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『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』 [映画]

昨日見た映画は、『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』。70年代後半から80年代初めにテニスのスター選手だったスウェーデンのビヨン・ボルグと彼の好敵手として彗星のごとく現れたアメリカのジョン・マッケンローとの伝説となったウインブルドン決勝戦をめぐるお話。

5連勝を狙うボルグと初優勝を目指すマッケンロー。冷静で氷のような男と称される王者と激情型で悪童の異名を持つ新鋭の戦いを、彼らの子供時代のエピソードを織り交ぜながら描いている。スポーツ映画ではあるが、2人の内面を深く掘り下げていて、見事な人間ドラマに仕上がっていた。結果がわかっていても、決勝戦は息詰まるような展開で、感動する。

翌年のウインブルドンでマッケンローに負けたボルグは26歳で引退。その後、どう生きたのかを知るためにネットで検索したら、テニスで稼いだ莫大なお金をさまざまな事業に投資して失敗し、ウインブルドン優勝のトロフィーやラケットをオークションにかけようとしたこともあったらしい。若くして頂点に登りつめると、その後の人生の舵取りは難しい。

私たちがテニスを始めた頃の話なので、感慨もひとしお。ボルグが着ていたFILAのテニスウエアは当時大流行していた。高価なため、私は一着も持っていなかったが、周囲は一時FILAだらけだったのを覚えている。

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玉子焼きにニラを入れるのが好き。昔、子供の頃、祖母か母が庭にあったニラを摘んで入れていたのを思い出す。
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