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『居眠り磐音』 [映画]

佐伯泰英作品初めての映画化と知って、公開されたら、見に行こうと思っていた『居眠り磐音』を品川で見た。連れ合いが一時佐伯泰英の時代小説にはまり、『居眠り磐音』シリーズの文庫本を買っていたので、私も何冊か読んだことがある。

幼馴染2人と共に3年間の江戸勤めを終え、豊後関前藩に戻った坂崎磐音は翌日、許嫁の奈緒との祝言を控えていた。しかし、その夜に起きた悲劇的な事件から、藩命により奈緒の兄を討ち取る羽目になる。許嫁の兄を殺した以上一緒にはなれないと脱藩して江戸へ。浪人の身となり、長屋住まいの磐音は大家の口利きで、鰻屋で鰻を割く仕事や両替屋「今津屋」で用心棒をしながら、暮らしている。ある時、幕府が作った新しい貨幣を巡って、幕府側の今津屋が反対勢力の両替屋に狙われるが、磐音の活躍で無事解決する。やがて、磐音は奈緒が吉原で花魁になっていることを知る。

見る前は、松坂桃李が磐音役とはちょっとイメージが違うかなと思っていたが、礼儀正しく、穏やかで、それでいて剣の達人である磐音を見事に演じていた。殺陣のシーンも迫力があり、見ごたえ十分。原作は51巻もあるので、映画もあと2-3作、続編を作ってほしい。

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近所に咲いていたハクチョウゲ
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