SSブログ

『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』 [映画]

昨日見た映画は、『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』。70年代後半から80年代初めにテニスのスター選手だったスウェーデンのビヨン・ボルグと彼の好敵手として彗星のごとく現れたアメリカのジョン・マッケンローとの伝説となったウインブルドン決勝戦をめぐるお話。

5連勝を狙うボルグと初優勝を目指すマッケンロー。冷静で氷のような男と称される王者と激情型で悪童の異名を持つ新鋭の戦いを、彼らの子供時代のエピソードを織り交ぜながら描いている。スポーツ映画ではあるが、2人の内面を深く掘り下げていて、見事な人間ドラマに仕上がっていた。結果がわかっていても、決勝戦は息詰まるような展開で、感動する。

翌年のウインブルドンでマッケンローに負けたボルグは26歳で引退。その後、どう生きたのかを知るためにネットで検索したら、テニスで稼いだ莫大なお金をさまざまな事業に投資して失敗し、ウインブルドン優勝のトロフィーやラケットをオークションにかけようとしたこともあったらしい。若くして頂点に登りつめると、その後の人生の舵取りは難しい。

私たちがテニスを始めた頃の話なので、感慨もひとしお。ボルグが着ていたFILAのテニスウエアは当時大流行していた。高価なため、私は一着も持っていなかったが、周囲は一時FILAだらけだったのを覚えている。

DSC01883.JPG
玉子焼きにニラを入れるのが好き。昔、子供の頃、祖母か母が庭にあったニラを摘んで入れていたのを思い出す。
コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

焼き鳥屋で一杯 [友達]

あまりに風が強いので、テニスは止めて渋谷で映画を見る。その足で白金高輪の焼き鳥屋に向かった。

連れ合いの昔の同僚Sさん夫婦から声が掛かり、彼らがお気に入りの店で飲んだ。熊野地鶏を使った焼き鳥も「而今」や「作」など三重県のお酒も美味しかった。自分たちよりずっと若い現役の人たちと一緒の食事会は楽しい。

DSC00662.JPGDSC00663.JPGDSC00664.JPGDSC00665.JPGDSC00667.JPGDSC00670.JPGDSC00672.JPGDSC00674.JPGDSC00677.JPG
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

災害大国日本 [暮らし]

毎朝、起きるとパソコンを開く。今朝メールをチェックしたら、早起きの田舎の友人から「地震」という件名のメールが届いていた。福島でまた地震があったのかと慌ててメールを読んだら、北海道で大きな地震がありましたが、ご主人のご実家はいかがでしたかという内容だった。

テレビがないため、すぐにネットのニュースを見る。札幌で震度5強と知って、連れ合いに札幌の弟2人に電話するよう伝える。すぐに電話がつながり、無事で被害がなかったとわかって、ほっとした。でも、道内全域で停電が続いているらしいから、不自由な生活を強いられていて、大変だろうな。

今夏は、豪雨、台風、地震と自然災害が次から次へと起きて、日本はいったいどうなるんだろうかと、つい悲観的になってしまう。一連の災害で、日本は治安はいいけど、自然災害が恐い国というイメージが定着して、外国人観光客が減ることになりはしないか。

連れ合いの故郷が北海道と知っている台湾のKさんからも心配するメールが届いた。ニュースはあっという間に世界中を駆け巡る。

DSC00660.JPG
夕飯に北海道の秋刀魚を初物でいただく。
コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

暑さが戻れば、ビールが旨し [テニス]

水曜日は朝9時からテニスの日。早朝まで雨が降っていたので、どうかなと心配したが、8時頃には青空が広がった。ちょっと遅れて到着したけど、一番乗りだった。

まもなく、Sさん夫妻が見えて、練習の後、いつもの組み合わせでゲームをする。風が強いうえに気温も上昇してきて、ハードなテニスだった。

連れ合いも疲れたようなので、家までもたないねと「天心」に寄り、いつもの生ビールと麻婆定食でエネルギー補給。暑さが戻り、テニスのあとのビールがまたまた美味しくなってしまった。

DSC00658.JPGDSC00655.JPG
このところ、朝顔が毎日1-2個の花を付けている。朝起きるのが楽しみ。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

『検察側の罪人』 [映画]

何度も予告編を見た連れ合いがこの映画がいいと言うので、品川で『検察側の罪人』を見た。

東京地検の検事、最上の部署に若き検事、沖野が配属になる。彼は最上の教官時代の教え子。ある日、老夫婦殺人事件が起きる。最上は容疑者リストの中に、記憶にある名前を見つける。既に時効になった女子中学生殺人事件の重要参考人だった松倉という男であった。

担当に沖野を指名した最上は、松倉が今回の犯人なら、今度こそ法の裁きを受けさせようと決意する。被害者の中学生と最上はかつて交流があったのだ。沖野は松倉に自白させようと必死に迫るが、中学生を殺したことは認めたものの、肝心の老夫婦の事件は頑として否認。そのうちにもう1人容疑者が浮上する。しかし、松倉をなんとしても犯人にしたい最上は沖野の抗議にも耳を貸さず、一線を越えてしまう。

原作を読んでいないせいか、最上の友人である議員のスキャンダルなど、よく理解できないうえ、余計だと感じたエピソードがあった。正義とは何かがテーマなのかもしれないが、あまりにいろんなことを詰め込みすぎた感じで、俳優陣の熱演は認めるが、いまいち心に残らなかった。

DSC00643.JPG
煮干し出汁の味噌汁だが、ベーコンをちょっと入れたら、こくがあって美味しい。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

シルバーパスを更新 [暮らし]

止んだと思ったら、またザーッと降り出したりして、雨に翻弄された。夕方には明るくなったが、時すでに遅しで、テニスはできず。

今日・明日の2日間、近くの区民センターでシルバーパスの更新手続きができるので、済ませてきた。都営地下鉄で行くテニスクラブへの往復料金が360円。それが無料になるのだから、テニスの交通費だけでも年間3万円以上の節約になる。バスには乗らないが、最寄り駅の私鉄が都営地下鉄に乗り入れしているため、都心に行くのにも私鉄の分を払えば、シルバーパスが使える。

車がない我が家は、外出はもっぱら電車利用。このパスの恩恵は大きい。しかし一方では、われわれ団塊の世代が70代に突入したがために利用者が増え、ひいては都の財政に影響を与えることになるのではと考えると少々複雑な気持ち。

DSC00639.JPG
弟が送ってくれた野菜の中に小さめのナスが入っていたので、母のやり方を思い出しながら、漬けてみた。塩水を煮立てて、冷ました中にナスを入れ、重しをして2日置いてから食べた。まあまあの味。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

個人商店がなくなっていく [暮らし]

近所の神社のお祭りなのに、あいにく雨模様の一日。子ども神輿は中止になったらしいが、午後には雨が止み、ワッショイ、ワッショイの掛け声が聞こえてきた。

連れ合いの眼鏡のレンズに傷が見つかり、レンズを取り換えようと、徒歩十数分の眼鏡チェーン店へ。何度も利用していた、近くの個人経営の眼鏡屋が突然先月廃業してしまった。しばらく休みますと貼り紙がしてあったので、病気かしらと思っていたら、それから1カ月ほど経って、閉店のお知らせがシャッターに貼ってあった。ご主人が一人でやっていた店で、客が入っているところをあまり見たことがないから、当然後継者はいないだろう。

現在の地に越してから30年以上経つが、魚屋2軒、肉屋1軒、八百屋1軒が消滅。代わりに増えたのがコンビニ、歯科医院、マッサージ店、美容院。個人商店は減る一方で、魚屋がないのが、一番困る。魚はデパ地下で買うものになってしまった。

DSC00529.JPG
人参のへたを水に浸けておいたら、葉っぱが出てきた。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「テーラー伊三郎」を読む [読書]

3日連続でテニスをして、さすがに疲れがたまった。午後からは雨らしいと連れ合いは午前中にクラブに向かったが、私は同行せずに家で読書三昧の一日を過ごす。

川瀬七緒著「テーラー伊三郎」を読んだ。著者が同郷ということもあり、江戸川乱歩賞受賞作から始まって、ほぼすべての作品を読んでいる。今回はミステリーではなく、ちょっとテイストが異なる作品。

舞台は、著者の故郷とおぼしき福島の田舎町。そこで暮らす、人生に希望を持てないでいる男子高校生が主人公。ある日、彼が古びた紳士服仕立屋のウインドウに飾られた美しいコルセットを目にしたことで、同級生や商店街の人たちを巻き込んで、思いもよらぬ騒動が繰り広げられる。

彼の母親はポルノ漫画家だし、登場人物がいずれも変人というか、個性的な人ばかり。閉鎖的な町で、保守的な人たちからうさんくさい目で見られながらも、仕立屋を新装オープンさせるまでの奮闘物語。実に痛快で面白かった。著者は子供服のデザイナーだったので、服飾に関する知識が半端じゃなく、その方面のうんちくも興味深く読める。

DSC00632.JPG
青い色の朝顔が6個咲いた後に紫色が咲いた。苗3本を一つの鉢に植えたのだが、花の色が苗によって違うみたい。今後が楽しみ。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感