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新聞の記事で新疆に思いを馳せる [つぶやき]

曇天ながら風もなく、まあまあのテニス日和。久しぶりに2試合した。連れ合いは4試合して、機嫌よくご帰還。

新聞に、中国・新疆ウイグル自治区で、漢族とウイグル族が衝突した「ウルムチ騒乱」から10年という記事が載っていた。私が「新疆シルクロードの旅」という12日間のツアーに参加して、新疆を旅したのが12年前。その2年後に騒乱が起きた。

当時は、じわじわと漢族が増えてはいたが、省都ウルムチ以外の町に住む人たちは圧倒的にウイグル族だった。民族的にトルコ人に近いウイグルの人たちは、穏やかでフレンドリーな人が多かった印象がある。

騒乱後、中国の締め付けが厳しく、ウルムチでは至る所に監視カメラが設置され、公安があちこちにいるらしい。ウイグル族の居住地から彼らを強制退去させ、跡地に高層マンションを建て、漢族を住まわせるというやり方で、「漢化」を進めている。様変わりした街で、ウイグルの人々は息を潜めるように暮らしているという記事を読んで、心が痛んだ。完璧な日本語を話した、あの素敵なウイグル族の女性ガイドさんはどうしているのだろうか。

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近所の名前知らずの花
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