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『ブレス しあわせの呼吸』 [映画]

品川で、イギリス映画『ブレス しあわせの呼吸』を見た。本作のプロデューサーの両親の実話に基づいた物語。

1959年、新婚のロビンとダイアナは出張先のケニアで、幸せな日々を過ごしていた。ところが、ロビンが突然病に倒れて、首から下が麻痺状態になってしまう。原因はポリオ感染で、人工呼吸器なしでは息することもできず、余命数カ月と診断される。

ロビンは息子が生まれても、将来に絶望し、死にたいと訴える。そこで、ダイアナは病院にはいたくないというロビンの願いを叶えるために、医師の反対を押し切り、リスクを承知で自宅で介護することを選ぶ。友人たちが人工呼吸器付きの車椅子を作ったり、車椅子で乗れるようにバンを改造したりと協力してくれ、やがて外出もできるようになる。そして、ロビンとダイアナはどんどん前向きに生きるようになり、人生を謳歌し、周囲の人々の考えをも変えていく。

逆境の中でもユーモアを失わず、軽やかに生きていく2人の姿に心を打たれた。28歳で病気になった夫を36年間介護したダイアナには想像を絶する苦労もあったはずだが、そんなことはみじんも感じさせない、強くて魅力的な女性。久しぶりに感動した一作。

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帰りに目黒の「とんき」で夕食。
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