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『ねことじいちゃん』 [映画]

土曜日以来のテニス。連れ合いが8時半から9時半までプライベートレッスンが入っていたので、終わる頃に行き、ラリーの相手をしてもらう。そのうちにメンバーがやって来て、1試合だけして帰宅した。

先週、札幌で見た映画は、動物写真家の岩合さんが初監督した『ねことじいちゃん』。ある島に暮らす老人と猫の物語。

2年前に妻に先立たれた元校長の大吉は猫のタマと暮らしている。一人息子は東京で所帯を持っており、なにかと父親を心配して、東京で一緒に住まないかと持ち掛ける。しかし、幼馴染や教え子など、昔からの知り合いが多い島から離れる気にはなれない。ある時、島に若い女性が移住してきてカフェをオープンする。大吉は仲間とカフェに集い、オーナーの女性から料理の手ほどきを受けたりして楽しくやっていたが、突然倒れてしまう。

のどかな島には猫がたくさんいて、猫たちが物語の一翼を担っている。特にタマ役の猫は名優顔負けの演技。さすが、岩合さん、自然や猫たちの映像が素晴らしい。島の生活の中での人と人、人と猫のふれあいが淡々と描かれ、心が温かくなる。緊張しないで見られるこういう映画もまた楽し。

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昨日の散歩で出会った目黒線の緑道にいた猫たち。
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