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「平成大家族」を読む [読書]

風薫る5月という表現がぴったりの一日。朝、洗足池までウオーキング。家々の庭木は、冬の終わりから春はツバキが多かったが、それがツツジに変わり、今はあちこちでバラが咲き誇っている。つい立ち止まって見とれてしまうほど美しい。

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本日の洗足池。キンクロハジロがたった1羽池に浮かんでいた。ほかの仲間はいなくなったのにどうしたのだろう。初めて2羽一緒のカワウを見た。2匹のカメもカワウと一緒に甲羅干し。

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昼近くに元同僚のEさんが赤飯を届けてくれた。お父さんの誕生日が5月5日だったので、毎年連休中に赤飯を蒸かして、近所に配っていたそうだ。ご両親亡きあとも娘であるEさんが引き継いでいる。

午後にDVDを返しに図書館に行くけど、一緒に行かない?と連れ合いを誘ったが断られた。今日は不機嫌で、疲れたを連発している。

中島京子著「平成大家族」を読んだ。72歳の元歯科医・緋田龍太郎は2年前に引退し、悠々自適の生活を送っているが、悩みは10年間引きこもっている30歳になった息子。離れには90歳を過ぎた認知症の姑が住んでいる。ところが、長女の夫が経営していた会社が倒産し、一家3人が緋田家に転がり込んでくる。挙句の果ては次女が離婚して、これまた同居することに。静かな隠居生活を夢見ていた龍太郎にとって、予想もしなかったことが次々に起こる。

各章ごとに登場人物それぞれの視点で物語が進む。引きこもり、認知症、自己破産、離婚、不登校など社会問題を絡めながら、当事者の気持ちをうまく描いている。深刻な問題を決して必要以上に深刻に描かず、常に温かい目線でユーモアをもって描いているところが中島さんの作品の魅力かな。


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お昼にいただいた。

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弟が作ったズッキーニをオリーブオイルで焼く。いつもは粉チーズだが、モッツァレラがあったので、それをのせた。
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