夫婦もいらした。
貸切風呂。要予約だが無料。
取り替えたい客が自由に使える浴衣とバスタオルが置いてある。私は風呂用のタオルは持参し、ここ数年は宿にあるタオルには手を付けないことにしている。最初は雑巾にでもと思い、使用したタオルを持ち帰ったが、結局たまっていくだけ。連泊することが多いが、シーツや浴衣の交換は不要と伝える。
ロビーにコーヒーとお菓子が置いてあり、朝8時から夜7時まで自由に飲める。
会津の酒、開当男山と国権のてふを飲む。
1日目夕食。私にはちょっとしょっぱく感じる味付け。しゃぶしゃぶは海鮮。
朝食はシンプルで程よい量。食べ過ぎになるので、お昼はビールとナッツ・せんべいだけにする。
2日目夕食。招待ということで豪勢なお刺身の盛り合わせが出たが、量が多すぎた。しゃぶしゃぶは福島牛で、やっと肉にありつけたと喜ぶ。
2日目朝食。
台風でハプニング連続の温泉巡り [温泉巡り]
5日ぶりに帰宅。今回の温泉巡りは台風のせいで、ハプニングの連続だった。
7日、8日と高湯温泉に宿泊、9日は姥湯温泉に1泊することになっていた。9日の朝、かなり強い雨が降っていたため、姥湯温泉に電話して、そちらは大丈夫でしょうかと聞いたら、問題ありませんとの返事。それで、予定通り高湯温泉から路線バスで福島駅に出て、米沢行きの奥羽線に乗った。
発車2分前に携帯が鳴った。途中の道が土砂崩れで迎えに行けなくなりました。キャンセルということにしてくださいと姥湯温泉から連絡。慌てて電車から飛び降りる。姥湯温泉は山深い所にあり、奥羽線峠駅から送迎車で30分かかる。
連れ合いとこのまま東京に戻るか、ほかの温泉を探すか協議。予定通りあと1泊しようと持参したタブレットで検索。米沢から車で40分の白布温泉東屋に電話したら、部屋が取れた。奥羽線は3-4時間に1本しかないため、山形新幹線で米沢に向かう。運よく2時半の宿の送迎バスに間に合って、白布温泉へ。
翌日の朝、奥羽線はもとより、山形新幹線、仙山線も運休。福島に出る国道13号線も通行止めとなった。こんな時はじたばたしても始まらないし、暇人の特権を生かさなきゃと連泊を即決。宿はキャンセルが相次ぎ、10日の夜は連泊組みの私たち夫婦と男性1人、それに秋田方面から車で来たご夫婦の5人だけだった。
今日も新幹線は午前中運休との情報に、もう1泊しようかと話していたら、13号線が開通したので、福島駅まで車でお送りしますと宿の方が申し出てくださった。京都からいらしてた男性と3人で、1時間半かかって福島駅へ。そこで東北新幹線に乗り、帰って来た。
7日、高湯温泉に向かう前に福島駅から徒歩12-3分の天ぷら屋「しおや」で昼食。昼は定食と天丼(いずれも税込千円)のみ。定食にしたが、海老2本、キス、アナゴ、シイタケ、ナス、ピーマンで程よい量だった。さくっと揚がっていて、久しぶりに美味しい天ぷらに出合えたと大満足。それにご飯のうまさに感動!会津のコシヒカリを使っているそうだ。会津のコシヒカリは魚沼産に化けるという噂を思い出し、やっぱりねと思った。
9日、奥羽線に乗る前に福島駅で食べた福島名物の円盤餃子。餃子は自分で作るほうが断然美味しい。
7日、8日と高湯温泉に宿泊、9日は姥湯温泉に1泊することになっていた。9日の朝、かなり強い雨が降っていたため、姥湯温泉に電話して、そちらは大丈夫でしょうかと聞いたら、問題ありませんとの返事。それで、予定通り高湯温泉から路線バスで福島駅に出て、米沢行きの奥羽線に乗った。
発車2分前に携帯が鳴った。途中の道が土砂崩れで迎えに行けなくなりました。キャンセルということにしてくださいと姥湯温泉から連絡。慌てて電車から飛び降りる。姥湯温泉は山深い所にあり、奥羽線峠駅から送迎車で30分かかる。
連れ合いとこのまま東京に戻るか、ほかの温泉を探すか協議。予定通りあと1泊しようと持参したタブレットで検索。米沢から車で40分の白布温泉東屋に電話したら、部屋が取れた。奥羽線は3-4時間に1本しかないため、山形新幹線で米沢に向かう。運よく2時半の宿の送迎バスに間に合って、白布温泉へ。
翌日の朝、奥羽線はもとより、山形新幹線、仙山線も運休。福島に出る国道13号線も通行止めとなった。こんな時はじたばたしても始まらないし、暇人の特権を生かさなきゃと連泊を即決。宿はキャンセルが相次ぎ、10日の夜は連泊組みの私たち夫婦と男性1人、それに秋田方面から車で来たご夫婦の5人だけだった。
今日も新幹線は午前中運休との情報に、もう1泊しようかと話していたら、13号線が開通したので、福島駅まで車でお送りしますと宿の方が申し出てくださった。京都からいらしてた男性と3人で、1時間半かかって福島駅へ。そこで東北新幹線に乗り、帰って来た。
7日、高湯温泉に向かう前に福島駅から徒歩12-3分の天ぷら屋「しおや」で昼食。昼は定食と天丼(いずれも税込千円)のみ。定食にしたが、海老2本、キス、アナゴ、シイタケ、ナス、ピーマンで程よい量だった。さくっと揚がっていて、久しぶりに美味しい天ぷらに出合えたと大満足。それにご飯のうまさに感動!会津のコシヒカリを使っているそうだ。会津のコシヒカリは魚沼産に化けるという噂を思い出し、やっぱりねと思った。
9日、奥羽線に乗る前に福島駅で食べた福島名物の円盤餃子。餃子は自分で作るほうが断然美味しい。
駒ヶ岳温泉に3連泊(その3:秋田駒ヶ岳の花たち) [温泉巡り]
山歩きは湯治のついでにやる程度なので、あまりほかの山は知らないが、秋田駒ヶ岳の高山植物の種類と数の多さには登るたびに感動する。必死に探して見つけるわけではなく、歩いているとすぐに目につくし、群生している場所もたくさんある。八幡平や栗駒山でもいろいろな花に出会えたが、花を楽しむなら、秋田駒ヶ岳が最高かな。
コマクサ
チングルマ
ヒナザクラ
オノエラン
マイヅルソウ
ゴゼンタチバナ
ツマトリソウ
カラマツソウ
ミヤマウスユキソウ
サンカヨウ
ズダヤクシュ
コバイケイソウ
シラネアオイ
ミヤマハンショウヅル
ハクサンチドリ
イワカガミ
ショウジョウバカマ
ムシトリスミレ
イワブクロ
ヨシバシオガマ
ハクサンシャジン
アカモノ
タカネスミレ
オオバキスミレ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマキンバイ
ベニバナイチゴ
エゾツツジ
タニウツギ
ムラサキヤシオツツジ
ナナカマド
オオカメノキ
アオノツガザクラ
コケモモ
ハクサンシャクナゲ
ミネザクラ
ウラジオヨウラク
サラサドウダン
コマクサ
チングルマ
ヒナザクラ
オノエラン
マイヅルソウ
ゴゼンタチバナ
ツマトリソウ
カラマツソウ
ミヤマウスユキソウ
サンカヨウ
ズダヤクシュ
コバイケイソウ
シラネアオイ
ミヤマハンショウヅル
ハクサンチドリ
イワカガミ
ショウジョウバカマ
ムシトリスミレ
イワブクロ
ヨシバシオガマ
ハクサンシャジン
アカモノ
タカネスミレ
オオバキスミレ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマキンバイ
ベニバナイチゴ
エゾツツジ
タニウツギ
ムラサキヤシオツツジ
ナナカマド
オオカメノキ
アオノツガザクラ
コケモモ
ハクサンシャクナゲ
ミネザクラ
ウラジオヨウラク
サラサドウダン
駒ヶ岳温泉に3連泊(その2:秋田駒ヶ岳トレッキング) [温泉巡り]
高山植物の宝庫、秋田駒ヶ岳は花の季節。田沢湖駅に着いたら、曇ってはいたが雨は降っていなかったので、駒ヶ岳八合目行きのバスに乗り、4年ぶりに登ることにした。10:05発のアルパこまくさ経由のバスが終点八合目に着いたのが11時ちょっと過ぎ。さすがにその時間から登る人は少なく、乗客は12-3人だった。
次々と現れる可憐な花たちに目を奪われ、写真を撮りながら歩いていたら、ガスが出て来て寒くなってきた。下りてくる人たちに状況を尋ねると、阿弥陀池周辺は濃いガスで見通しが悪いうえ、強風ですよとの返事。阿弥陀池まで行ってみると、向こう岸も見えないし、強い風が吹き荒れていて、本当に寒い!避難小屋はお昼を食べる人で満員だというので、風が当たらない斜面でバナナとお菓子を食べて、早々に下山することにした。結局、この日は新道コースを往復しただけ。
翌日、宿で作ってもらったおにぎりを持って、再び駒ヶ岳を目指す。宿から徒歩10分のバス停休養センター前から八合目行きのバスに乗り、9時半頃から登り始めた。青空は望めなかったが、前日よりはずっと良いコンディションだった。
登山口から八合目までの道路は細くてくねくねしている。シーズン中は午前5:30から午後5:30まで、マイカー規制が行われる。
駐車場
外来生物侵入防止のために、登る前に靴底を洗うよう呼びかけている。
八合目登山口
前日と同じ新道コースを登る。
前日はガスで見えなかった遠くの山々が見えた。
片倉岳展望台からの田沢湖。
木道になると阿弥陀池が近い。
阿弥陀池手前から男岳分岐点まで登る。
馬場の小路(通称ムーミン谷)に向かって下りる。急斜面でしかも石がゴロゴロ。高所恐怖症の私は時間をかけて恐る恐る下りた。ここを登るのは大変そうだからと下るルートを選んだのだが、失敗だったかも。かなり膝に負担がかかり、翌日から2-3日筋肉痛がひどかった。
ようやくムーミン谷が見えてきた。
3度目(前日を入れれば4度目)の駒ヶ岳トレッキングで、ようやく念願のムーミン谷を歩くことができた。阿弥陀池周辺では既に終わっていたチングルマがここは見頃で、一面の白い花に感激。
駒池を過ぎると少し登りになる。
田沢湖の反対側が見えた。
コマクサが群生している大焼砂を登る。
両側に一面コマクサが咲いていたのだが、すごい風でゆっくり鑑賞している余裕などなかった。ここはいつも風が強い場所で、今日が特別なわけではないと言われる。歩きづらい砂地を吹き飛ばされそうになりながら必死で登る羽目になり、めげそうになった。強風に耐えて、花を咲かせているコマクサはエライ!
ようやく横岳に到着。ちょうどお昼だったので、ここでおにぎりを食べる。2時間半歩いて初めての休憩。夕方から雨との予報に15分だけ休んで出発。
焼森のミヤマダイコンソウ
横岳から焼森を通り、シャクナゲコースを下り、八合目へ。4時間の山歩きだった。帰りは1:30発のバスに乗り、登山口で降りて、宿まで30分歩いた。途中、桑の実を見つけ、食べてみたら美味しかったので、しばしそこでおやつタイム。
宿のすぐ近くにある滝に寄る。2本の滝が仲良く並んでいるため、「友情の滝」という名前が付いている。
翌日は雨。お風呂に入る以外、一日中部屋でゴロゴロしていた。同じ宿に泊まった7人のグループが雨でも朝ご飯を食べるとすぐに駒ヶ岳に向かったが、その日しかない場合は仕方ないのだろうな。登山中に会った人が前日の八幡平は霧で歩けなかったと話していたし、この時期の登山に青空を期待するのは難しい。1週間くらい湯治をしながら待つというのが理想かも。
次々と現れる可憐な花たちに目を奪われ、写真を撮りながら歩いていたら、ガスが出て来て寒くなってきた。下りてくる人たちに状況を尋ねると、阿弥陀池周辺は濃いガスで見通しが悪いうえ、強風ですよとの返事。阿弥陀池まで行ってみると、向こう岸も見えないし、強い風が吹き荒れていて、本当に寒い!避難小屋はお昼を食べる人で満員だというので、風が当たらない斜面でバナナとお菓子を食べて、早々に下山することにした。結局、この日は新道コースを往復しただけ。
翌日、宿で作ってもらったおにぎりを持って、再び駒ヶ岳を目指す。宿から徒歩10分のバス停休養センター前から八合目行きのバスに乗り、9時半頃から登り始めた。青空は望めなかったが、前日よりはずっと良いコンディションだった。
登山口から八合目までの道路は細くてくねくねしている。シーズン中は午前5:30から午後5:30まで、マイカー規制が行われる。
駐車場
外来生物侵入防止のために、登る前に靴底を洗うよう呼びかけている。
八合目登山口
前日と同じ新道コースを登る。
前日はガスで見えなかった遠くの山々が見えた。
片倉岳展望台からの田沢湖。
木道になると阿弥陀池が近い。
阿弥陀池手前から男岳分岐点まで登る。
馬場の小路(通称ムーミン谷)に向かって下りる。急斜面でしかも石がゴロゴロ。高所恐怖症の私は時間をかけて恐る恐る下りた。ここを登るのは大変そうだからと下るルートを選んだのだが、失敗だったかも。かなり膝に負担がかかり、翌日から2-3日筋肉痛がひどかった。
ようやくムーミン谷が見えてきた。
3度目(前日を入れれば4度目)の駒ヶ岳トレッキングで、ようやく念願のムーミン谷を歩くことができた。阿弥陀池周辺では既に終わっていたチングルマがここは見頃で、一面の白い花に感激。
駒池を過ぎると少し登りになる。
田沢湖の反対側が見えた。
コマクサが群生している大焼砂を登る。
両側に一面コマクサが咲いていたのだが、すごい風でゆっくり鑑賞している余裕などなかった。ここはいつも風が強い場所で、今日が特別なわけではないと言われる。歩きづらい砂地を吹き飛ばされそうになりながら必死で登る羽目になり、めげそうになった。強風に耐えて、花を咲かせているコマクサはエライ!
ようやく横岳に到着。ちょうどお昼だったので、ここでおにぎりを食べる。2時間半歩いて初めての休憩。夕方から雨との予報に15分だけ休んで出発。
焼森のミヤマダイコンソウ
横岳から焼森を通り、シャクナゲコースを下り、八合目へ。4時間の山歩きだった。帰りは1:30発のバスに乗り、登山口で降りて、宿まで30分歩いた。途中、桑の実を見つけ、食べてみたら美味しかったので、しばしそこでおやつタイム。
宿のすぐ近くにある滝に寄る。2本の滝が仲良く並んでいるため、「友情の滝」という名前が付いている。
翌日は雨。お風呂に入る以外、一日中部屋でゴロゴロしていた。同じ宿に泊まった7人のグループが雨でも朝ご飯を食べるとすぐに駒ヶ岳に向かったが、その日しかない場合は仕方ないのだろうな。登山中に会った人が前日の八幡平は霧で歩けなかったと話していたし、この時期の登山に青空を期待するのは難しい。1週間くらい湯治をしながら待つというのが理想かも。
駒ヶ岳温泉に3連泊(その1:森の中の一軒宿) [温泉巡り]
JR東日本「大人の休日倶楽部」の4日間15,000円のパスを利用して、6月29日から秋田県の駒ヶ岳温泉に3連泊した。やはり同じパスで、3月初めに女3人で秋田の湯巡りをした際に1泊して気に入った宿で、今回は温泉好きの連れ合いを案内。
東京駅で弁当を買い、東京発6:32、田沢湖着9:21のこまちに乗る。片道16,170円なので、半額以下で行ける。
10畳のさくらの間をネットで予約。1泊2食付きで11,000円。建物は古いが客室はわずか9室なので、とても静か。
内風呂。どのお風呂もほぼ貸切状態だった。昼間、たまに地元の立ち寄り客を見かけたくらい。車で40分の岩手県から週4日、30年間通っているというシニア女性に会った。
内風呂に続く露天風呂。3月初めは一面雪だったが、今の時期は緑を眺めながらの入浴が楽しめる。
渓流沿いにある貸切露天風呂。温泉棟に行く所に足ふきマットが入ったカゴが2つ置いてある。それがあれば空いていることになり、無料で使える。
29日の夜、乳頭温泉鶴の湯の混浴露天風呂に入浴。系列の宿なので、夜8時に送迎車で鶴の湯に連れて行ってくれる。
地元の秀よしのお酒を飲む。秀よしの3種類の酒の飲み比べセットがあったので、まずそれを飲み、気に入ったお酒をボトルでキープした。
1日目の夕食。和食と西洋料理をミックスしたような献立。毎回内容が変わった陶板焼きについているニンニク味噌が美味。田沢湖駅前にある「そば五郎」というそば屋も系列で、そこと同じ十割そばが毎夜出た。3日間ともご飯までたどり着くことができずに終わる。
朝食。このほかに生卵(希望すれば茹で卵)がつく。程よい量のおかずがいろいろあって、満足。
2日目の夕食。ほかにグラタンともりそば。
3日目のお昼はおにぎりとビール。
3日目の夕食。鶴の湯と同じ山の芋鍋が登場。デザートは冬瓜を甘く煮たものとショウガ入りのシャーベット。
東京駅で弁当を買い、東京発6:32、田沢湖着9:21のこまちに乗る。片道16,170円なので、半額以下で行ける。
10畳のさくらの間をネットで予約。1泊2食付きで11,000円。建物は古いが客室はわずか9室なので、とても静か。
内風呂。どのお風呂もほぼ貸切状態だった。昼間、たまに地元の立ち寄り客を見かけたくらい。車で40分の岩手県から週4日、30年間通っているというシニア女性に会った。
内風呂に続く露天風呂。3月初めは一面雪だったが、今の時期は緑を眺めながらの入浴が楽しめる。
渓流沿いにある貸切露天風呂。温泉棟に行く所に足ふきマットが入ったカゴが2つ置いてある。それがあれば空いていることになり、無料で使える。
29日の夜、乳頭温泉鶴の湯の混浴露天風呂に入浴。系列の宿なので、夜8時に送迎車で鶴の湯に連れて行ってくれる。
地元の秀よしのお酒を飲む。秀よしの3種類の酒の飲み比べセットがあったので、まずそれを飲み、気に入ったお酒をボトルでキープした。
1日目の夕食。和食と西洋料理をミックスしたような献立。毎回内容が変わった陶板焼きについているニンニク味噌が美味。田沢湖駅前にある「そば五郎」というそば屋も系列で、そこと同じ十割そばが毎夜出た。3日間ともご飯までたどり着くことができずに終わる。
朝食。このほかに生卵(希望すれば茹で卵)がつく。程よい量のおかずがいろいろあって、満足。
2日目の夕食。ほかにグラタンともりそば。
3日目のお昼はおにぎりとビール。
3日目の夕食。鶴の湯と同じ山の芋鍋が登場。デザートは冬瓜を甘く煮たものとショウガ入りのシャーベット。
女3人で秋田の湯めぐり(その4:帰りに仙台で寿司を堪能) [温泉巡り]
3泊4日の湯めぐりを終えて帰京する日、M子さんが私のブログに何度か登場した仙台の寿司屋に寄りたいというので、昼に間に合うように9時に宿を出る。宿の車でバス停まで送ってもらう途中、工事車が雪でスリップして道路で立ち往生していた。通れないので困ったなと思っていたら、3台の対向車の中に宿の従業員がいることがわかった。対向車2台にバックしてもらい、その方が車をUターンさせて、私たちを乗せてバス停に行ってくれることになった。宿の人たちの連携プレーでなんとか田沢湖行きのバスに間に合う。
田沢湖駅からこまちに乗り、仙台で下車。徒歩で「小判寿司」に向かう。1月、鶴の湯の帰りに寄ろうと思ったら、予約が取れなかったため、その時は仙台駅構内の寿司屋にした。なので、ここで食べるは、昨年10月の須川高原温泉からの帰りに寄って以来だった。
私だけがお酒を飲む。飲んだことのない、大崎市三本木の伯楽星にする。くせのないお酒で寿司にぴったりだった。
閖上の赤貝
平目
マグロ
海老とホタテ
サヨリ
アナゴ(塩で)
巻き物
お椀
田沢湖駅からこまちに乗り、仙台で下車。徒歩で「小判寿司」に向かう。1月、鶴の湯の帰りに寄ろうと思ったら、予約が取れなかったため、その時は仙台駅構内の寿司屋にした。なので、ここで食べるは、昨年10月の須川高原温泉からの帰りに寄って以来だった。
私だけがお酒を飲む。飲んだことのない、大崎市三本木の伯楽星にする。くせのないお酒で寿司にぴったりだった。
閖上の赤貝
平目
マグロ
海老とホタテ
サヨリ
アナゴ(塩で)
巻き物
お椀
女3人で秋田の湯めぐり(その3:駒ヶ岳温泉) [温泉巡り]
4日、玉川温泉で入浴したあと、新玉川温泉に戻り、路線バスで田沢湖駅へ。駅前のそば屋でお昼を食べてから、乳頭温泉行きのバスに乗った。25分ほど乗り、水沢温泉手前の休養センター前で下車。宿まで徒歩20分くらいだが、雪の季節なので迎えに来てもらう。
田沢湖駅前の土産店に入っている、鶴の湯系列の「そば五郎」で、十割そばを食べる。宿での夕食に同じそばが出た。
駒ヶ岳温泉も鶴の湯の系列で、以前から泊まってみたいと思っていた。山の中にひっそりとたたずむ部屋数わずか9室の宿。駒ヶ岳中腹から湧く60℃の源泉はかけ流しで、森を眺めながらゆったりと湯あみできる。夜8時には車で20分の鶴の湯へ無料で連れて行ってくれるし、鶴の湯同様、従業員も親切だし、とても気に入った。冬は今まで通り鶴の湯、夏はここに連泊と決定。駒ヶ岳に登るのにちょうどよい場所だし、早速6月末の予約を入れた。
駒ヶ岳温泉宿泊棟。ロビーが広い。
18畳の部屋に3人で寝るなんて、初めて。トイレ・洗面台も付いている。1泊2食付きで11,150円。
内湯への入り口。ゆったりとした空間が気持ちいい。風呂棟と宿泊棟は長い廊下でつながっている。
女性用内湯の脱衣所。
木がふんだんに使われている。
内湯から外に出ると、露天風呂がある。
宿泊者専用の貸切露天風呂が2つある。所定の場所にカゴが置いてあれば、空いていることになり、いつでも無料で使える。
夕食。鶴の湯とはまた違った献立。
鮭の焼き物
塩麹漬け八幡平ポークのソテー
山の芋鍋は鶴の湯と同じ一品。
昼と同じ十割そば
デザートは胡桃のタルトとシャーベット。料理人は洋食出身らしい。
翌朝は雪が積もっていて、宿の皆さんは朝から除雪に大忙し。
部屋からの眺め。
朝食。たくさんの種類が少しずつで、味も良く満足。前夜、生卵が苦手な方は茹でますよと言われたので、茹で卵をお願いした。ちょっとした心遣いが嬉しい。
田沢湖駅前の土産店に入っている、鶴の湯系列の「そば五郎」で、十割そばを食べる。宿での夕食に同じそばが出た。
駒ヶ岳温泉も鶴の湯の系列で、以前から泊まってみたいと思っていた。山の中にひっそりとたたずむ部屋数わずか9室の宿。駒ヶ岳中腹から湧く60℃の源泉はかけ流しで、森を眺めながらゆったりと湯あみできる。夜8時には車で20分の鶴の湯へ無料で連れて行ってくれるし、鶴の湯同様、従業員も親切だし、とても気に入った。冬は今まで通り鶴の湯、夏はここに連泊と決定。駒ヶ岳に登るのにちょうどよい場所だし、早速6月末の予約を入れた。
駒ヶ岳温泉宿泊棟。ロビーが広い。
18畳の部屋に3人で寝るなんて、初めて。トイレ・洗面台も付いている。1泊2食付きで11,150円。
内湯への入り口。ゆったりとした空間が気持ちいい。風呂棟と宿泊棟は長い廊下でつながっている。
女性用内湯の脱衣所。
木がふんだんに使われている。
内湯から外に出ると、露天風呂がある。
宿泊者専用の貸切露天風呂が2つある。所定の場所にカゴが置いてあれば、空いていることになり、いつでも無料で使える。
夕食。鶴の湯とはまた違った献立。
鮭の焼き物
塩麹漬け八幡平ポークのソテー
山の芋鍋は鶴の湯と同じ一品。
昼と同じ十割そば
デザートは胡桃のタルトとシャーベット。料理人は洋食出身らしい。
翌朝は雪が積もっていて、宿の皆さんは朝から除雪に大忙し。
部屋からの眺め。
朝食。たくさんの種類が少しずつで、味も良く満足。前夜、生卵が苦手な方は茹でますよと言われたので、茹で卵をお願いした。ちょっとした心遣いが嬉しい。
女3人で秋田の湯めぐり(その2:新玉川温泉) [温泉巡り]
3日は、峰吉川駅まで送ってもらい、奥羽本線で大曲に戻り、こまちに乗り換え田沢湖駅へ。そこから羽後交通のバスで、新玉川温泉に行く。
峰吉川駅のホーム
田沢湖駅から雪深い新玉川温泉に向かう。
玉川ダムを通る。
本家の玉川温泉は冬期は宿泊できないため、療養目的の人は新玉川温泉に泊まり、雪上車で玉川温泉に通っている。新玉川温泉は本家から温泉を引いているので、湯質は同じ。最初にフロントで、お風呂から上がる際には必ずシャワーで体を洗い流してくださいと注意される。強酸性のお湯なので、そのままだと刺激が強過ぎて、夜眠れなかったりするらしい。
実際、浴槽に入ってびっくり!いきなり温泉100%の風呂に入ったら、皮膚がぴりぴりして、すぐに出てしまった。弱酸性、50%、100%と浴槽が分かれているので、初めての人はその順番で入ったほうがいい。100%はとにかく刺激が強い。飲んでみてもあまりの酸っぱさに吐き出してしまったほど。
大浴場には、その3種の浴槽のほか、箱蒸し風呂、蒸し風呂、寝湯、打たせ湯、露天、岩盤浴とさまざまなタイプのお風呂がある。それなりに入浴は楽しめるが、どうも普通の温泉のような雰囲気ではないので、再訪したい気にはなれなかった。お風呂場でも食堂でも、抗がん剤や手術などという言葉が耳に入ってきて、療養に行ったわけではない私たちはちょっと萎縮気味。
この温泉で喘息が治って以来、ここの信者になってしまったのと話していた女性がいたが、確かに温泉にはさまざまな効能があると思う。でも、元気な時にここに滞在するのは、ちょっとためらってしまうかな。
1時間ちょっとバスに揺られて、終点の新玉川温泉に到着。
宿泊棟はA~Dまで4棟あり、部屋数は200室以上。シングルルームもたくさんある。
10畳の和室に3人で宿泊。1泊2食付で11,150円。数日以上滞在する人が多いためか、冷蔵庫も付いている。
図書室もある。宿泊客が置いていった本を集めたのかもしれない。
食堂
食事は2食ともビュッフェ。
きりたんぽ鍋
天ぷらは野菜が中心だが、揚げたてが食べられる。
桃の節句の日だったので、ちらし寿司もあった。
サラダ
薄味で野菜中心のヘルシーな料理が多い。
朝食。主食はおかゆ、白飯、玄米ご飯、トーストなど、種類豊富。
翌朝、雪上車に乗って玉川温泉に行く。1日に数回、宿泊客向けに雪上車を運行している。
途中の景色。
雪の中から上がっている湯けむりを見て、玉川温泉が近づいたのを知る。
20分で玉川温泉に到着。
大浴場入り口。私たちのほかに男性数人、女性1人が同乗していたが、男性たちは別棟の岩盤浴へ。
大浴場。内部は新玉川温泉とほぼ同じで、ここには新玉川にはない泡風呂があった。帰りの便まで1時間あるし、女性4人だけで貸切状態だったので、入浴する。一緒になった女性は島根県から来た方だった。
峰吉川駅のホーム
田沢湖駅から雪深い新玉川温泉に向かう。
玉川ダムを通る。
本家の玉川温泉は冬期は宿泊できないため、療養目的の人は新玉川温泉に泊まり、雪上車で玉川温泉に通っている。新玉川温泉は本家から温泉を引いているので、湯質は同じ。最初にフロントで、お風呂から上がる際には必ずシャワーで体を洗い流してくださいと注意される。強酸性のお湯なので、そのままだと刺激が強過ぎて、夜眠れなかったりするらしい。
実際、浴槽に入ってびっくり!いきなり温泉100%の風呂に入ったら、皮膚がぴりぴりして、すぐに出てしまった。弱酸性、50%、100%と浴槽が分かれているので、初めての人はその順番で入ったほうがいい。100%はとにかく刺激が強い。飲んでみてもあまりの酸っぱさに吐き出してしまったほど。
大浴場には、その3種の浴槽のほか、箱蒸し風呂、蒸し風呂、寝湯、打たせ湯、露天、岩盤浴とさまざまなタイプのお風呂がある。それなりに入浴は楽しめるが、どうも普通の温泉のような雰囲気ではないので、再訪したい気にはなれなかった。お風呂場でも食堂でも、抗がん剤や手術などという言葉が耳に入ってきて、療養に行ったわけではない私たちはちょっと萎縮気味。
この温泉で喘息が治って以来、ここの信者になってしまったのと話していた女性がいたが、確かに温泉にはさまざまな効能があると思う。でも、元気な時にここに滞在するのは、ちょっとためらってしまうかな。
1時間ちょっとバスに揺られて、終点の新玉川温泉に到着。
宿泊棟はA~Dまで4棟あり、部屋数は200室以上。シングルルームもたくさんある。
10畳の和室に3人で宿泊。1泊2食付で11,150円。数日以上滞在する人が多いためか、冷蔵庫も付いている。
図書室もある。宿泊客が置いていった本を集めたのかもしれない。
食堂
食事は2食ともビュッフェ。
きりたんぽ鍋
天ぷらは野菜が中心だが、揚げたてが食べられる。
桃の節句の日だったので、ちらし寿司もあった。
サラダ
薄味で野菜中心のヘルシーな料理が多い。
朝食。主食はおかゆ、白飯、玄米ご飯、トーストなど、種類豊富。
翌朝、雪上車に乗って玉川温泉に行く。1日に数回、宿泊客向けに雪上車を運行している。
途中の景色。
雪の中から上がっている湯けむりを見て、玉川温泉が近づいたのを知る。
20分で玉川温泉に到着。
大浴場入り口。私たちのほかに男性数人、女性1人が同乗していたが、男性たちは別棟の岩盤浴へ。
大浴場。内部は新玉川温泉とほぼ同じで、ここには新玉川にはない泡風呂があった。帰りの便まで1時間あるし、女性4人だけで貸切状態だったので、入浴する。一緒になった女性は島根県から来た方だった。
女3人で秋田の湯めぐり(その1:強首温泉樅峰苑) [温泉巡り]
3月2日、JR東日本の4日間15,000円のパスを使って、友人たちと女3人で秋田の温泉めぐりに出かけた。まずは、「こまち」で大曲まで行き、奥羽本線に乗り換え、峰吉川駅下車。そこから宿の送迎車で、6km先の強首(こわくび)温泉樅峰苑(しょうほうえん)へ。秘湯を守る会の会員宿、樅峰苑はかつての豪農の家で、大正6年に建てられた。現在16代目の当主が家族で温泉を営んでいる。
各自で弁当を用意し、車内で集合にした。私は東京駅地下1階のGRANSTAで、加賀料理「金茶寮」のお弁当を購入。薄味で程よい量に満足。
峰吉川駅で、私たち3人と一人旅の女性が送迎車に乗り込み、ご主人の運転で樅峰苑へ向かう。途中、雄物川を渡る。
築100年近い建物。
1階の廊下。右側は座敷が並ぶ。
2階への階段。
2階の廊下。
2階の真ん中に通っている廊下。板がピカピカに磨かれている。
客室。どの部屋もトイレ・洗面所は付いていない。8畳間に3人で宿泊して、1泊2食付で15,810円(税込)。
貸切露天風呂「こもれびの湯」。内風呂男女各1つ、宿泊者専用貸切露天風呂2つある。貸切は1回目は無料で、2回目以降は1,080円。
夕食の食事処は、一番格の高い座敷で。10畳の部屋が4室ある。
女将が作る地元の食材を使った料理。
鯉の甘露煮。好物の鯉を久しぶりに味わう。3日がかりで煮込むとかで、くせもなく美味。
ハタハタの焼き物
玉子豆腐の川蟹あんかけ
椀物は、川蟹のつみれ入り
朝食の食事処は昔、囲炉裏があった部屋。帯戸が素晴らしい。
朝食。夕食の鍋物にも使われていた強首白菜が朝はお浸しで出たが、甘みがあって美味しい。この地方のブランド野菜だそうだ。
朝食の料理が代々使われてきた古い皿に何気なく盛られていた。
大きな蔵が資料館になっている。朝食後、宿泊客に見せてくれた。衣類や器物のほかに、代議士や県会議員を輩出している家なので、勲章の類もたくさんある。
各自で弁当を用意し、車内で集合にした。私は東京駅地下1階のGRANSTAで、加賀料理「金茶寮」のお弁当を購入。薄味で程よい量に満足。
峰吉川駅で、私たち3人と一人旅の女性が送迎車に乗り込み、ご主人の運転で樅峰苑へ向かう。途中、雄物川を渡る。
築100年近い建物。
1階の廊下。右側は座敷が並ぶ。
2階への階段。
2階の廊下。
2階の真ん中に通っている廊下。板がピカピカに磨かれている。
客室。どの部屋もトイレ・洗面所は付いていない。8畳間に3人で宿泊して、1泊2食付で15,810円(税込)。
貸切露天風呂「こもれびの湯」。内風呂男女各1つ、宿泊者専用貸切露天風呂2つある。貸切は1回目は無料で、2回目以降は1,080円。
夕食の食事処は、一番格の高い座敷で。10畳の部屋が4室ある。
女将が作る地元の食材を使った料理。
鯉の甘露煮。好物の鯉を久しぶりに味わう。3日がかりで煮込むとかで、くせもなく美味。
ハタハタの焼き物
玉子豆腐の川蟹あんかけ
椀物は、川蟹のつみれ入り
朝食の食事処は昔、囲炉裏があった部屋。帯戸が素晴らしい。
朝食。夕食の鍋物にも使われていた強首白菜が朝はお浸しで出たが、甘みがあって美味しい。この地方のブランド野菜だそうだ。
朝食の料理が代々使われてきた古い皿に何気なく盛られていた。
大きな蔵が資料館になっている。朝食後、宿泊客に見せてくれた。衣類や器物のほかに、代議士や県会議員を輩出している家なので、勲章の類もたくさんある。
蟹場温泉に泊まる [温泉巡り]
今回は鶴の湯に2泊しか予約できなかったので、3泊目は同じ乳頭温泉郷の蟹場温泉にした。以前、鶴の湯に滞在した時に湯めぐり帖を使って日帰り入浴で訪れたことがあり、機会があったら、泊まってみたいと思っていた。
10:30発の鶴の湯の送迎バスで、アルパこまくさへ。宿にチェックインするには早すぎるので、アルパで、お風呂に入ったり、お昼を食べたりして2時間ほど過ごす。
アルパこまくさの内風呂。
露天風呂からの景色。はるか向こうに田沢湖が見えたが、露天風呂はお湯の温度が低くて、入浴不可になっていた。
昼は稲庭うどんとビール。
アルパこまくさから路線バスに乗り、終点の乳頭温泉で下車。そこから徒歩で向かう。
3-4分で蟹場温泉に到着。
部屋は8畳に洗面台付き、トイレ共同で、1泊2食付き1名10,000円。暖房費は1部屋1,000円。ここは携帯が通じた。
まずは、長靴を履き、森の中を100mほど歩いた所にある混浴露天風呂へ。
だれもいなくて、貸し切りだった。鶴の湯と違って透明なお湯なので、男性がいたら入りづらい。夜7:30-8:30は女性専用時間となる。
十分温まって、雪道を帰る。
建物から行ける女性用露天風呂。ほかに内風呂が男女それぞれ2つ(木の風呂と岩風呂)ある。秋田杉を使った木の風呂がよかった。
食事は大広間で。
夕食。品数を少なくして、シンプルな手料理中心にすればいいのになあと思った。
朝食。
10:30発の鶴の湯の送迎バスで、アルパこまくさへ。宿にチェックインするには早すぎるので、アルパで、お風呂に入ったり、お昼を食べたりして2時間ほど過ごす。
アルパこまくさの内風呂。
露天風呂からの景色。はるか向こうに田沢湖が見えたが、露天風呂はお湯の温度が低くて、入浴不可になっていた。
昼は稲庭うどんとビール。
アルパこまくさから路線バスに乗り、終点の乳頭温泉で下車。そこから徒歩で向かう。
3-4分で蟹場温泉に到着。
部屋は8畳に洗面台付き、トイレ共同で、1泊2食付き1名10,000円。暖房費は1部屋1,000円。ここは携帯が通じた。
まずは、長靴を履き、森の中を100mほど歩いた所にある混浴露天風呂へ。
だれもいなくて、貸し切りだった。鶴の湯と違って透明なお湯なので、男性がいたら入りづらい。夜7:30-8:30は女性専用時間となる。
十分温まって、雪道を帰る。
建物から行ける女性用露天風呂。ほかに内風呂が男女それぞれ2つ(木の風呂と岩風呂)ある。秋田杉を使った木の風呂がよかった。
食事は大広間で。
夕食。品数を少なくして、シンプルな手料理中心にすればいいのになあと思った。
朝食。
鶴の湯温泉で骨休め [温泉巡り]
ここ数年、1月末に乳頭温泉郷の鶴の湯温泉で暮れからの疲れを癒すことにしている。3泊したかったが、今回は2泊しか取れず、3泊目は別の旅館に泊まった。
部屋にテレビはないし、携帯(au)も通じないので、入浴のほかは、もっぱら読書か昼寝。宿の人にシーツの交換も掃除も必要ありませんからと告げて、寝たい時にすぐに横になれるように2日間布団を敷きっぱなしにした。ぐーたらに徹することができる湯治は最高!
東京発7:36のこまちで、田沢湖へ。私は懐かしの崎陽軒の焼売弁当、肉好きの連れはとんかつ弁当。
盛岡が近づくと、岩手山が姿を現す。
田沢湖駅前から、乳頭温泉行きのバスに乗る。
バスの車窓から見えた秋田駒ヶ岳の西側にある田沢湖スキー場。
アルパこまくさでバスを降り、鶴の湯の送迎バスに乗り換える。
鶴の湯は県道から3km林道を入った所にある。林道は除雪の対象外のため、旅館で除雪をしている。今年は例年に比べて雪が多いそうだ。
色彩は白と建物の黒の世界。
3号館に泊まる。6畳、トイレ・洗面所共同の部屋で、1泊2食付1名8,790円。それに冬期は1部屋1,080円の暖房費がかかる。
11時半に着いたので、まずお昼を食べて、一休みしてからお風呂へ。部屋には2時半に入れた。
混浴露天風呂。ぬるめなので、1時間は入っていられる。日に3-4回はここに入っていた。
露天風呂で読書する人あり。
中の湯から露天風呂に移動する時に上を見たら、屋根の雪の間に空があった。
黒湯。鶴の湯には泉質の異なる4種類の源泉がある。
女性用露天風呂。かなり広いが、私には温度がちょっと高めなので、一度入ったきり。
夜、明かりがつくと、静かで幻想的。
3号館の宿泊客は向かいの本陣という古い建物が食事処。男性たちは全員1人客だった。女性も1人で宿泊している人が結構いる。
夕食。炭火で焼いた岩魚や名物の山の芋鍋が美味しい。岩魚の刺身は別オーダー。もっきりというコップ酒を皿までたっぷり注いでくれる。
朝食の時、スイス人の男性と一緒になる。仕事で4日間だけの日本滞在で、1泊して帰るとのこと。座れないため、立膝で食べていた。
2日目、風呂上りにビールを飲んでから、「鶴の茶舎」で、お昼代わりにおしるこを食べる。
アムステルダムから来たオランダ人カップル。2週間の日本旅行中。いつも2人で混浴露天風呂に入っていた。
バンコクから来たタイ人家族。以前は台湾や香港の人が多かったが、最近はタイやシンガポールからの人にも会う。
部屋にテレビはないし、携帯(au)も通じないので、入浴のほかは、もっぱら読書か昼寝。宿の人にシーツの交換も掃除も必要ありませんからと告げて、寝たい時にすぐに横になれるように2日間布団を敷きっぱなしにした。ぐーたらに徹することができる湯治は最高!
東京発7:36のこまちで、田沢湖へ。私は懐かしの崎陽軒の焼売弁当、肉好きの連れはとんかつ弁当。
盛岡が近づくと、岩手山が姿を現す。
田沢湖駅前から、乳頭温泉行きのバスに乗る。
バスの車窓から見えた秋田駒ヶ岳の西側にある田沢湖スキー場。
アルパこまくさでバスを降り、鶴の湯の送迎バスに乗り換える。
鶴の湯は県道から3km林道を入った所にある。林道は除雪の対象外のため、旅館で除雪をしている。今年は例年に比べて雪が多いそうだ。
色彩は白と建物の黒の世界。
3号館に泊まる。6畳、トイレ・洗面所共同の部屋で、1泊2食付1名8,790円。それに冬期は1部屋1,080円の暖房費がかかる。
11時半に着いたので、まずお昼を食べて、一休みしてからお風呂へ。部屋には2時半に入れた。
混浴露天風呂。ぬるめなので、1時間は入っていられる。日に3-4回はここに入っていた。
露天風呂で読書する人あり。
中の湯から露天風呂に移動する時に上を見たら、屋根の雪の間に空があった。
黒湯。鶴の湯には泉質の異なる4種類の源泉がある。
女性用露天風呂。かなり広いが、私には温度がちょっと高めなので、一度入ったきり。
夜、明かりがつくと、静かで幻想的。
3号館の宿泊客は向かいの本陣という古い建物が食事処。男性たちは全員1人客だった。女性も1人で宿泊している人が結構いる。
夕食。炭火で焼いた岩魚や名物の山の芋鍋が美味しい。岩魚の刺身は別オーダー。もっきりというコップ酒を皿までたっぷり注いでくれる。
朝食の時、スイス人の男性と一緒になる。仕事で4日間だけの日本滞在で、1泊して帰るとのこと。座れないため、立膝で食べていた。
2日目、風呂上りにビールを飲んでから、「鶴の茶舎」で、お昼代わりにおしるこを食べる。
アムステルダムから来たオランダ人カップル。2週間の日本旅行中。いつも2人で混浴露天風呂に入っていた。
バンコクから来たタイ人家族。以前は台湾や香港の人が多かったが、最近はタイやシンガポールからの人にも会う。
須川高原温泉でプチ湯治(その3:天馬尾根コース縦走) [温泉巡り]
お風呂で話した女性が栗駒山への分岐点、天狗平から秣岳方面に行く天馬尾根コースを縦走したが、眺めも紅葉も素晴らしかったと言うので、歩いてみることにした。
風もなく、これ以上は望めないくらいの好天気だった9日、8時に宿を出発。栗駒山登山コースを登り、1時間半で天狗平に着く。そこから、栗駒山頂まで20分だが、往復40分を節約して、反対側の秣岳目指して歩き出した。天狗平から秣岳まで約4km、そこからひたすら下りが続くが、岩がごろごろしていたり、ぬかるみがあったりで、難儀した。2時近く、宿に帰着。所要時間約6時間。疲れた!
登山口から後ろを振り返ると、遠くに鳥海山が見えた。
天狗平から宮城県方面を眺める。
天馬尾根コースを少し行き、岩手県側を見ると、下に昭和湖が。
秋田県側には須川湖が見える。
初めはゆるやかな下り。
小さな山を越える。
笹の葉の中に赤い実が映える。
湿原もある。
右上に須川高原温泉と栗駒山荘、左下に須川湖を望む。
秣岳頂上1424m。ここまで3時間半かかった。栗駒山に登る人はたくさんいたが、このコースで出会った登山者はわずか数人。
下山途中の紅葉。
下りてきた秣岳。
リンドウとアザミ。
県道に出るちょっと手前の森。
午後1時、ようやく県道に出た。下りがきつく、膝が痛む。ここから宿まであと3km。
須川湖
栗駒山荘が見えてきた。宿までもう一息。
風もなく、これ以上は望めないくらいの好天気だった9日、8時に宿を出発。栗駒山登山コースを登り、1時間半で天狗平に着く。そこから、栗駒山頂まで20分だが、往復40分を節約して、反対側の秣岳目指して歩き出した。天狗平から秣岳まで約4km、そこからひたすら下りが続くが、岩がごろごろしていたり、ぬかるみがあったりで、難儀した。2時近く、宿に帰着。所要時間約6時間。疲れた!
登山口から後ろを振り返ると、遠くに鳥海山が見えた。
天狗平から宮城県方面を眺める。
天馬尾根コースを少し行き、岩手県側を見ると、下に昭和湖が。
秋田県側には須川湖が見える。
初めはゆるやかな下り。
小さな山を越える。
笹の葉の中に赤い実が映える。
湿原もある。
右上に須川高原温泉と栗駒山荘、左下に須川湖を望む。
秣岳頂上1424m。ここまで3時間半かかった。栗駒山に登る人はたくさんいたが、このコースで出会った登山者はわずか数人。
下山途中の紅葉。
下りてきた秣岳。
リンドウとアザミ。
県道に出るちょっと手前の森。
午後1時、ようやく県道に出た。下りがきつく、膝が痛む。ここから宿まであと3km。
須川湖
栗駒山荘が見えてきた。宿までもう一息。
須川高原温泉でプチ湯治(その2:周辺ハイキング) [温泉巡り]
宿に着いた日は雨だったが、翌日からは連日の晴天。Yさんと3人で周辺のハイキングを楽しんだ。7日は、栗駒山登山のちょうど中間にある昭和湖まで行き、帰りは名残ヶ原から賽の磧を通って帰って来た。
朝6時に露天風呂に行き、風呂上りに宿周辺を散歩。朝日に映える紅葉。
栗駒山山頂付近の紅葉は既に終わっていた。今年は例年より1週間ほど早く、見頃は彼岸の頃だったらしい。
昭和湖に向かう途中の紅葉。出会ったプロのカメラマンの話によると、今年の紅葉は色がよくないとのこと。
昭和湖の紅葉も終わりに近かった。
平日で登山者は圧倒的にシニア層だったが、おしゃれな山ガールも何人か見かけた。
名残ヶ原から別のルートをとる。
シラタマノキの実
8日は宿の前の国道342号線を秋田県側に1時間ほど歩いた所にある「仙人水」を目指した。
国道は横手市方面に続いている。
6月に歩いたイワカガミ湿原。
色づいた木々を見ながら歩く。
道路脇にまだ咲いている花があった。
名水で名高い仙人水。飲んだ後、ペットボトルに詰めて持ち帰る。甘くてふくよかな味。車を止めて、大きなタンクに水を入れている人もいた。
朝6時に露天風呂に行き、風呂上りに宿周辺を散歩。朝日に映える紅葉。
栗駒山山頂付近の紅葉は既に終わっていた。今年は例年より1週間ほど早く、見頃は彼岸の頃だったらしい。
昭和湖に向かう途中の紅葉。出会ったプロのカメラマンの話によると、今年の紅葉は色がよくないとのこと。
昭和湖の紅葉も終わりに近かった。
平日で登山者は圧倒的にシニア層だったが、おしゃれな山ガールも何人か見かけた。
名残ヶ原から別のルートをとる。
シラタマノキの実
8日は宿の前の国道342号線を秋田県側に1時間ほど歩いた所にある「仙人水」を目指した。
国道は横手市方面に続いている。
6月に歩いたイワカガミ湿原。
色づいた木々を見ながら歩く。
道路脇にまだ咲いている花があった。
名水で名高い仙人水。飲んだ後、ペットボトルに詰めて持ち帰る。甘くてふくよかな味。車を止めて、大きなタンクに水を入れている人もいた。
須川高原温泉でプチ湯治(その1:自炊初体験) [温泉巡り]
栗駒山の麓にある、岩手県の須川高原温泉に4泊してきた。6月にここに3泊した際、紅葉の時期が素晴らしいと聞いたので、その場で予約。今回は自炊棟に泊まり、温泉での自炊を初めて経験した。
自炊なら、好きな時間に好きなものを食べられるし、食べ過ぎることもない。1-2泊ならまだしも3泊以上の場合、毎日お膳に所狭しに並んだ料理を食べていたら、飽きるし、胃が疲れる。試してみて、湯治には自炊がいいなあと思った。
6月に滞在した際の記事はこちら。
6:04発の新幹線で一関へ。早朝に家を出たため、幸いにも台風の影響を受けなかった。東京駅で買った弁当。
部屋は8畳。浴衣と丹前は付いているが、タオルや歯ブラシはなし。1泊目は1人5,500円、2泊目4,500円、3泊目以降は3,500円。
冷蔵庫、洗面台が付いている。
鍋は中と大の2個。魚焼きグリルが付いているガスコンロで便利だった。6畳の部屋はコンロは一つだけ。電子レンジは共同の場に設置されている。次回は小さなフライパンを持って行くつもり。
食器も一通りそろっている。
旅館の売店の片隅で秋田の人が天然キノコ、山菜、野菜、果物などを売っていたので、とても重宝した。
飲み物は一関駅の土産物店で買った地ワインと地ビール、旅館の売店で調達した一関の日本酒。
秋田の人の出店で買ったクリタケを使ったキノコ汁と茹で栗。栗は3日間食べるほどのすごい量だった。
出店で手に入れた天然舞茸をホイル焼きで食す。香りも味も最高!水煮のフキは持参した油揚げと煮た。6日の夕方に友人のYさんが到着。彼女は自炊棟の6畳の部屋に2泊した。私たちの部屋で昼食と夕食を共にする。大根とハムのサラダと電子レンジでの人参のオリーブオイル焼きはYさんの料理。
簡素な朝食。ご飯はレトルトで電子レンジで温めるだけ、味噌汁はフリーズドドライ。初めて食べたが、結構いける。納豆と自家製昆布の佃煮は冷凍してあったのを持参。
パスタソースやカレーのレトルトも持参。これらも初めて味わうものばかり。今回の湯治のための買い物で、世の中にはいろいろと便利なものがあるものだと感心した。
今年の大雪で屋根が潰れ、使用できなくなっていた自炊棟にある名湯「霊泉の湯」が9月に復活。熱いが、寝起きに入ると体がしゃんとする。
露天風呂の周囲は紅葉していた。皆既月食の夜は、ここでお月さまを見上げながら、1時間半ほど過ごす。
須川高原温泉から徒歩3-4分の秋田県側にある栗駒山荘の絶景露天風呂。須川温泉の宿泊客は無料で入浴できる。夕方4時頃になると空くので、毎日その時間に行き、1時間入っていた。
太陽が山の向こうに沈むのをお風呂から眺める。昨日は鳥海山も見えた。
自炊なら、好きな時間に好きなものを食べられるし、食べ過ぎることもない。1-2泊ならまだしも3泊以上の場合、毎日お膳に所狭しに並んだ料理を食べていたら、飽きるし、胃が疲れる。試してみて、湯治には自炊がいいなあと思った。
6月に滞在した際の記事はこちら。
6:04発の新幹線で一関へ。早朝に家を出たため、幸いにも台風の影響を受けなかった。東京駅で買った弁当。
部屋は8畳。浴衣と丹前は付いているが、タオルや歯ブラシはなし。1泊目は1人5,500円、2泊目4,500円、3泊目以降は3,500円。
冷蔵庫、洗面台が付いている。
鍋は中と大の2個。魚焼きグリルが付いているガスコンロで便利だった。6畳の部屋はコンロは一つだけ。電子レンジは共同の場に設置されている。次回は小さなフライパンを持って行くつもり。
食器も一通りそろっている。
旅館の売店の片隅で秋田の人が天然キノコ、山菜、野菜、果物などを売っていたので、とても重宝した。
飲み物は一関駅の土産物店で買った地ワインと地ビール、旅館の売店で調達した一関の日本酒。
秋田の人の出店で買ったクリタケを使ったキノコ汁と茹で栗。栗は3日間食べるほどのすごい量だった。
出店で手に入れた天然舞茸をホイル焼きで食す。香りも味も最高!水煮のフキは持参した油揚げと煮た。6日の夕方に友人のYさんが到着。彼女は自炊棟の6畳の部屋に2泊した。私たちの部屋で昼食と夕食を共にする。大根とハムのサラダと電子レンジでの人参のオリーブオイル焼きはYさんの料理。
簡素な朝食。ご飯はレトルトで電子レンジで温めるだけ、味噌汁はフリーズドドライ。初めて食べたが、結構いける。納豆と自家製昆布の佃煮は冷凍してあったのを持参。
パスタソースやカレーのレトルトも持参。これらも初めて味わうものばかり。今回の湯治のための買い物で、世の中にはいろいろと便利なものがあるものだと感心した。
今年の大雪で屋根が潰れ、使用できなくなっていた自炊棟にある名湯「霊泉の湯」が9月に復活。熱いが、寝起きに入ると体がしゃんとする。
露天風呂の周囲は紅葉していた。皆既月食の夜は、ここでお月さまを見上げながら、1時間半ほど過ごす。
須川高原温泉から徒歩3-4分の秋田県側にある栗駒山荘の絶景露天風呂。須川温泉の宿泊客は無料で入浴できる。夕方4時頃になると空くので、毎日その時間に行き、1時間入っていた。
太陽が山の向こうに沈むのをお風呂から眺める。昨日は鳥海山も見えた。
秘湯巡りの旅-須川高原温泉(その3:栗駒の花たち) [温泉巡り]
栗駒山の登山道や温泉の周りに、山野草の花がたくさん咲いていた。早春の花から初夏の花まで、さまざまな野花に巡りあえたうえ、静かな環境で鑑賞できたので、いい時期に行ったものだと満足。
今回は敢えて、JR東日本の「大人の休日倶楽部」フリーパスの期間(6/18-6/30)を外した。計算したら、3割引きのチケットとの差額はわずか200円。あちこち移動する場合は4日間17,000円のフリーパスはとてもお得だが、1カ所滞在で、一関以南の駅で下車するなら、わざわざ混む時期に行くこともない。
ショウジョウバカマ
コイワカガミ
ワタスゲ
タテヤマリンドウ
ミツバオウレン
イワイチョウ
ツマトリソウ
マイヅルソウ
スミレ
ミツバツチグリ
ハナニガナ
アカモノ(イワハゼ)
ウラジオヨウラク
サラサドウダン
ミズバショウ
ミネズオウ
タニウツギ
ウラジロナナカマド
ツルシキミ
ミネザクラ
ムラサキヤシオツツジ
コブシ
カエデ
今回は敢えて、JR東日本の「大人の休日倶楽部」フリーパスの期間(6/18-6/30)を外した。計算したら、3割引きのチケットとの差額はわずか200円。あちこち移動する場合は4日間17,000円のフリーパスはとてもお得だが、1カ所滞在で、一関以南の駅で下車するなら、わざわざ混む時期に行くこともない。
ショウジョウバカマ
コイワカガミ
ワタスゲ
タテヤマリンドウ
ミツバオウレン
イワイチョウ
ツマトリソウ
マイヅルソウ
スミレ
ミツバツチグリ
ハナニガナ
アカモノ(イワハゼ)
ウラジオヨウラク
サラサドウダン
ミズバショウ
ミネズオウ
タニウツギ
ウラジロナナカマド
ツルシキミ
ミネザクラ
ムラサキヤシオツツジ
コブシ
カエデ
秘湯巡りの旅-須川高原温泉(その2:栗駒山登山とハイキング) [温泉巡り]
1日目、11時少し前に宿に着いたので、荷物を預け、一関駅で買ったおにぎりとお茶をリュックに入れて、早速に周辺を散策。
宿の裏手から登って行くと、湿地がある。
名残ヶ原には高山植物がいっぱい。
湿地に水芭蕉が咲いていた。
新芽が出たばかりの木もある。
2日目は栗駒山頂を目指して、朝8時に出発。約4km、2時間の行程だが、花の写真を撮ったり、休んだりしたので、往復で5時間かかった。私のような登山初心者が登るにはちょうどよい山。
宿と露天風呂の間が登山口
新緑の木々の間を縫って行く。
向こうに見えるのが栗駒山
登山口と山頂の中間地点にある昭和湖。昭和19年の爆発によってできた湖沼。
登山道が残雪におおわれている所が6カ所あり、ストックが役に立った。
先週の雨と雪解け水で、ぬかるみになっている登山道が多かった。
宮城県側の眺望
秋田県側の眺望
山頂
3日目は秋田県側を散策。道路のあちこちに車が止まっているので、不思議に思っていたら、根曲がり竹(姫竹)を取りに来ている人たちだった。今、お金を持っていたら、買って帰りたいのにとおじさんに話しかけたら、自分で取ればいいよと言われた。試しに笹をかき分けて探したら、1本見つかった。数本あれば味噌汁の具に使えるかなと探し回っているうちに欲が出て、21日のそば会に出せば喜ばれるかもと本気に。でも、びっしりと生えた笹竹の間を登ったり、下りたりして竹の子を見つけるのは登山よりずっと疲れた。
栗駒山荘の前を通り、秋田県側の道路を歩く。
イワカガミ湿原。イワカガミが群生している。
強酸性で魚がいない須川湖。
根曲り竹が出ている。
こういう藪の中に入って採る。
収穫物
皮をむき、固い部分を取り除くとほんの少しになってしまう。
ついでにフキも採ってきた。
宿の裏手から登って行くと、湿地がある。
名残ヶ原には高山植物がいっぱい。
湿地に水芭蕉が咲いていた。
新芽が出たばかりの木もある。
2日目は栗駒山頂を目指して、朝8時に出発。約4km、2時間の行程だが、花の写真を撮ったり、休んだりしたので、往復で5時間かかった。私のような登山初心者が登るにはちょうどよい山。
宿と露天風呂の間が登山口
新緑の木々の間を縫って行く。
向こうに見えるのが栗駒山
登山口と山頂の中間地点にある昭和湖。昭和19年の爆発によってできた湖沼。
登山道が残雪におおわれている所が6カ所あり、ストックが役に立った。
先週の雨と雪解け水で、ぬかるみになっている登山道が多かった。
宮城県側の眺望
秋田県側の眺望
山頂
3日目は秋田県側を散策。道路のあちこちに車が止まっているので、不思議に思っていたら、根曲がり竹(姫竹)を取りに来ている人たちだった。今、お金を持っていたら、買って帰りたいのにとおじさんに話しかけたら、自分で取ればいいよと言われた。試しに笹をかき分けて探したら、1本見つかった。数本あれば味噌汁の具に使えるかなと探し回っているうちに欲が出て、21日のそば会に出せば喜ばれるかもと本気に。でも、びっしりと生えた笹竹の間を登ったり、下りたりして竹の子を見つけるのは登山よりずっと疲れた。
栗駒山荘の前を通り、秋田県側の道路を歩く。
イワカガミ湿原。イワカガミが群生している。
強酸性で魚がいない須川湖。
根曲り竹が出ている。
こういう藪の中に入って採る。
収穫物
皮をむき、固い部分を取り除くとほんの少しになってしまう。
ついでにフキも採ってきた。
秘湯巡りの旅-須川高原温泉(その1:豊富な湯量に圧倒される) [温泉巡り]
岩手・秋田・宮城県にまたがる栗駒山の麓にある温泉に3泊した。東京駅6:04発の新幹線で一関へ。一関駅から1日に2便しかない路線バスに乗ること1時間半、岩手と秋田の県境にある須川高原温泉に11時前に到着。
各地の温泉で出会った人たちから何度となく聞かされ、一度は行かねばと思っていた温泉。雪深い場所のため、半年間しか営業していない。旅館部と自炊部があり、毎年春・秋に10日間以上滞在しているという人が何人もいた。お湯も周囲の環境も気に入ったし、秋の紅葉が素晴らしいと皆さんがおっしゃるので、10月初めの予約を済ませてきた。
滞在中は天気に恵まれ、近くをハイキングしたり、栗駒山に登ったりと自然を満喫。ところどころ残雪があったが、さまざまな高山植物が咲き乱れ、ウグイスやカッコーのさえずりが響きわたって、まるで別天地にいるかのようだった。温泉と森林浴で、免疫力が高まったような気がする。
一関駅
乗客は私たち2人だけ。運賃は須川温泉まで1,450円。季節運行だが、赤字路線だろうな。
途中、厳美渓を通る。
須川高原温泉
私たちが泊まった棟。左のなだらかな山が栗駒山。
10畳に洗面所・トイレ付で、1泊12,000円。
宿の前から見える山々。
駐車場。週末は日帰り入浴客と登山客の車で混む。
滝のように流れ出る源泉。湧出量は毎分6000ℓで、強酸性の温泉。
女性用内湯
内湯に続く露天風呂
女性用大露天風呂。宿泊棟から外に出なければならない。
宿から徒歩2-3分の所が岩手県と秋田県の県境。左の建物がもう1軒の宿、栗駒山荘。須川温泉からお湯を引いている。
秋田県側にある栗駒山荘の露天風呂。須川高原温泉の宿泊客は無料で入浴できる。
夕食。3回とも少しずつ内容が変えてあった。
朝食。宿泊客が多い時にはバイキング方式になるらしい。
昼に食べたラーメン。
各地の温泉で出会った人たちから何度となく聞かされ、一度は行かねばと思っていた温泉。雪深い場所のため、半年間しか営業していない。旅館部と自炊部があり、毎年春・秋に10日間以上滞在しているという人が何人もいた。お湯も周囲の環境も気に入ったし、秋の紅葉が素晴らしいと皆さんがおっしゃるので、10月初めの予約を済ませてきた。
滞在中は天気に恵まれ、近くをハイキングしたり、栗駒山に登ったりと自然を満喫。ところどころ残雪があったが、さまざまな高山植物が咲き乱れ、ウグイスやカッコーのさえずりが響きわたって、まるで別天地にいるかのようだった。温泉と森林浴で、免疫力が高まったような気がする。
一関駅
乗客は私たち2人だけ。運賃は須川温泉まで1,450円。季節運行だが、赤字路線だろうな。
途中、厳美渓を通る。
須川高原温泉
私たちが泊まった棟。左のなだらかな山が栗駒山。
10畳に洗面所・トイレ付で、1泊12,000円。
宿の前から見える山々。
駐車場。週末は日帰り入浴客と登山客の車で混む。
滝のように流れ出る源泉。湧出量は毎分6000ℓで、強酸性の温泉。
女性用内湯
内湯に続く露天風呂
女性用大露天風呂。宿泊棟から外に出なければならない。
宿から徒歩2-3分の所が岩手県と秋田県の県境。左の建物がもう1軒の宿、栗駒山荘。須川温泉からお湯を引いている。
秋田県側にある栗駒山荘の露天風呂。須川高原温泉の宿泊客は無料で入浴できる。
夕食。3回とも少しずつ内容が変えてあった。
朝食。宿泊客が多い時にはバイキング方式になるらしい。
昼に食べたラーメン。
今年も乳頭温泉郷湯めぐり帖を使う [温泉巡り]
昨年1月に鶴の湯に宿泊した際、乳頭温泉郷湯めぐり帖を購入して、孫六温泉と蟹場温泉に立ち寄り入浴した。湯めぐり帖が1年間有効だったことを思い出し、出発前に探し出して確かめたら、運よくあと1日残されていた。着いた翌日、早速湯めぐり号に乗って、大釜温泉と妙乃湯に行く。
湯めぐり帖は1,500円で、乳頭温泉郷7軒の宿に泊まる客だけが購入できる。冬期休業の黒湯を除いて、それぞれ湯質も趣きも異なる5つの温泉にマイクロバスで移動して入れるので、かなりお得。
乳頭温泉小学校の校舎を移築した大釜温泉。
女性用内風呂。温度が高め。
女性用露天風呂。こちらは逆にぬるすぎたため、内風呂と交互に入浴した。
昨年1泊した妙乃湯。モダンな感じなので、女性に人気がある。
混浴露天風呂は熱すぎて、すぐに内風呂に移動。
内風呂のひとつ、寝湯。
湯めぐり帖は1,500円で、乳頭温泉郷7軒の宿に泊まる客だけが購入できる。冬期休業の黒湯を除いて、それぞれ湯質も趣きも異なる5つの温泉にマイクロバスで移動して入れるので、かなりお得。
乳頭温泉小学校の校舎を移築した大釜温泉。
女性用内風呂。温度が高め。
女性用露天風呂。こちらは逆にぬるすぎたため、内風呂と交互に入浴した。
昨年1泊した妙乃湯。モダンな感じなので、女性に人気がある。
混浴露天風呂は熱すぎて、すぐに内風呂に移動。
内風呂のひとつ、寝湯。
秋田と角館に寄る [温泉巡り]
21日朝、スーパーこまちで秋田に向かった。乳頭温泉郷への入り口、田沢湖で下車せず、終点の秋田まで行く。秋田県立美術館で藤田嗣治展が開催中と聞いたので、ちょうど良い機会と見ることにした。秋田市に行ったのは実に40年ぶり!連れ合いの友人宅に厄介になり、竿灯まつりを見物した時以来だ。
安藤忠雄事務所設計の秋田県立美術館。
美術館のカフェからの景色。
秋田駅近くのデパートの地下にあるラーメン屋で昼食。南秋ラーメンと書いてあり、なんのことかと思ったら、南秋田ゴルフクラブ経営のラーメン店なのだそうだ。細い麺にさっぱりめのスープで、まあまあの味。
24日、帰京する日、6年ぶりに角館に寄った。10月のイラン旅行の際、現地ガイドを務めてくれた方から、お姉さんが日本留学中に知り合った人と結婚して、角館で郷土料理屋をしていると聞いたので、訪ねてみようということになった。ところが、行ってみたらお店が閉まっていてがっくり。諦めきれずに自宅に回ってみたが、留守だった。
郷土料理の店「百穂苑(ひゃくすいえん)」
ネットでやっと探し当てたお店のHPには定休日も電話番号も載っていなかった。住所を見せれば、タクシーが連れて行ってくれるはずと駅前でタクシーに乗り、運転手さんにお店のことを聞いたら、ご主人を知っている人だった。ラッキーと喜んだのもつかのま、営業していないのではどうにもならない。武家屋敷界隈を散歩して、お昼を食べて、再びこまちに乗る。
冬の武家屋敷通りは人もまばら。
うどん屋で食べたきのこうどんが945円とお高いのにびっくり。観光地値段なのか。
安藤忠雄事務所設計の秋田県立美術館。
美術館のカフェからの景色。
秋田駅近くのデパートの地下にあるラーメン屋で昼食。南秋ラーメンと書いてあり、なんのことかと思ったら、南秋田ゴルフクラブ経営のラーメン店なのだそうだ。細い麺にさっぱりめのスープで、まあまあの味。
24日、帰京する日、6年ぶりに角館に寄った。10月のイラン旅行の際、現地ガイドを務めてくれた方から、お姉さんが日本留学中に知り合った人と結婚して、角館で郷土料理屋をしていると聞いたので、訪ねてみようということになった。ところが、行ってみたらお店が閉まっていてがっくり。諦めきれずに自宅に回ってみたが、留守だった。
郷土料理の店「百穂苑(ひゃくすいえん)」
ネットでやっと探し当てたお店のHPには定休日も電話番号も載っていなかった。住所を見せれば、タクシーが連れて行ってくれるはずと駅前でタクシーに乗り、運転手さんにお店のことを聞いたら、ご主人を知っている人だった。ラッキーと喜んだのもつかのま、営業していないのではどうにもならない。武家屋敷界隈を散歩して、お昼を食べて、再びこまちに乗る。
冬の武家屋敷通りは人もまばら。
うどん屋で食べたきのこうどんが945円とお高いのにびっくり。観光地値段なのか。