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『日日是好日』 [映画]

今日はテニスを休んで、映画へ。品川で、樹木希林さんの遺作『日日是好日』を見る。原作は、二十数年の茶道を通じて成長していった著者の半生を綴ったエッセーだそうだが、読んでいない。

真面目で不器用な大学生、典子は母親に勧められて、お茶を習い始める。初めはひとつひとつの作法にどういう意味があるのかと思いながらやっていたが、まずは形で、あとから心が入っていけばいいのよと先生に言われる。やがて、茶道は彼女の生活になくてはならないものとなっていく。

淡々としたストーリーではあるが、季節の移ろいとともに変化する茶道の決まり事を通じて、観客の心持ちをも穏やかにしてくれるような作品。お茶の先生役の樹木希林さんは、さすがにはまり役で、何とも言えない、いい味をだしていた。

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帰りに池上の「厨房しらかわ」に寄って夕食。仙鳳趾の牡蠣は今週いっぱいで、来月からは厚岸になるらしい。
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