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「雪と珊瑚と」を読む [読書]

いつもより1時間遅い8時に散歩に出発。曇っていて涼しいので長袖シャツにしたが、全く汗をかかなかった。雨上がりの朝は空気がしっとりとしていて、草木が生き生きとしているのがいい。

洗足池の桜の山で、今シーズン初めてホトトギスの花を見た。去年まで勝海舟の墓地にたくさんのホトトギスが咲いたのに今年は刈りとられてしまったようで、がっかりしていたところだった。池の周りにはハギやヤブランも咲いている。あと1カ月もすれば、ツワブキが咲き始めるだろう。

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本日の洗足池

帰りにスーパーで買い物をして帰宅。それから連れ合いを誘って、パン屋にお昼を買いに行く。今日は素直についてきた。疲れたというつぶやきは相変わらずだが、2日続けて貼り薬を使っていないのにおとなしい。

梨木香歩著「雪と珊瑚と」を昨日読み終えた。21歳のシングルマザー、珊瑚は赤ん坊の雪を抱え、途方に暮れていたある日、「赤ちゃん、お預かりします」の貼り紙を目にする。勇気を出して訪ねると、その家には年配のくららという女性が住んでいた。くららさんと出会ったことで、珊瑚はさまざまな人に助けられながら、惣菜カフェをオープンするという夢に向かって、歩きだす。

母親に愛されずにネグレクトを受けて育った珊瑚が娘の雪の面倒を見てくれるくららさんとの付き合いの中で、自分の心の奥に潜むさまざまな感情に向き合い、自分自身や他人を受け入れていく。シングルマザーの奮闘記でもあるし、1人の女性の成長物語でもある。くららさんの料理がいろいろ出てくるのだが、それがどれも美味しそうで、読んでいて楽しい気持ちになれた。

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散歩の途中で出合った花

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洗濯物を取り込むため、3時半頃にベランダに出たら、空にうろこ雲が広がっていた。

昨日の良かったこと
①一日中雨で、静かに読書ができた。
②梨木香歩著「雪と珊瑚と」を読み終える。心が温かくなるような作品だった。
③本の中に出てきた小玉ねぎのブイヨン煮を作ったら、美味しかった。
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