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「ランチ酒」を読む [読書]

カラッとした秋晴れの日。午後の室温は27℃で湿度は35%。窓際で本読みをしていたら、暑いくらいだった。窓を開け放っても、まだ陽射しが強い。

掃除・洗濯を終えてから、徒歩十数分のお茶屋へ。先月行った時に蔵出し茶が10月末に入荷するので、いかがですかと声を掛けられた。蔵出し茶とは新茶を冷蔵保存し、数カ月熟成させてから火を入れて秋に出荷するお茶だそうだ。熟成させた分、まろやかな味になるらしい。飲んだことがないので、予約してきた。入荷したとの知らせがあり、受け取りに出向いたのだが、まだ味わっていない。お茶屋から日頃行かないスーパーに寄って、買い物をした。40分くらいのウオーキング。

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昨日の散歩で通った目黒線緑道で目にした花。タンポポやムクゲがまだ咲いている。

原田ひ香著「ランチ酒」を読んだ。10編からなる連作短編集。主人公は娘を夫の元に残し、離婚した30代女性。友達の紹介で「見守り屋」をしている。老人や子どもばかりでなく、訳ありの大人まで、いろいろな事情を抱えた人たちを一晩中寝ないで見守るのが仕事。仕事を終えて帰宅する前に、彼女はその時の気分で選んだ店で、ランチを食べて飲む。それは仕事上のストレスと自分自身の悩みに向き合い、気持ちをリセットするための時間なのだ。

私は週に一度、行きつけのカフェでパンかケーキをお供にビールかワインを1杯飲むだけだが、それでも少しは気分転換ができる。この主人公のようにあちこちの店で、飲んで食べることができたら、いいなあと羨ましく思った。そのうちにカフェ以外の店をもう1軒探してみようかな。

昨日の良かったこと
①林試の森へ散歩に行き、たくさんのギンナンを拾った。
②カフェで、パンプキンパイをお供にビールを飲んだ。
③炒り鶏にギンナンを入れたら、彩りもよく旨かった。
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