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「女人入眼」を読む [読書]

朝一番で月に一度の骨粗しょう症の注射を受けるため、整形外科へ。一応自宅で検温してから行ったが、医院ではもう患者の検温は廃止されていた。

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整形外科への行き帰りに出合った花。フウセンカズラがまだ咲いていた。

永井紗耶子著「女人入眼」を読んだ。同じ著者の直木賞受賞作品を予約したところ、200人以上の予約が入っていたので、1年待ちになるかもしれない。そこで、受賞以前の作品を読んでみることにした。

京の六条殿に仕える女房・周子は、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。繊細でだれにも心を開かない大姫と、大きな野望を抱き、娘を思い通りにする母政子との間で周子は、なんとか大姫の本心を探ろうとする。しかし、周子が大姫の心の内を知り、その願いをかなえてあげようと動き始めた途端、悲劇が起きる。

丹後局の命令で鎌倉に派遣され、大姫の入内工作にあたった周子の眼で鎌倉幕府と朝廷の暗闘を描いた作品。周子から見た京と鎌倉の文化の違い、公家と武士の違い、政子という権力者を母に持つ娘の不幸などがさまざまなエピソードを交えて語られる。鎌倉時代物はあまり読んだことがなかったが、とても面白かった。

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弟からのパプリカをマリネにした。皮をグリルで焼き、剝いてから、適当に切って、オリーブオイル・バルサミコ・トリュフ塩・オレガノと混ぜ、冷蔵庫で冷やしておいた。

昨日の良かったこと
①弟から、米・野菜・日本酒が届いた。
②2週間ぶりに洗足池に散歩に行き、瞑想した。
③田舎の蔵元の「ひやおろし」がまろやかな味で旨かった。
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