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「黛家の兄弟」を読む [読書]

朝、腕の痛みで目覚める。昨日ワクチン接種した左腕を動かすとかなりの痛みが走る。1-2回目も多少は痛かったが、これほどではなかった。熱はないが、軽い頭痛と倦怠感があり、さすがに今日は散歩に出かける気力なし。連れ合いを伴ってスーパーとパン屋に行っただけで、あとは日当たりのいい場所で時折睡魔に襲われながら、本読みをしていた。

いつ予約したのかさえ忘れていた、砂原浩太朗著「黛家の兄弟」を先日借りて、読んだ。架空の藩、神山藩の筆頭家老を務める黛家の三兄弟の三男、新三郎が主人公で、婿入り先は大目付の家柄。藩内の政争に翻弄されながらも藩と実家、婚家先の存続のためにさまざまな手を使って、政敵と渡り合い、時に懐に入って、目的を遂げていく。

久しぶりに面白い時代小説だった。新三郎の成長物語であり、陰謀渦巻く武家社会における父と息子、兄と弟の生きざまが描かれている。ミステリー要素もあって、どんどん引き込まれていき、一気読みした。


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昨日の散歩で出会ったツバキ

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冬に白菜を使って作る料理を雪下キャベツでやってみた。鍋に1/2カップくらいの日本酒を入れ、手でちぎったキャベツを敷き詰め、その上に豚バラ肉、キャベツ、バラ肉、キャベツと重ねて、蒸し煮にするだけ。肉の上には黒コショウを振った。肉から出た脂がキャベツに沁みこみ、旨い!雪下キャベツだからこその美味しさだと思う。ポン酢で味わった。
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