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「神去なあなあ日常」を読む [読書]

今日も朝から弱い雨が降ったり、止んだりの一日だった。午前中に3カ月に一度の歯のクリーニングを2人で受けた。電車に乗らず、徒歩で行ったので、往復約1時間のウオーキング。

図書館で借りた、三浦しをん著「神去なあなあ日常」を読む。5年前に映画化された『WOOD JOB!』は見たのだが、原作は読んでいなかった。

無気力な都会育ちの若者が三重県の山の中の村で林業の仕事を通して成長していく様を主人公の目線で描いている。高校を卒業して神去村にやって来た若者は、昔から林業を生業としてきた村の人たちの暮らしぶりや掟に戸惑いながらも、自然を相手に働き、生きることに喜びを見出していく。若者が関わる村の人たちがそれぞれに個性的で魅力的。林業の仕事内容についても興味深く読めるし、文章も読みやすい。面白くて、あっという間に読み終えてしまった。

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だれかが植えたのか、桜並木の間に咲く花。
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