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『みとりし』を観る [映画]

床に入って10分で眠りにつき、朝まで7時間ぶっ通しで眠れるのが自慢だったのに、このところ途中で目が覚めることが多い。そのせいか倦怠感があり、身体がシャキッとしない。昨夜、明日こそは朝散歩に出かけようと思って寝たのに、起きたらだるくてその意欲がなくなった。

ネットで夏バテならぬ「秋バテ」という言葉を見つけ、これかもと自己診断。酷暑の時期は乗り切ったけれど、その後になってバテるのを秋バテというらしい。寒暖差が秋バテを加速させるため、日中の気温と夜の気温の差が10℃以上になる時期が危ないとか。今年の東京の真夏日は昨日までで85日、あと7日程度増える予報なので、3カ月は真夏ということになる。全く異常だ。これでは秋が短くなってしまう。

連れ合いとパン屋に行っただけで、家でゴロゴロしていた。アマゾンプライム、TVer、ユーチューブでいろいろ観た。MLBが大谷選手の今シーズンのホームランや三振をとった名場面をまとめた画像をユーチューブにアップしたので、2回も観てしまう。

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6-11月まで咲くランタナ。いろいろな色がある。

アマゾンプライムで観た映画は、榎木孝明さん主演の『みとりし』。定年が近い柴は娘を交通事故で亡くしたあと生きる気力を失い、自殺しようとする。しかし、電車に飛び込もうとした瞬間「生きろ!」という声が聞こえて、思いとどまる。がんで亡くなった同期の墓参りに行き、そこで看取り士と出会う。彼女から同期の彼を看取ったことを聞かされ、心を動かされる。そして5年後、柴は岡山で看取り士として働いていた。そこに新人の女性が加わり、彼女を指導しながら、すべての人が最期、愛されていると感じて穏やかに旅立てるよう、逝く人に寄り添う。

看取り士という職業があることを知らなかった。看護や介護とは違って、医療行為をするわけではない。余命宣告を受けた本人や家族、医療従事者と話し合いながら、本人の希望する場所で尊厳ある最期を迎えられるようサポートする。納棺師は亡くなったあとの仕事だが、看取り士は亡くなるまで。

看取りも納棺も以前は自宅で家族がやっていたが、病院で死ぬようになってからはそういう光景は見られなくなった。家族の構成メンバーが少なくなっているし、単身世帯が増えているので、これからは看取り士に依頼する人が増えそう。この映画を観て、私もお願いしたいなと思った。

昨日の良かったこと
①弟から懐かしのブドウ、キャンベルとナイアガラが届いた。
②川瀬七緒著「クローゼットファイル 仕立屋探偵桐ヶ谷京介」が面白かった。
③いくら丼が旨かった。
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