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「推し、燃ゆ」を読む [読書]

先日、図書館に行った際、リサイクル図書の中から文藝春秋2021年3月号を見つけた。芥川賞受賞作全文掲載と表紙に載っていたので、いただいてくる。受賞作の宇佐見りん著「推し、燃ゆ」を読む。

主人公は女子高校生のあかり。精神的な問題を抱えていて、学校でもバイト先でも、そして家庭でもうまく立ち回れずにはじき出されてしまう。唯一夢中になって、真剣に取り組むのはあるアイドルの推し。SNSでファンブログを書いたり、コンサートに行ってアイドルグッズを集めたりすることに全精力を注ぎ込んでいる。ところが、そのアイドルが不祥事を起こして引退することになり、あかりは突然に「推し」を喪失する羽目に陥る。自分の背骨だと感じていた「推し」を失ったあかりは自分と向き合わざるをえなくなる。

私は「推し」という言葉の意味さえわからずに読み始めたのだが、発達障害のような主人公が抱える生きづらさが伝わってきて、切なくなった。著者は大学生だそうで、見事に同世代の心情を汲み取っている。


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朝ご飯。今年初めてトマトを買った。冬の間はキュウリ・ナス・トマトなどの夏野菜は食べたいと思わない。スナップエンドウは夏の野菜と思っていたけど、先月買ってみたら美味しいので、ずっと買い続けている。味噌汁の具は3種類入れる。今朝は、ジャガイモ・ワカメ・小松菜。納豆は、庄内アサツキ・削り節・ごま入り。食べる時にもみ海苔をかける。ご飯は3日に一度、国内産のもち麦を入れている。


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本日の洗足池

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ヒュウガミズキ?

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洗足池のほとりにある千束八幡宮で願い事をしてきた。
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