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『七つの会議』 [映画]

昨日の予報通り、今日は雨となったので、品川に映画『七つの会議』を見に行く。映像化されることの多い、池井戸潤原作の企業もの。昨年は『空飛ぶタイヤ』を見たのを思い出した。この作者の作品はほとんど読んだことがなく、映画やテレビドラマになったのを見るだけ。

中堅メーカーの営業、八角はかつては優秀な社員だったらしいのだが、同期が部長になっているのに万年係長のまま。トップセールスマンの課長、坂戸に叱責されるもどこ吹く風で、自分のペースで仕事をしている。一方、八角の同期である営業部長、北川は社員たちに厳しいノルマを課し、鬼のごとく恐れられている。

ある日、八角からパワハラで訴えられた坂戸が異動になる。北川がなぜかわいがっていた、やり手の部下を守らなかったのか、社員たちは不可解に思う。坂戸の後任の課長になった原島と女子社員が少しずつその謎に迫っていく。

中だるみすることなく、テンポよく謎解きが進み、飽きさせない。現役サラリーマンが見れば、身につまされる話で、もっと感情移入できるのかも。主役級の俳優がちょっとした役で何人も出ていたが、部長役の香川照之がやっぱり上手い。主役の野村萬斎は狂言師のせいか、演技が仰々しくて、いまいち。もっと自然な演技ができる俳優のほうが良かった。

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田舎の友人にいただいた芋がらでジャガイモと炒め煮を作る。懐かしい祖母の味。
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