SSブログ

『羊と鋼の森』 [映画]

明日から天気が崩れるとの予報に、朝9時からテニスをする。あまりに風が強くて、楽しめなかった。でも、お昼に寄った「天心」で飲んだ生ビールが格別に美味しかったので、良しとする。

温泉から帰った翌日、29日に映画『羊と鋼の森』を見に行った。原作は2016年の本屋大賞受賞作だそうだが、読んでいない。

北海道の森の中で林業を営む家庭に育った青年が、高校でピアノの調律師に出会い、彼が調律したピアノの音に魅かれて、調律師を目指す。専門学校を卒業後、楽器店で調律師として働き始めるが、悩み、迷い、何度も壁にぶつかりながら、周囲の人たちに支えられて成長していく。

ハンマー(羊毛で作られたフェルト)が鋼の弦を叩くことによって音が出るなど、ピアノの中の構造を初めて知った。ちょっとした調整で音が変わるし、演奏者の希望する音が出るようにする必要もある。調律師は本当に繊細なお仕事だ。

北海道の美しい自然の映像とピアノの調べが心に響き、なんとも味わい深い作品。静かな物語だが、こういう映画もたまにはいいものだ。

映画の後、家で夕食をとってから、徒歩で区民ホールへ。「あじさい寄席」で、講談、漫談、落語を聞く。思い切り笑ったので、ストレス解消になった。

DSC09992.JPGDSC09993.JPG
DSC09994.JPG
天心での昼食は、連れ合いが麻婆豆腐定食、私は鶏から揚げサラダ仕立て定食。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感