「検事の本懐」と「検事の死命」を読む

午前中テニス。ひさしぶりに涼しい中でテニスができると思って出かけたが、やり始めたら結構蒸し暑くて疲れた。今日は家でビール付き昼ご飯。

過日読んだ柚月裕子著「あしたの君へ」が面白かったので、同じ著者の本を２冊借りて読んだ。若き検事、佐方貞人を主人公にした連作ミステリー短編集。

どの話も単なるミステリーではなく、人間ドラマとしての面白さに引き込まれる。佐方検事は、ヘビースモーカーで身なりに無頓着な、一見さえない男。真実を追い求めて妥協せず、権力にも屈しない生き方がまことにカッコイイ。あまりに面白くて、一気に読んでしまった。読後感がとてもいい。それにしても、こんな検事が１割でもいたらと思わずにはいられなかった。


冷凍保存している実山椒がたくさんあるので、時々山椒ちりめんを作る。ちりめんじゃこをしばらくお湯に浸けて塩を抜き、日本酒と常備している「かえし」（醤油・みりん・砂糖で作ったそばつゆ用の調味料）を加え、汁がなくなるまで混ぜながら火を入れるだけ。