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「孤狼の血」を読む [読書]

月に一度の骨粗鬆症の注射をしてから、いつもの鍼灸院へ。背中がパンパンに張っていますよと言われた。全身に鍼を打ってもらい、身体がほどけたようになる。帰宅して、本を読んでいたら、ついウトウトとしてしまった。

最近ハマっている柚月裕子さんの小説「孤狼の血」を読んだ。昭和最後の年の広島を舞台にした作品。ヤクザとの癒着が取り沙汰されるマル暴刑事と、彼とコンビを組むことになった若い刑事が、暴力団抗争勃発の危機を回避しようと活躍する話。警察ものとも言えるし、極道ものとも言えるミステリー小説である。どちらがヤクザだかわからないような破天荒な警官の人物像が魅力的で、警察組織、暴力団組織、それぞれのからみも非常に面白い。物語に引き込まれて、一気に読了。

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一昨日、代官山で見たノボタン。かなりの大木だった。
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