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「模範郷」を読む [読書]

朝のうちに歩きに出かける。今朝は風もなく、全く寒さを感じなかった。洗足池はモミジがたくさんあって紅葉もきれいだが、鳥たちに会えるのが楽しみ。今日は立派な望遠レンズを装着したカメラを抱えた人が何人かいた。カワセミやアオサギを撮っていたが、スマホではズームにしてもカワセミのような小鳥は無理。


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洗足池に向かう時の空。真っ青な空もいいけど、雲があると刻々と変化するから、面白い。

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本日の洗足池

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アオサギにカメラを向ける人々

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アオサギ

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コサギ

お昼は冷凍にしてあるカレーにするからと連れ合いに言って、今日はパン屋行きを諦めさせる。その代わりに一緒にスーパーに行く。生鮮食料品は昨日のうちに買っておいたので、洗剤やトイレットペーパーなど選ぶのに時間が掛からないものを購入。往復で十数分しか歩かないのに、帰りに疲れたとつぶやいていたが、聞こえないふりをする。


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今朝の抹茶

図書館に「リサイクル図書」のコーナーがあって、勝手に持ち帰っていい本が並べられている。ざっと見て、読んでみたい本があったら、いただいてくることにしている。その中にあったリービ英雄著「模範郷」を読んだ。

著者はアメリカ人だが、日本語で小説を書いている人。その存在は知っていたけれど、作品は読んだことがなかった。1956年から4年間、著者は6歳から10歳まで、父の仕事で台湾の台中で暮らした。住んでいた家はかつては日本人の家だった。中国大陸への旅、日本での暮らし、そして半世紀ぶりに台中を訪れての回想。随筆のような私小説だが、格調高い日本語の文章に魅了された。
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