ビールで元気をつける

真夏日となった今日、４日ぶりにテニスクラブへ。暑いせいか、都合の悪い人がたまたま多かったのか、コートはがらがら。連れ合いとしばしラリーをしたあと、女子ダブルスを１セット半して、お終い。

スーパーで５００ｍｌ入り缶ビールを半ダース買い、連れ合いのリュックに入れて持ち帰る。夕飯まで待てずに、料理に取り掛かる前に冷蔵庫から３５０ｍｌ入り１缶出して、とりあえず１杯だけと２人で分けて飲んだ。コップ１杯のビールが夕飯を作るエネルギーを与えてくれたようで、なんとか３品そろえることができた。


ドクダミは、ちょっとした空き地や庭の片隅に群生している。よほど繁殖力が強いのだろう。

『コンフィデンスマンJP』

１週間前の健診の結果を聞きに行く。胸部X線検査でひっかかり、CT検査を受けた。診断は、すりガラス状の陰影があるが、炎症の痕と思われる。がんではないと言われた。帰宅してネットで調べたら、そういう陰影があった場合、一部は将来的に腺がんになるという記事を見つけ、そう言えば父の肺がんは腺がんだったなと心配になる。胃の組織検査結果は１週間後なので、まだ無罪放免というわけにはいかない。

昨日、日比谷で見た映画は、『コンフィデンスマンJP』。昨年テレビで放映されたドラマの劇場版だそうだが、テレビ版は全く見ていない。女性１人、男性２人の詐欺師グループが香港マフィアの女帝が所有する３００億とも言われるパープルダイヤを略奪する計画を立てる。あの手、この手で女帝の周辺に迫る中、そこに別の天才詐欺師の男と３人がかつて騙した日本のヤクザが絡んでくる。ストーリーが二転三転し、最後に思わぬどんでん返しがあって、あっと驚く結末が用意されている。

何も残らないが、痛快で笑える映画で楽しめた。たまには、ばかばかしいけど、毒のない娯楽作品もいいものだ。


田舎の友達がいろいろな野菜と一緒に山椒の実を送ってくれた。


ハサミで枝から切り取り、さっと茹でて、ザルの上で乾かしてから、小分けしてラップで包み、フリーザーバッグに入れて、冷凍庫へ。山椒ちりめんや昆布の佃煮を作る時、サンマやイワシを煮る時に重宝する。

種から育てたビワの実を味わう

腰痛、膝痛、肘痛と三重苦の身体をなんとかせねばと、朝一番に行きつけの鍼灸院へ。連れ合いも一緒に行って鍼治療を受けたが、こっている個所はなく、全く悪いところはありませんよと言われる。連日テニスをしても全く疲れた様子がないのだから、当然かも。ストレスがないのが元気の素なのかな。

家でのんびりしていたかったが、いったん帰宅して、お昼を食べてから映画に行く。連れ合いはテニスクラブが休みの火曜日は映画と決めているようなので、お付き合いするしかない。

お昼にベランダの鉢植えのビワを食べた。何年前か覚えていないが（多分７－８年前）、いただいた房州ビワの種を連れ合いが鉢に埋め込んだら、芽が出て成長。昨年１２月に初めて花が咲き、３月に５個の実をつけた。実を押したら、柔らかいので味わうことにした。結構甘くてジューシーで美味しい。一度も肥料をあげず、水も十分にやらなかったのに、大したものだ。


昨日２個、今日３個もいで、ありがたくいただく。

「公事宿事件書留帳シリーズ」を読む

昼頃から晴れてきたが、今日はテニスを休む。昨日、少し腰痛があったのに１セットくらいなら大丈夫だろうと油断したのがいけなかった。痛みが増し、中腰になるのが辛い。先週は、クラブ定休日の火曜以外テニスを休まなかった連れ合いに、今日は止めて休養したらと言ったら、家に居てもやることがないと出かけて行った。

このところ、澤田ふじ子著「公事宿事件書留帳シリーズ」を読んでいる。このシリーズは２２まであるらしいが、予約せずに図書館で見つけたものだけ、とりあえず８冊を読了。

舞台は江戸時代の京都の公事宿。この小説で初めて知ったが、公事宿とは宿を兼ねた法律事務所のような場所。地方から裁判や訴訟のためにやって来た人を泊め、宿の主人は訴訟人の依頼で訴訟に関する手続きなどを行っていた。今で言う弁護士のようなものか。

主人公は公事宿の居候、田村菊太郎。異母弟に家督を譲るために家を出奔し、放蕩息子を装い、何年か放浪したあげくに地元に戻って、公事宿で手伝いをしている。心優しく、頭脳明晰の上、剣の腕も立つ魅力的なお人。公事宿に持ち込まれる事件の解決に活躍する。

連作短編集なので、読みやすい。時代物で京都が舞台というのも珍しい。ざまなエピソードが登場し、当時の政治の仕組み、庶民の暮らしぶりをうかがい知ることができて、面白い。話し言葉が関西弁のため、初めは戸惑ったが、読み進めるうちに慣れてきた。


家から一歩も出ず、読書三昧の一日を過ごしたので、昨夜浸しておいた金時豆を煮た。豆を煮る時は圧力鍋を使わない。家に居る時間が2時間位あれば、煮豆は簡単。砂糖はいつものように北海道産のてんさい糖を使った。明日から朝茶の茶請けにするつもり。

やりきれない事件

今日もテニスに行き、壁打ちと１試合だけする。家に居る時は涼しいと感じたのに、ボールを追いかけて、動き回ったら結構蒸し暑かった。お陰で夕飯のビールが美味しい。

昨日起きた、７６歳の父親が４４歳の引きこもりの息子を殺したという事件。中年になっても引きこもっていて、親に暴力をふるう息子を今更親がどうすればよかったのか。更生施設などの受け皿はないし、精神病院に入れるわけにもいかない。親が生きているうちは親の年金でなんとか食べていけるが、親が死んだらどうなるのか。思い余って殺してしまったのか、父親の心情は知る由もないが、なんともやりきれない。

３月末に公表された４０ー６４歳までの中高年の引きこもりが６１万人との内閣府の調査結果に衝撃を受けた。引きこもっている理由はそれぞれなのだろうが、４０歳を超えてからの社会復帰はかなりの困難を極めるはず。家族だけでは解決できない問題だと思う。かと言って、一体どうすればよいのか、全く知恵が浮かばない。


昨日、テニスクラブの近くの和菓子屋で求めた生菓子で、今朝はお抹茶をいただく。

いつしか１セットのペースに

午後からテニスクラブへ。曇りがちで、まぶしくなく、むしろテニスには絶好の日和だったのに、なぜかコートは空いていた。シニア世代が正会員から、会費の安い平日会員に変わる人が増えているからだろうか。十数年前に入会した頃は週末は１－２試合待ちだったのに、最近は週末のほうが空いている。

昨年の春頃から、クラブに行く日数が増えたため、試合は２セットしかやらないようにしていたけど、ここにきて１セットのみになりつつある。肘が痛いということもあるが、体力・気力が衰えてきた。１セットやって、汗を流せば、それで満足。あとはクラブハウスでおしゃべりして、目的達成となる。


あちこちで見かける昼顔。ほかの植物にからみついて、しっかり自分の居場所を作っている。